7月23日の GOO ニュースで作家・橘玲氏が述べていらっしゃいました。
日本的な終身雇用システムにおいては、会社が潰れない限り安定した収入が得られる一方で、一度、職を失うと転職すら難しくなるのが現状だ。
統計を見れば、1998年以降に増えた自殺者の大半が40代、50代の男性なのは明らかだ。住宅ローンや教育費などの負担がかさみ経済的リスクの高い中高年男性に集中している。
日本では一定の年齢を超えると転職は事実上不可能になるが、会社をクビになっても生活コストは減らせないから、消費者金融に頼らなければ生きていけなくなる。それが行き詰まれば闇金に手を出し、最後は自らの生命保険で借金を清算するしかない
こうした悲劇の原因は「市場原理主義」ではなく、年功序列と終身雇用の日本的雇用制度にある。流動性のある労働市場のない日本では、いったん会社から放り出されると、すべての経済的な基盤を失ってしまう。「世界で最も優しい」といわれた日本的雇用システムは、実は10万人もの死者を生み出す“元凶”だったのだ。
自殺する前に一度、キリスト教会に立ち寄って「こういう場合にキリストは何と言っているのか?」牧師に聞いてみたらと思うのです。それ位の時間はあるでしょう。日本的慣行とは異質な面から現状を観ることで、事態も変わるかも知れない。私は宗教を職業としている訳ではないので他意は有りません。 小田原梅干
日本的な終身雇用システムにおいては、会社が潰れない限り安定した収入が得られる一方で、一度、職を失うと転職すら難しくなるのが現状だ。
統計を見れば、1998年以降に増えた自殺者の大半が40代、50代の男性なのは明らかだ。住宅ローンや教育費などの負担がかさみ経済的リスクの高い中高年男性に集中している。
日本では一定の年齢を超えると転職は事実上不可能になるが、会社をクビになっても生活コストは減らせないから、消費者金融に頼らなければ生きていけなくなる。それが行き詰まれば闇金に手を出し、最後は自らの生命保険で借金を清算するしかない
こうした悲劇の原因は「市場原理主義」ではなく、年功序列と終身雇用の日本的雇用制度にある。流動性のある労働市場のない日本では、いったん会社から放り出されると、すべての経済的な基盤を失ってしまう。「世界で最も優しい」といわれた日本的雇用システムは、実は10万人もの死者を生み出す“元凶”だったのだ。
自殺する前に一度、キリスト教会に立ち寄って「こういう場合にキリストは何と言っているのか?」牧師に聞いてみたらと思うのです。それ位の時間はあるでしょう。日本的慣行とは異質な面から現状を観ることで、事態も変わるかも知れない。私は宗教を職業としている訳ではないので他意は有りません。 小田原梅干
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