川勝 平太氏(国際日本文化研究センター教授)が、景観に関して興味深い見解を披露されています。「自然との融合を志向する日本人の精神性を深く宿した【文化的景観】を軸に据え、日本という国のあり方や地域性を再定義する。」と言うものです。
まづ、国土を次の四つに大きく分ける。
①日本最大の平野をもつ関東地方は「野」の文化的景観
②中部地方は日本アルプスなどの「山」の文化的景観
③近畿以西は瀬戸内海を取り囲む津々浦々の「海」の文化的景観
④北海道・東北は「森」の文化的景観
「この地域の「森の州」と「野の州」の境目にある、那須・阿武隈地域(栃木・福島県)を首都機能移転先の有力候補地とする。そのことで、森が日本のシンボルとなり、環境重視の姿勢を新たな次元で世界に伝えていく事ができる。」
景観を都市のレベルから国土のレベルに拡張した、素晴らしい見解とお見受けしました。 小田原梅干
まづ、国土を次の四つに大きく分ける。
①日本最大の平野をもつ関東地方は「野」の文化的景観
②中部地方は日本アルプスなどの「山」の文化的景観
③近畿以西は瀬戸内海を取り囲む津々浦々の「海」の文化的景観
④北海道・東北は「森」の文化的景観
「この地域の「森の州」と「野の州」の境目にある、那須・阿武隈地域(栃木・福島県)を首都機能移転先の有力候補地とする。そのことで、森が日本のシンボルとなり、環境重視の姿勢を新たな次元で世界に伝えていく事ができる。」
景観を都市のレベルから国土のレベルに拡張した、素晴らしい見解とお見受けしました。 小田原梅干