ここ数年の曲の中ではひさびさの名曲!
「タイトル」以来の聴き込める楽曲!!
その前提で、素直な感想を。。。
CDプレイヤーにかけた瞬間、とにかく、あまりの音の悪さにヒいた。
低音がボワボワとこもっていて、いかにもJ-POP なダメダメ・ミックス。
ただ音圧が高いだけで精細さ皆無という、もっとも悪い和風ガラパゴス・ミックス例。
ちゃんと洋楽を聴き込んできていないエンジニアやディレクターが、無駄なプロ意識で音を作るとこうなってしまう。
あ、いくら洋楽聴いていても、ちゃんとしたオーディオ使ってなきゃ、聴いてないのと同じです。
言葉は悪いけれど、「ツ○ボ」としか思えない。
で、楽曲は、miwaさん初ではないかと思えるレベルでの王道J-POP。
まるで、J-POP制作のための公式集から引っ張り出してきたような楽曲構成。
あまりにありきたりな展開。
たとえるならば、「いきものがかり」や「Mr.Children」や「あいみょん」と全く同じ。
あ、これは完全否定しているわけではないのです。
私は、歌謡曲として「いきものがかり」好きです。
キョエちゃんの歌声が心地よいのと、童謡のような単純なメロディーが秀逸だから…
彼ら、最高のPOPソングを作るアーティストです。
ただ、ロックではないし、もっと言えば音楽ではなく「歌」なのです。
miwaさんは、音楽を作れる稀有な邦楽アーティストで、これまでJ-POP公式集からそのまま引用したような「歌」は作ったことがなかったのです。
(詳しくは解説しません)
おそらくタイアップ先のつまらない要求に応じて、自分らしさを押し殺して作り上げたのでしょう。
プロの作家根性、半端ない!!!(推測)
だから多少衝撃は受けましたが、さすがというか、凡百のヒット・アーティストとはレベチの完成度です。
その、「それでもただ」↓
付属のBlu-rayの方が、スタジオ・レコーディングのCDよりよっぽどサウンドが素晴らしいです。
本来、ちゃんとミックスしたらスタジオの方が有利なわけで、いかにCDのミックスが酷いかということ…
CDを購入した人が満足できるように、ちゃんとしたサウンドを作って欲しい。
サブスク音源をクソサウンドのairPodsやbeatsなんかで聴いてる連中の環境に合わせるのは意味不明…
そもそも、そういう人たちは音質なんて1mmも気にしないからそういう聴き方をしているわけで。
ファンゆえに苦言を呈せざるを得ませんが、楽曲、最高でした!!