月の海

月から地球を見て
      真相にせまる

生命の起源 その2(再掲載)

2013年02月08日 02時51分53秒 | 科学(宇宙、SF)

6年前に掲載したものの加筆再掲載です。
ちなみにセレーネは後にかぐやという愛称になります。

 月探査衛星セレーネがもうすぐ打ち上げられる。
マイクロバス位の大きさがあるという。
それなら人間を月に送ることも可能だろう。
しかし、ロボット大国の日本ならアシモを送るべきだ。
アシモなら宇宙服はいらないし、酸素ボンベもいらない。
おまけにアイボを連れて行くのもいいだろう。
いつか、上野の西郷さんの隣にアイボを連れた、
アシモの銅像が建つかもしれない。
特に火星へに行くには片道、半年かかる。
人間が行くには、その間の水や食料、酸素が問題になる。
しかし、アシモならその必要はない。

 また、こんな計画もある。現在、金星は厚い雲に覆われた
灼熱地獄だが。その大気の上層部の気温の低いところに
クロレラを散布し、クロレラの光合成を利用して、非常に長い
数億年という単位で、金星の大気中の炭酸ガスを減らし、
酸素を増やし、炭酸ガスの温暖化をなくし、灼熱地獄の
金星を生物の住める星にしようというのだ。

 昔、地球が厚い雲に覆われ、灼熱地獄だった頃、
鉄の文明が反映していた火星でも同じ事を考えていた。
地球の大気の上層部に葉緑素を持った微生物を散布したのだ。
その結果地球の大気は炭酸ガスが減り、酸素が増え、
温暖化がなくなり冷えて、熱を閉じ込めていた雲は
雨となり地上へ落ち、海が生まれた。
 火星の微生物も雨と一緒に海に落ち、そこで生まれた
生物は、火星から来た微生物の葉緑素を取り込み植物となり、
また微生物のミトコンドリアを取り込んだ生物は動物となった。

 生物学的に植物の葉緑素や私達の体にあるミトコンドリアは
地球外から来たと言われている。
私達の身体には火星からのプレゼントが残されている。

写真はおとといの荒川貯水池。