goo blog サービス終了のお知らせ 

天上天下唯我独尊

スノボ、アウトドア、カメラ、音楽、自動車、オーディオ、miwaさん、バンドなどなど。

SUVばかり乗り継いできて思うこと

2024-06-08 16:15:20 | ランドクルーザープラド(95系/120系)

最初に購入したのは、3000ccのハリアー。

これは海外でレクサスRX-300として販売されていたものを日本向けにデチューンしたもの。

ベース車両は高級車のウィンダム。

それゆえにボディも内装もしっかりとしていた。エンジンもパワフル。

ただしフロントへヴィーが顕著で、高速道路直線番長的な性格だった。

 

で、買い替え検討で3代目ハリアーに試乗した時に驚いた。

エンジンが弱体化していることには目を瞑るとして、ドアがペナペナで内装が派手なだけで安っぽかったからだ。

もはや、ワイルドでもフォーマルでもなくなっていた。

調べてみたらベース車両は当時のRAV4。

現行のRAV4はかなりしっかりしていて好感度高いが、当時のはカローラ以下の作りで、現在の車で言えばヤリスクロスみたいなもの。

いや、いまのヤリスの方がしっかりしているので、ヤリスにも失礼なレベルだった。

 

ようは、レクサスの格安版だったハリアーが、トヨタのエントリーカーの割高版国内専用車に変貌を遂げていたのだ。

もう、ガッカリなんてレベルではなかった。

 

いまだにハリアーは売り上げ好調のようだから、大多数のユーザーは自動車のヒストリーとか成り立ちなんてのは全く気にしないのだろう。

 

次に購入したのは95系プラド。

北海道に転勤になって冬を過ごしたので、より本格的なクロカン系SUVにどうしても乗りたくなった。

 

意外だったのがハンドリングの素直さ。

FRベースのおかげと前後重量配分の良さで、コーナリングが楽しいのである。

 

だが、こいつは2700CCのガソリンエンジンで、まあ走らない走らない。

中央高速の談合坂登りではベタ踏みして120kmがやっと。しかも、壊れてるんじゃないかってくらい爆音をあげる。

こりゃいかん。

 

というわけで、4000CCの120系ランドクルーザープラドに買い換え。

こいつは、見た目通りどっしりとしていて、パワーに不安はないし走破性は抜群。

あらゆる点で不満なしのSUV完全体。

 

だが、世の中でエコが叫ばれてきて、ガソリン価格も上昇し、ハイオクでリッター6km程度しか走れないことを負担に感じ始めた。

世の中は、ハイブリッドに向かっている。

意識高い系なので、乗り換えよう。(笑)

 

で、ヴェゼルのハイブリッドに。

この車、素晴らしかったのです。

エンジンは1,500CCですがミッションがDCTなこともあって、キビキビ走る走る。

電動モーターも燃費のためというより、キビキビ走るためにパワーを補填して入れてくれる方向性。

楽しいのだ!

CX-5の10倍はZOOM ZOOMしていると断言できる完成度!

しかも、レギュラーガソリンでリッター16kmも走ってくれる。もはや、これも別ベクトルでのSUV完全体。

まあ悪路走破性はランドクルーザーと比べくもないのだけれど、私のスキルも上がっているので、スタックすることは皆無だった。

街乗りメインのアウトドア派には最適解SUVのひとつだと思う。

 

あ、購入しているSUVはAWDです。

SUVで2WDとか、私には意味不明なのです。

街乗りでしか使わないから2WDで十分という理屈もわかるけど、そもそもアウトドアで活躍させる気ないならSUVなんて不要なわけで。

 

ファッションで乗ってる人が多いってことを、このあと思い知るとともに彼らを憎む事態が発生します。

 

娘が免許をとって、練習用に小さい軽自動車が欲しいというので、ヴェゼルを手放す決意をした。

家の駐車スペース、1台分しかないもので。。。

が、安全性を考慮したら軽自動車だけは無理。自分の子供を軽自動車には乗せられない。

コンパクトカーならということで、フィットを購入。

娘ちゃん、案の定べコンベコンに凹ませてきた。

 

