シネブログ

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『キンキーブーツ』

2006年12月02日 13時51分18秒 | 映画レビュー
製作年度:2005年
上映時間:107分
監督:ジュリアン・ジャロルド
出演:ジョエル・エドガートン 、キウェテル・イジョフォー 、サラ=ジェーン・ポッツ 、ジェミマ・ルーパー 、リンダ・バセット
オススメ度:★★★★★

ストーリー:
田舎町ノーサンプトンの伝統ある靴工場の跡取り息子チャーリー・プライス。優柔不断な彼は、婚約者のロンドン転勤を機に、田舎を飛び出して羽を伸ばそうと考えていた。ところが、ロンドンに到着早々、父親の訃報が届く。4代目社長としてあまりにも突然に工場を引き継ぐこととなったチャーリーだったが、工場の実情は倒産寸前と判明、嫌々ながらも従業員の首切りを開始することに。どうにか工場を救おうと悪戦苦闘するチャーリーは、ひょんなことから知り合ったドラッグクイーンのローラの悩みをヒントに、男性向けセクシーブーツの開発に活路を見出すのだった…。

コメント:
父親の急死で倒産目前の靴工場を相続した優柔不断な男が、ひょんなことからドラッグクイーンと二人三脚で工場の再生に奮闘する姿を描いた英国産ハートフル・コメディ。このお話は、ノーサンプトン(ロンドンから鉄道で1時間くらいのところにある地方都市)に実在する靴工場での実話が基になっているらしいです。
ちなみに”キンキー”には「kinky(性的に)異常な, 変態の;((俗))風変わりな, 心のゆがんだ」という意味があります。つまり直訳すると”変態ブーツ”!?
もうねタイトルからして気になってたのよw
俺”変態”だから( ̄ц ̄)

でも実際の内容は全然変態っぽくないのでご心配なくw
今年のサンダンス映画祭で話題をさらったというのが頷けるくらいホントおもしろかったです。
笑いあり感動ありでよくまとまっていたと思いました。
「オカマ」やっぱりおもしろいです!
僕はちょうど昨日オカマバーに行ったということもあり、オカマの魅力をとてもリアルに受け止めることができました。
とにかくセリフ全般が人間味のあるものばかりで心に響きましたね。
なんか「明日からも頑張ろう!!」という気持ちにさせられます☆

主演は『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』でオーウェン・ラーズを演じた(数秒しかでていません)ジョエル・エドガートン。この俳優さんの顔を初めてじっくり見たけどなかなかいい味出してるかもw
で、オカマを演じたのがキウェテル・イジョフォー。この人完全にオカマになりきってます!だって全然違和感ないもんw歌もダンスもうまいのでかなりはまり役だと思います。

とりあえず一度は観てみる価値のある映画だと思いました。