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『クローズZERO』

2009年04月12日 09時18分30秒 | 映画レビュー
原題:-
製作年度: 2007年
別題:-
製作国・地域: 日本 上映時間: 130分
監督:三池崇史
プロデューサー:山本又一朗
アソシエイトプロデューサー:
岡田有正
富田敏家
堀之内郁哉
企画:濱名一哉
原作:高橋ヒロシ (秋田書店 少年チャンピオンコミックス刊)
脚本:武藤将吾
撮影:古谷巧
美術:林田裕至
編集:
掛須秀一
長坂智樹
音楽:大坪直樹
音楽プロデューサー:古川ヒロシ
CGIプロデューサー:坂美佐子
ラインプロデューサー:原田耕治
音響効果:柴崎憲治
共同プロデューサー:佐谷秀美
照明:高坂俊秀
録音:石貝洋
助監督:西山太郎
出演:
小栗旬 滝谷源治
やべきょうすけ 片桐拳
黒木メイサ 逢沢ルカ
桐谷健太 辰川時生
高橋努 牧瀬隆史
鈴之助 田村忠太
遠藤要 戸梶勇次
上地雄輔 筒本将治
伊崎右典 三上学
伊崎央登 三上豪
波岡一喜
沖原一生
武田航平
鈴木信二
橋爪遼
増本庄一郎
渋川清彦
山口仁
辻岡正人
岡あゆみ
佐田正樹
斎藤歩
大東俊介 桐島ヒロミ
小柳友 杉原誠
渡辺大 阪東秀人
深水元基 林田恵
松重豊 牛山
塩見三省 黒岩義信
遠藤憲一 矢崎丈治
岸谷五朗 滝谷英雄
高岡蒼甫 伊崎瞬
山田孝之 芹沢多摩雄
オススメ度:★★★★★

ストーリー:
最凶・最悪の不良学生たちの巣窟、鈴蘭男子高等学校。幾多の派閥が勢力争いを繰り返し、いまだかつて鈴蘭を制覇・統一した者はいなかった。現在も、芹沢多摩雄率いる最大派閥の“芹沢軍団”を軸に、群雄割拠の状況が続いていた。そんな鈴蘭にやって来た3年の転入生、滝谷源治は、本気で学園の制覇を狙っていた。一匹狼を貫く源治だったが、ふとしたことから鈴蘭OBのチンピラ、片桐拳と出会い、次第に友情を深めていく。やがて拳は、自分が果たせなかった鈴蘭制覇の夢を源治に託すようになるのだが…。

コメント:
大好きだなぁ~この映画。
喧嘩は嫌いとか人を殴るのは教育に悪いとか言ってる人は
最初から見ない方がいい。
これは最初からそういう映画だと、
はっきり割り切って作っている作品なのだから。

もうとにかく出演者のメンズがかっこいい!!
男の自分からしても惚れ惚れしてしまう。

鈴蘭高校のトップを目指す男たちの戦い。
殴り合い、飛び蹴り、なんでもありの派閥抗争。
誰がトップに登り詰めるか、
徐々に勢力を広げていく判り易いストーリーもGood★

これだけ男くさい連中が集まれば一人くらい好きなキャラが生まれる。
個人的には山田孝之演じる芹沢多摩雄がお気に入り。
彼の演技はいつも静かだけど、暴れるシーンとのギャップが最高。
ストーリーが進むにつれて、だんだん髭面になっていく姿も彼らしいではないか。

とにかく一人ひとりのキャラがカッコいいのは言うまでもないのだが、
それに加えてカメラワーク等の演出が見事な迫力を生み出している。
特にラストの雨の中の乱闘シーンは最高だ。
男たちが血だらけ泥だらけになりながら乱れる姿が汚くもカッコよすぎる。
それはまるで「七人の侍」のラストで傷付きながら戦う侍のようだ。

もうホントに最後にはヤロウ共全員の顔が、あの口裂けキャラで有名な
”ジョーカー”のように口の回りを真っ赤に染めている姿は超不気味。
「マジで死ぬ気で闘っているなコイツ等」的な雰囲気を出しまくりで
恐いけどやっぱカッコいい。

かなりカッコいいを連発してしまったが、
マジでカッコいいのだからしょうがない。
こんなに血の気が多くて男くさい連中を見たのは、
個人的には本当に「七人の侍」以来かもしれない。

なんか気分をスカッとさせたいときにオススメの1本だ。
「クローズZERO II」にもかなり期待が膨らんでいる。


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