フィットはさすがホンダで、エンジンは快適で不満ないし、ハンドリングも素直。

後席が跳ね上がるので荷物もたくさん詰めるし…

ただ、ぴょんぴょん跳ねるサスだけは弱点。

 

このあとレンタカーで新型フィットに何回か乗ったけど、圧倒的にこの旧型フィットの勝利。

内装が、信じられないくらいチープになってしまってるんですよね。

 

2年が経過し、無事娘も運転に慣れてきたので、SUVに戻す決意を。

そこで、このエクストレイル。

 

実は、初代ヴェゼルのガソリンAWDに戻そうと思っていた。

で、フィットを購入したホンダのディーラーに足を運んだのだが、2週間以上待っても中古の初代ヴェゼルAWDが出てこない。

範囲をハイブリッドに広げても出てこない。

在庫出てくるのは全てFF版のみ。

 

ディーラー営業担当はやたらFFを勧めてくるけれど、FFのSUVなんてのは私にとっては存在意味不明でしかなく、検討対象外なのだ。

「ヴェゼルはほとんどがFFなんです!」

その一言で、ヴェゼルは諦めた。

 

なんてこったい!

SUVなのに2WDでいいやってファッションだけの輩がそんなに多いとは!!!(怒)

 

で、日産の正規ディーラーに行く。

あ、私は正規ディーラー以外で中古車を買ったことがないし、買うつもりもないのです。

一般の中古車ショップなんて信用できんからです。

そうこうするうちに、ビッグモーターの事件が世に出ました。

私に言わせれば、そんなとこで購入する方が悪いのです。

 

あ、話がそれました。

その日産のディーラーでエクストレイルT32(もちろんAWD)が出てきました。

 

じつは先代までのエクストレイルは大嫌いでした。

私が乗っていた95系ランドクルーザーをデフォルメしたような外観デザインが、ダサいのでどうしても受け入れられなかったのです。

いまだに初代と2代目エクストレイルがかっこいいなんて人がいますが、私には信じられません。

 

が、このT32が世に出てきた時に驚きました。

嘘のようにデザインが洗練されてきていたからです。奇跡のモデルチェンジ!

 

買い替え検討にあたり色々と試乗する中で、ハンドリングと乗り心地では圧倒的にスバル「フォレスター」が秀逸でした。

でも、やはりエクステリアのデザインがまったく受け付けません。内装も野暮ったい。

 

総合力では、RAV4に軍配が上がります。

でも、高額すぎるんですよね。それに比べるとエクストレイルは圧倒的に安い。

エクステリアとインテリアは、RAV4もエクストレイルもどっちも好み。

となると、コスパ抜群のエクストレイルしか選択肢に残らなかったのです。

 

エクストレイルのインプレッションは以前に書いているので割愛。

 


120プラド、衣替え

2009-03-29 22:53:00 | ランドクルーザープラド(95系/120系)
08-09雪山シーズン終了決意とともに、愛車LAND CRUISER PRADO TX-limitedを冬仕様から春夏秋の標準仕様へ。
昨年11月納車時にはスタッドレス装着だったので、初めて「特別仕様車」本来の姿になった。
といっても、スキー・キャリアを外して、タイヤをブリヂストンの純正に換装しただけだけれど・・・。


走行距離は、4ヶ月で4,500km強。95プラドの時よりも確実に距離が伸びている。
それは、ひとえに4000cc V6エンジンのおかげ。長距離ドライブでほとんどの区間を占める「高速道路」における快適性が、これまでの2700CCとは段違いで、疲労感を全く感じないからだ。
ミニバンやコンパクトカーという一般的な乗用車から確実に「遅れを取る」クロカン4駆から、「流れをリードできる余裕」をもったスポーツSUVに変わった感じ。


燃料はレギュラーからハイオクになったものの、なんと燃費は向上。2人乗りで出かけた時は7.7km/Lを叩き出したこともある。(スタッドレス)
これは、かつて乗っていたV6 3000CCのハリアーとほぼ同じか若干上回る数値。
大満足!!

