シネブログ

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『ホステージ』

2006年12月23日 01時50分23秒 | 映画レビュー
製作年度:2005年
上映時間:113分
監督:フローラン・シリ
出演::ブルース・ウィリス 、ケヴィン・ポラック 、ジョナサン・タッカー 、ベン・フォスター 、ミシェル・ホーン 、ジミー・ベネット
オススメ度:★★☆☆☆

ストーリー:
LAPDの凄腕交渉人として活躍してきたジェフ・タリー。しかし1年前の人質事件で失敗を犯した彼は心に大きな傷を負い、その職を辞してLAを去り、いまは小さな町の警察署長として凶悪犯罪とは無縁の平穏な日々を送っていた。ところがそんなある日、小高い丘に建つ豪邸で若者3人組による人質事件が発生する。完璧な防犯設備を備えたその邸宅はいまや、難攻不落の要塞と化してしまう。人質交渉に二の足を踏むタリー。しかし、その邸宅にはある犯罪組織が狙う重要な機密資料が隠されていた。そして、組織は彼の妻と娘を人質に取り、彼らが機密資料を回収するまで、警察が踏み込まぬよう現場を指揮しろと、タリーに要求してきたのだった。



コメント:
全体的に無駄な伏線が多い気がしました。

元々事件の発端となった3人の若者ですが、豪邸にたてこもった動機が単なるおふざけというのがなんとも微妙。
しかも途中から主人公の家族がある組織に人質にされたということで、たてこもり事件は単なるきっかけにすぎなかったというのがちょっとがっかりですね。
若者の一人はやけに不気味で怪しいけど、ただのいかれた少年だったというのも・・・。
もっとストーリーに絡んでくる役なら同情はできたものの、意味もなく人を襲って自滅ってのはねぇ。

結果的には、人質に取られていた主人公の家族と、豪邸に住んでいた家族だけ救出して、若者3人はあっけなく死亡。
交渉人ならもっとすばらしい交渉術を見せて欲しかった。
悪いことをした人間は死んでもいいという考えなのでしょうか?

とにかく個人的には納得のいかないところが多い作品でした。