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ナイトバードが届いた。(再掲載2)

2021年08月31日 | I LOVE M&S 

2017-03-29 13:38:43

ヱヴァ・キャシデイのライブ盤が到着した。

(I氏より3枚目‥すでにほかにもいろいろ・・頂戴している)

彼女が生きていたら

代理よりいくつか下であるが・・・

まず、彼女の履歴などしらずに

アルバムを聴いたら、

ものすごく、古い時代の人かと思ってしまう。

 

ひとつに、

彼女がまともな録音技術・場所に恵まれなかったと言ってよいかもしれない。

Nightbird

http://www.tapthepop.net/news/38080

 

に、よると

彼女の死後、脚光を浴びたということと

それまで、まともなアルバムがなく

いよいよという矢先に病気が発覚し・・・

 

生前に出したアルバムは

Live at Blues Alleyの1枚のみ。

そして、そのアルバムから20年を経てアルバムが出る。

小さなライブハウスで余命いくばくもなかったヱヴァが

ファイナル・ライブを開く。

それらの、

DVDは、手持ちの機材で撮ったようにみえる。

白黒で家族が撮影したにしては、巧い。

おそらく、プロカメラマンだとおもう、

録音機材ももちこんでいるし・・・

 

こういう背景が、古い昔の人というイメージをもたらしていた。

 

そして、結局は死後、2枚のアルバムと

生前の1枚のアルバム。

 

例えば・・・

宇多田ヒカルあたりのデビューアルバムは

定評のあるロスアンゼルスだったか(うろ覚え)の

スタジオで収録されていたと思う。

 

全体の構成という「家」があって

アルバムがヒットするという要因はおおきい 。

例えば、アバあたりは、

微妙なエコーがかかるスタジオを利用して

最初のアルバムを仕上げている。

音響効果・ソルフェジオ効果というものをかなり重視していた。

 

こういうあたりからいうと、

アルバムとしての完成度にこだわれる環境・自分の意志が

育ちきれるまでに

夭折してしまったと言う事だろう。

 

LINNのデッキでDVDをかけているが・・・

どうも、

山崎ハコを彷彿させるのは相変わらず。

・・・・・

ヱヴァがメジャーにデビューできなかった要因に

悲しみや孤独を内包したブルースも歌い上げられる歌手だったが

それが、逆に

「重たすぎる」ということで、(アメリカでの評価として言われている事)

当時の路線を言えば、

たぶん・・アバとか?あのあたりのポップなリズムがヒットしていた頃だろう。

レコード会社の要望を

ことごとく断ったというのがある。と、書かれている。

 

すると、代理は疑問を感じてしまう。

山崎ハコについていえば

「重たすぎる真摯さ」である。

 

それが、ちゃんとアルバムを出し続けていることを思う。

 

ハコの重たさについていえば、

正直、ヱヴァどころではない。

それでも、重たい・・・というアメリカの

「一般受け」を重視する風潮からみれば

だめだし、か・・・

ハコが日本で良かったとも思うしwww

ヱヴァが日本でも受ける要因は

「プチ重たさ・プチ真摯さ」のある歌声であろう。

 

抜けるような明るさのなか、

そこにちょっぴりアイロニーといっていいかもしれない。

晴天のなかに奇妙に哀調がうかぶと

人生がシニカルになるwww

 

けらけら笑っていたおばさんの裏側に壮絶な人生があったと知った時のような

そういうインパクトは相手を特別視させてしまうものだと思う。

 

そこを許さないというかwww

ヒーローは底の底まで明るくないとだめなのだろう。

ハコの針の目に糸を通すような

鮮烈な感覚はアメリカでは

うっとうしいだけなのかもしれない。

 

贖罪は神に預けて

人生明るくおおらかにいきようという

アメリカナイズな感覚では

重たかったということであり、

 

一方、人生、自分が背負うという日本人感覚では

ハコの指標は尊い。

 

どうしても、ハコと比べれば

「重たさ」の深さと質が違うと思ってしまうのは

代理だけだろうか?

それでも、ヱヴァを「重たい」という当時のアメリカの

人生の向き合い方まで

疑問視してしまうのである。

 


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