このお店を紹介するのを忘れていました。 カナダ最大の都市トロント近辺で暮らす日本人にはかなりおなじみのレストランです。 ザリガニなんて書きましたが、実際はロブスター料理の専門店。 トロント一番のロブスター・レストランを自称するThe Lobster Trap さんです。
お店はこの絵が目印。 すぐにどんなお店か分かります。 日本人、特にある程度年配の日本人は海老が大好きです。 それもでっかいやつ。 だから日本からお客様が見えるとトロントでお連れするのはこのお店が定番っていう時代もありました。 そういうロンドン野郎もこのお店に初めて行ったのは、確か1993年。 もう15年も昔ですね。 その時は日本からの出張でした。
店のウインドにはお約束のように数々の受賞やらのステッカーがベタベタ貼ってあります。 お店に入るとすぐにロブスターのいけすがあって、生きているのがたくさん泳いで?いたりします。 毎日新鮮なロブスターを大西洋から運んで来るそうです。
お料理を注文してまず最初に出てくるのがこのパン。 名物のガーリックブレッドです。 これが美味しい。 ついつい食べ過ぎてしまいます。 そして、写真は取り忘れてしまいましたが、メインのロブスター以外のもうひとつの名物がロブスタービスク。 要するにロブスターのポタージュスープです。 これも超美味! ガーリックブレッドとこれさえあれば、メインはいらないくらいです。
とはいいながらも、肝心のロブスターが出て来なきゃ始まりません。 この溶かしバターがカナダの流儀です。 これにロブスターの実を付けて食べるのですが、実はこのお店、ちゃんと日本のポン酢が用意されているんです。 ポン酢が置かれるようになったのは、かれこれ20年以上前に、ロンドン野郎の会社の大先輩方が頻繁に訪れて、お店を指導したのがきっかけという逸話があるんです。 日本人的には、ポン酢であっさりというのもなかなか美味しいのですが、ロンドン野郎の流儀は、ポン酢と溶かしバターをミックスしたバター・ポン酢。 これ、なかなかいけますよ。
そしてメインのロブスター。 このお店の注文方法はいたって簡単。 まず最低の大きさ1ポンドから、半ポンド刻みで大きさを選ぶんですね。 それに調理方法はBroiled(焼く)かSteamed(蒸す)かの二者択一。 写真のはBroiledです。 これを溶かしバターやポン酢につけて食べるんです。 爪の先までしっかり実が入っていますから、最後までほじくりだして食べましょう。
上の写真はお店の裏側。 裏に公共駐車場があるので、そこに車を停めてそのままお店に入ることができます。 住所は下記の通りですが、簡単に言うと高速401号線をAvenue Roadで降りて、500メーターくらい南に下ると、通り沿いの右側です。
The Lobster Trap
1962 Avenue Road
North York, ON M5M 4A1, Canada
(416) 787-3211
この記事お待ちしてました。ありがとうございます。
実は今回アップする前にWebサイトで再確認しようとしたのですが、お店のホームページから肝心の情報が消えていました。 まさか店じまいってことはは無いと思うのですが、別のサイトで今年の1月に行った人のレビューがあったので、今でもちゃんと営業しているという前提でアップしました。
まあ、なにはともあれ、あれだけの新鮮なロブスターが日本で入手できる訳もないので、また是非行ってみたいお店ですよね。