秋から冬へ、ちょっとばかり気が早いのですが、オンタリオ州ロンドン市最大のお祭り、Western Fairが今年もやってきました。 ９月６日から１６日までの日程でWestern Fairで開催されたWestern Fair 2007、というと訳が分からなくなりますが、元々の名前の起こりは農業品評会、そしてその会場の名称もそこから来ているようです。 日本でいえば秋祭り。 収穫祭です。
ロンドン市近辺には常設の遊園地が無いので、この日にやってくる移動遊園地は子供たちにとっても、昔子供だったことがある大人たちにとっても、待ちに待った一年で最高の日なんです。
移動遊園地って、よくアメリカ映画、例えばトム・ハンクスの『BIG』にも登場しますが、とっても賑やかで、華やかなんだけど、少しもの悲しくて、寂しい、秋から冬への移り変わりを感じさせるような不思議な雰囲気が何とも言えません。
この日はよく晴れ渡っていたけど、朝は冬を感じさせる２.７℃まで気温が下がりました。
移動遊園地だけではなくて、食べ物の屋台も魅力。 CORN DOGSって日本じゃアメリカン・ドッグっていう食べもんだよね。
そして絶叫マシーン。 ゴンドラが９０度のアングル以上に放り投げられる。 ひぇ～～！
数ある絶叫系マシーンの中でも、このほとんどありきたりの普通のやつが一番悲鳴が大きかった。 そんな怖いんかね。
これも定番のフリーフォール。 最近フランスで、これが止まらなくて本当に落ちちゃった事故がありました。 こりゃ、ある意味本当に恐怖。
ビール瓶立てゲーム。 うまくビール瓶が立つと、巨大カエルぬいぐるみが貰える。 結構こういう博打、射的系のアトラクションが多いのも楽しい。
モンスター・トラック。 こんなのまである。
アヒルすくい。 カナダでは夜店で金魚すくいみたいな生き物を扱うのはご法度かもしれません。
子ども用小銭ルーレット博打。
実はこの日、大きな声では言えませんが、もう大人のロンドン野郎は、Western Fair内の本物のカジノでコッソリ”小儲け”してしまったんです。
こちらが本物のWestern fair（収穫祭）の会場です。 モー君と、ブー君が入口でお出迎え。
牛、豚、馬、山羊、羊、それに鶏、アヒル、ガチョウ。 家畜が大集合。
う～ん。 気持ちいい、モ～～～
めぇ～～～。
連れて帰りたい。
九匹の仔豚ちゃん
そしてWestern Fairは夜になっても回り続けます。
これからが本番。
人もどんどん集まって。
ロンドンの秋の思い出を・・・
牛の瞳もキレイですね～。
車で走っていて、牛や羊の団体さんを見かけると
よく車を停めて、そばで眺めるのが好きなんですよ。
遊園地も最高ですね。学生の頃、移動遊園地（米国）の
乗り物で２週間のむち打ち症になりました（笑）
でも負けずに今でも乗り回しております・・・。
「ビッグ」、良いですよね。
移動遊園地に出向くたびに、あの「占いマシーン」を
探してます。
っていうのは本音です。
それに移動遊園地。 二週間のむち打ち症って、よっぽど
過激な乗り物だったんですね。 実は結構絶叫系がお好き
だったりするんだ。 でも、あんな大がかりな乗り物が
トレーラー一つで街から街へ移動するのも、何か不思議だし
風情がありますよね。
もし『ゾルター』の占いマシーンが本当にあったら、何をお願い
しますか？ やっぱり、もっと若かった日々？それとも大金持ち？
先日ニューヨークのあの映画に出てきたF.A.O.シュワルツの
おもちゃ屋さんに初めて行ったら、あの『ビッグ』の場面であった
足で弾く鍵盤のおもちゃの現物があったので、何かとっても
感動しました。 『ビッグ』は大好きな映画です。
「ゾルター」の占いマシーン、あったら悩みますね。
今の生活を変えて欲しい・・という願いは無いので、
余計に悩むでしょう（笑）
悩みすぎて、余計な「お願い」をして失敗しそう・・
「Ｆ．Ａ．Ｏ．シュワルツ」、行かれたんですね？
私もかれこれ１７，８年前に行きました。
当時ＮＹに住んでいた姉の家で「ビッグ」を見て、すぐに
連れて行ってもらったんです。感激でしたねぇ。
もちろん、鍵盤で同じ曲にトライしましたよ。
他の人たちもみんな同じことをやってました♪
そうですねぇ、やっぱりすごく悩むでしょうね。 これだけ
生きてくると、簡単に捨てられないものもいっぱいあるし、
かといって、実はロンドン野郎の場合、内心不満だらけ、
コンプレックスの塊みたいなところもあるし・・・
『私の悩みを解決して下さい』なんてお願いしたら、大好
きな『うな重』一杯出てきて終わったりして。
やっぱり『大金持ち』かな。 でも、夢がかなった瞬間に
ポックリ死んだりしたら、元も子もないし・・・あまりアホ
なことは考えるのはやめましょう。
『Ｆ．Ａ．Ｏ．シュワルツ』の鍵盤のシーンは映画のセット
だとばっかり思っていたんです。 だから本当に実物が
存在するのを見てよけい感動してしまいました。
１３日(日)に友だちと一緒に車で通りかかって
わぁ～と驚いてたんですが、
リンゴ狩りに行くところで入場は諦めました・・・
でも夜もやってたとは、知りませんでした(涙)
しかも今年は１３日までとか。残念・・・
こちらは紅葉が始まり、落ち葉も増えてきました。
短い秋、そして長い冬がまたやってきます。
Wester FairのＷｅｂで再確認したので、間違いないと思います。 このイベントは意外に長く開催しているんです。
是非、夏の終わりのロンドンの思い出に、お出かけくださいませ。