さあ、釣り道具とキャンプ用品の手入れをして、
渓谷を目指そう!!



プラド120系、インプレッション

2008-12-03 02:08:23 | ランドクルーザープラド(95系/120系)

新型プラドで丹沢湖を目指す。が、新しいナビに慣れていないので大井松田をスルーして25km先の御殿場まで走り抜ける。
富士山が美しかったから、まあよしとしよう。


で、ようやく丹沢湖に。きままなドライブ。
このプラド、走行距離が400kmを超えた。市街地から山道から高速道路まで一通り走ったのでインプレッションを。
まず、一番の違いは4000CC V6エンジンと5AT。
いままでフルスロットルでようやく120kmを維持していた高速道路の坂道も、軽く足を置いているだけでスルスルと登って行く。
150馬力と250馬力の違いは、数値以上に遥かに感覚的隔たりがある。
しかも、スタッドレスを履いての平均燃費は7km。前の2700CCが6kmだったから、ハイオクになったとはいえ燃料代はそれほど変わらないはずだ。夏タイヤなら、きっと8km/Lは走ってくれるだろう。燃費向上してパワー向上なのだから、大したものだ。
さらに5ATが素晴らしい。下り坂では自動的にシフトダウンして、きちんとスピードを維持してくれるのだ。今までの4ATであれば、ブレーキ多用だったのに・・・。


でもいいことばかりでもない。
先代2700TXはエンジン非力だったから、結構フルスロットルで加速出来て面白かったし、重量軽いからコーナーを思った通りのラインで駆け抜けてくれた。
しかし、この4000TXはどちらかというとパワーがトゥーマッチで、粛々と走る感じで面白みに欠ける。さらに重量あるから、コーナーでは大きく膨らんでいく。
しかもパワーあるからコーナーに入るスピードが上がりがちなので、非常に怖い。


向かった中川温泉「ぶなの湯」はなんと定休日。
わざわざ御殿場から引き返してきたというのに…
で、行ったのは秦野市の鶴川温泉にほど近い「丹沢湯彩 ほたる」。
市街地の路地の奥まったところにあって分かりづらかった。
施設はとてもきれいで広かったけど、受付のお嬢さんがひどくぶっきらぼうで印象悪し。
特に際立った特徴ある温泉ではないので、せめて従業員の接客くらい教育しておかないと・・・


話をプラドに戻そうと思う。
この120系で気に入っているのはこのシンプルな内装。同じ値段で購入できるムラーノも試乗したけれど、正直6年の差は大きくて圧倒的にムラーノの方が高級感があって魅力的だった。
じゃあ何がいいのかというと、パッケージングというのだろうか・・・。
ムラーノは雰囲気いいのだけれど、天井低くて圧迫感あるし、荷室は狭くて使いづらい。おまけになんかゴチャゴチャした印象なのだ。
なんか、バカでかいボディが一切生かされてないのだ。
一方、このプラドはモデル末期ゆえに目新しさは皆無なのだけれど、非常に広くて使い勝手がいい。


そしてもう一つのお気に入りが本革シート。旧型に比べて圧倒的に座り心地いいし、運転席のランバーサポートが秀逸で、今後も外せない装備になってしまった。
さらに、先日実家で祖父母含めて8名乗車する機会があり、ミニバン的に使えて重宝した。
高速道路での圧倒的なパワー、SUVの力強いデザイン、悪路走破できる本格的4WD、落ち着いた内装、ミニバン的使い勝手…

2世代目になったLAND CRUISER PRADO、実に完璧なまでに私のニーズを満たしてくれている。
あと7cmくらい幅が狭かったら、本当に言うことないのになぁ。
やっぱ、ちょっと幅がデカい。



ランドクルーザー プラド120系、納車!

