新型LAND CUISER PRADOが発売された。
先日実車が走っているのを見かけたけれど、フロントまわりがスタイリッシュに見えた。
でも、写真で見るとあんまり大差ないなぁ・・・

センターコンソールからは、フィールドモニターがなくなり、駆動切り替えレバーも消えた。エアコン吹き出し口ばかりが目立つ。しかもこの内装は、86万円!!もするメーカー・オプションのNAVIを装備した場合。
おいおい、ナビだけで軽自動車が買えるぞ~。

で、そのオプションを選択しないと内装はこうなる。
あまりに味気ない。オフロード4駆らしさを、せめてもう少し・・・。

リアはスッキリ。先代ハイラックスサーフに似ている・・・。
今回のフルモデルチェンジは、上記内装もそうだけど、とにかく販売戦略がユーザーに不親切。
・ベースグレードTXを選択した場合、2.7L直4エンジンでしか本革内装のTX-Lが設定されていない。プラドが本来の性能を発揮するのは4.0Lエンジンであるが、TZ-GというTXより100万円以上高いグレードを購入しないかぎり、高級感皆無の布シートに甘んじるしかない!
・その2.7Lエンジンは120系のキャリーオーバーで、なんとATは4段。カローラでも6速AT装備なのに、支払い総額400万円以上の新型車であんまりだ。
・4.0Lエンジンは、ハイオクからレギュラー仕様へ。馬力上がったと言われても、なんだかグレードダウンの気分・・・。
と言いながら、全車VSC装備は素晴らしいし、基本設計新しい新型の魅力は強い。
120系も最初は基本95系エンジンのキャリーオーバーでしかなく、マイナーチェンジで4.0Lエンジンが加わってようやく買い替える意味が生まれた。
この150系も、クリーンディーゼルやハイブリッドなどの魅力的な心臓が積まれるまでは、私にとっては「待ち」だ。
その頃にはきっと、2.7L以外のTXにも本皮内装が用意されていると信じたい。