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天上天下唯我独尊

スノボ、アウトドア、カメラ、音楽、自動車、オーディオ、miwaさん、バンドなどなど。

虎の威を借る狐

2024-02-26 21:55:44 | 日記

相州麺店「北海道産小麦」きしめん…

 

え?

これは神奈川県なの?

北海道なの??

名古屋なの???

 

なんか響きのいいのを集めてみました食品。

正解は…?!

 

神奈川県の座間市産でした。

小田急食品、安直すぎませんか?

 

神奈川の誇りはどこへ?

 

鍋も食事もうまい!

 

でも、「虎の威を借る狐」のダサさに思いが至ってしまう。

 

東京ディズニーランド:千葉ディズニーか幕張ディズニーの方が素直。そんなに千葉県にプライドないのか? だったらより広範囲に日本ディズニーランドだったらOK!

TOKYO BAYSIDE:確かに東京湾にあるけれど、だったら「TOKYO-BAY SIDE」ですよね。そんなに千葉県にプライドないのか?

東京ドイツ村:もはや遠すぎて東京感0。ゼロですよ! そんなに千葉県にプライドないのか?

渋谷教育学園幕張高等学校:幕張高等学校だけで良くない? なんで関係ない地名の入った経営母体の名前が先に来るのだろう? そんなに千葉県にプライドないのか?

ラフォーレ原宿 松山(愛媛県):笑! そりゃ消滅してしまいますわな。

 

愛媛県のお隣、高知県のポン酢「ゆずの村」は最高に美味しい。

あえて、「村」と打ち出す潔さが都会人のハートを掴む。

 

で、最後には「虎の威を借る狐」うどんで、〆。

「きつねうどん」じゃないですよ!

 

至福です。

 

一人前でこのお椀で3倍ちょいの量でした。

たっぷりすぎるかな…

 

というわけで、最高にイケてない「虎の威を借る狐」ネーミングの話題でした。

 


坊主、まる損?

2024-02-26 17:26:29 | 日記

何度も書いていることですが、BOSE スピーカー111ADとアンプ1705IIの出すサウンドが心地良すぎます!

 

今日は、数週間ぶりの超久々テレワーク。

日中なので、音量をMAX 65dbくらいまで上げて、BOSE音質に包まれてみました。

(この部屋における最大音量限界値)

 

最高!!!

 

低音が響かない近隣迷惑防止仕様がこの111ADの長所なのですが、さすがにもの足りなさすぎるので、サブウーファーとしてYAMAHA YST-SW45をかすかに鳴らしてはいます。

気づかないくらいほんのわずかなサブウーファー補正です。

 

このアンプ、左右別々に音量調節できるのが秀逸なんです。

まあ、ラックスマンにも左右バランスはついているのですが、別々に合わせられる方が直感的に最高なるサウンド効果に近づけるので重宝しています。

 

当たり前ですが20世紀のBOSEにしか出せないサウンドがそのまま再現され、30年の時間を余裕で超越して極上世界を創造してくれるわけです。

 

アンプもスピーカーも、何年も前に中古1万円少々で購入した年季モノの中古品。

これだけ満喫しているのに、BOSEには1円も還元できていないのが心苦しいところ。

 

というわけで、「坊主、まる損?」なお話でした。


スノーボードの楽しみ方 〜年齢相応編

2024-02-25 18:19:31 | Snowboard

スノーボードは楽しい!

疑問の余地はない。

 

生きている実感、シミュレーションかもしれないこの現実を意義あるものにしてくれるスポーツ。

 

 

この雪に覆われた連山と真白に覆われたゲレンデを疾走するのは最上なる快感!!!

でも、年齢相応ってあると思うんですよね。

 

そりゃ若い頃は体力もあるし反射神経も優れているし、ガンガン滑ってリフト代の元を取るって方向性で問題ないと思います。

 

しかし定年を数年後に控えたシニア券対象になってる人間が、よりハードな斜面をストイックに高速ランで攻めるってのには、寒さを感じてしまいます。

 

加齢による体力と反射神経の劣化に、ちゃんと向き合え!!!と。

痛いジジイまっしぐらなのは、ダサすぎでしょう!

 

現時点でのリアルな年齢に合わせてのんびり楽しむ、雪山情景を満喫するって新たな方向性こそ、誰にも迷惑をかけないスノーボーディング。

 

 

雪が極端に少ない2024年シーズン、解けて固まった凍結バーンが全面に広がったゲレンデなんて、滑ったところで快楽度ゼロ!

ゼロ、ゼロ!!

 

認めなさい。

 

だったら、スノーボードギアを全て外して、雪山を眺めたり撮影したりする方がはるかに楽しい!

年齢相応の、まやかしなき新なる楽しみだ。

 

まあ、酒を好きに呑めるのは、楽しくないアイスバーンをいまだガンガン滑ることに固執して、アルコールを入れずストイックにマゾヒスティックにスキーをしている友人が車を運転してくれるからなのだけれど…

 

カメラに風景鑑賞に雪山空気感の享受。

 

すべて、友人ともちつもたれつな真逆の方向性のおかげ。

このシミュレーション世界、両極端が調和することこそハッピーの秘訣だと思います。

 

 

偏っていて反対を認めないのは、最大なる不幸!!


君は放課後インソムニア、アニメ版全話踏破!

2024-02-22 02:49:07 | 日記

Prime Videoで、アニメ版を全部見た。

はい、おすすめアニメです。面白かった!!