2008-11-23 17:35:28 | ランドクルーザープラド(95系/120系)

実に10年ぶりに、新車を購入した。
LAND CRUISER PRADO TX-limited。
エンジンは、迷わず4000CC V6を選択。
実に静かでスムース!!

この120系、どうしてもフロントの顔が好きになれずにいたのだけれど、それは今も変わらない。
70、95、そして100、200系・・・。歴代ランドクルーザーは実にオーソドックスなヘッドライト形状なのに、なぜこの120系のみ異形マヌケ面にしたのか理解に苦しむ。



とはいえ、基本性能では文句無し。
モノコックやFFベースのSUVとは一味も二味も違う満足感に酔いしれることができる。
こればかりは、感覚的なものなので説明が難しい。
乗ってみなきゃ分からないし、クルマを単なる移動手段と思う人には乗ってもわからないかもしれない。


これからは、この2代目プラドで野山を駆け巡る。
まずは、雪山・・・!!




新車購入!!SUV、一気斬り!(新車追加)

2008-10-20 02:17:06 | ランドクルーザープラド(95系/120系)
エクストレイルとパジェロに、クリーン・ディーゼルが相次いで発売された。
近くのディーラーで幟上がってたけど、これは登録できるのかな?
だとしたら、念願のディーゼルSUV購入か?!
ということで、買い替え意欲が高まった。

そこに、VWティグアン登場と、そして日産ムラーノのフルモデルチェンジ。
早速、検討を本格化。


で、まずはパジェロ
★★★
ディーゼルは嬉しいが、車両価格400万円を三菱車に投下する気にはなれないのが残念だ。
プラドTXの4L以下の価格に設定できなければ、勝負にならないと思う…。
が、パジェロ買うなら現状このニュー・ディーゼル以外に考えられないというのも事実。


で、本命はエクストレイルのクリーン・ディーゼル。
★★★★★
パワーは上記パジェロに匹敵、で燃費は軽油でリッター15km以上。
おまけに、トランスミッションは6MTのみで、オートマ無し。
参りました。
エクストレイルは形も4WDシステムもコンセプトも受け付けなかったけど、ここまでスッパリとマニアックにやってくれてしまうと、これは受け入れるしかない。
個人的に言えば、このディーゼルのグレード20GTは「エクストレイルにしてエクストレイルにあらず」な存在になった。
しかも価格は300万円で済む。
残念ながら、これら2台のディーゼル車は試乗していない。



一方で、もっとも私を刺激したのがこのVWティグアン
★★
エクステリアが実にスタイリッシュ。
早速、試乗したけれど、ターボの2.0Lエンジン(TSI)が実にすばらしい。
ボディーもしっかりしていて、いかにも頑丈そうだ。
だけど、それだけなんだよなぁ。
なんというか、ドイツ車らしい「プラスアルファ」の悦びがなくて、「まるで国産乗用車みたい」とうのが素直な感想だった。
すぐに飽きてしまいそう。
これなら60万円安いエクストレイル20GTの方がずっと先進的で楽しそうだ。




そして、最新かつ高級志向なのが新型ムラーノ
★★★
外観デザインは好き嫌いあるだろうが、私は嫌いではない。
試乗したのだが、なにより本革の内装が圧倒的に高級感があった。なんというか、無理やりな高級さではなく、「雰囲気がいい」というさりげない高級さなところが実に好感度高かった。
一方で、SUVとしては失格。
なにより、これほど巨体でありながら荷物スペースが不相応に小さいのだ。さらに、流線形なので天井が低くて圧迫感さえある。
なんのための巨体なのか…。
アウトドアで使うためにSUV必要とする私にとって、「カタチと雰囲気だけ」では役不足・・・。
でも、ティグアンと同価格でこの高級感あふれるムラーノ250VX FOURが購入できると知り、一気にティグアンに対する熱が冷めたのは事実だ。

さあ、では何を購入したのか…。
それは、自分でも意外といえば意外な結論だった…。

11月末、納車予定。