 

その前提で、本音を書いておきます。

 

前の記事で書いたように、原作漫画には「絵を描きたい」という原作者の想いが先にあって、人物の内面描写を重視する姿勢は感じられません。

残念ながら、アニメ版でもその欠点は引きづられてしまっている。

登場人物に「人間味」が全くないのです。

 

いやいや、みんな優しくて人間味溢れるじゃん!

て、声が聞こえてきます。

いやいや、優しくていい人すぎるのが人間味の無さなんですよ。

最近の漫画・アニメ・ドラマはほとんどそうなんだけど、徹頭徹尾憎たらしいキャラが出てこない。

現実世界ってドロドロ醜いものだから、いい人しか出てこない作品てのはリアリティなくて、人間臭さがないのです。

 

そんな中で、この作品にリアリティと危機感を演出してくれているのが、

イサキさんの心臓病設定と、ガンタくんの母親に捨てられた設定です。

特に、イサキさんには何度も死亡フラグが立てられていて、その儚さが作品に重みとリアリティを与えています。

 

でも、心臓病と幼少期の離婚トラウマって、あまりにベタすぎる設定ですよね。

まあ、それでも惹きつけられて観てしまうわけですから決してハズしてはいないのですが、「不眠症」という珍しい設定を軸に始まったストーリーとしては物足りなさもあります。

 

で、アニメ版は、そんな2人が撮影合宿を終えるシーンで完結します。

青春の甘酸っぱさを湛えたまま終わり、実に素晴らしいエンディングだと思いました。

 

となると、続きが気になるのが普通。

しかし、原作者の漫画にはあまり私の適性が合っていないので、ネットでネタバレ読んで面白そうならばと検索。

 

何度も死亡フラグ立っているイサキさんが亡くなってしまうのか、無事にハッピーエンドを迎えるのかが気になったからです。

で、亡くなるのであれば漫画を全巻揃えようと思ったし、ハッピーエンドならばこのままアニメ版で満足して撤収しようと決めてました。

 

だって、このアニメの面白さの根幹って、イサキさんの儚さにあるわけです。

残酷なようですが、こんだけ伏線を張ったら「死亡で回収」されるところで涙したいわけです。

 

私の中では勝手に、天文部が盛り上がっていって仲間を巻き込みながら、星空観察会のクライマックスでイサキさんが亡くなることを夢想していました。

彼女なら、致命的なまでに悪化している病状を隠して最後まで普通に笑い続けてくれているだろうという期待。

 

が、ネタバレを読んで分かったのは、ストーリーや人物描写に深みを与えられない原作者の欠点を最大限に発揮し、ラストがハッキリと描かれていないということ。

いわゆる、「読者の想像にお任せします」コースらしい。

はい、駄作認定です。これだけは、やっちゃいけないのです。

編集者に恵まれなかったのか、原作者の限界なのか…

 

庵野秀明監督も、あれだけ理解できないエヴァンゲリヲンを永年作り続けてきましたが、

最後には猛反省するかのように単純明快でありきたりなハッピーエンドを描きました。それまでに何百人の「碇シンジ」が犠牲になったのかは知りませんが…

でも、ちゃんと完結したからこそエヴァは傑作として残ることになったと思うのです。

 

最後に、主人公のガンタは「丸太」と書くのですが、ここも作者の知性に???を抱いてしまうところです。

「丸太」は「マルタ」、つまりは大東亜戦争中の731部隊の人体実験材料とされた中国人犠牲者を直接的に連想させてしまいます。

そんなことにも配慮できないのは、編集者にも問題大きいとは思います。

 

とかなんとか、こんなに長文を連ねてしまうのは、「この作品には力があって面白かった」というのが間違のない事実だからです。

ようは、惜しい! 惜しすぎる!!

原作改編が悪として叩かれている昨今のニュースがありますが、この設定とストーリーの基盤をいただいて、まるっと書き換えたい気分なのです!

 

失礼いたしました。


U2 "The Joshua Tree"

2024-02-20 13:51:22 | Music

Amazonのレビューを読んでいたら、この作品の何が良いのかわからないって意見があった。

感性は人それぞれだからそれでいい。

それが、音楽。

 

だから私も言わせてもらう。

この音楽を貶すことでなにかしらの優越感を得ようとしているであろうそのコメントした人間、本当に感性が鈍くて可哀想なヤツだと思う。

 

U2の作品を否定する前に、己の劣った感性を否定せい!

 

さっぱりしたので、本題に。

 

で、このヨシュア・トゥリーはU2の傑作とか代表作と言われることが多いけれど、決してそんなことはない。

いや、傑作であることには異論がないのだけれど、代表作ではなく異色作なのだ。

 

私がU2の傑作で代表作だと思うのは、「BOY」「The Unforgettable Fire」「Actung Baby」の3枚。

 

実はU2、この「The Joshua Tree」と「Actung Baby」という名盤の間に、「Rattle and Hum」という異色作にして駄作を残している。それは、ヨシュア・トゥリーの路線をさらに拡大してしまったからの結果で、当時はもはやU2は終わったとさえ思った。

気づいたのか、「Actung Baby」で見事に帰ってきてくれたのだけれど。

 

その「Rattle and Hum」へと至る崩壊の端緒が「The Joshua Tree」に現れており、その意味で素直にU2の代表作とは考えたくないのである。

 

で、本当に終わるのはアルバム「POP」。

いまや、息子のインヘイラーがリリースするアルバムの方が何倍も素晴らしい。