『カエルの王様』、って訳わかりませんけど、このバーThe Barking Frog さんって、他に言いようのない、カエルの看板が目印なんです。 辞書で調べるとBarking Frogという言葉自体はコヤスガエルっていうなんかあんまり知らないカエルの名前なんですけど、Barking=吠える、気が狂ったような、頭のおかしい、なんて意味もあるんで、その辺を掛けたネーミングなんでしょうね。
といって、別に頭のおかしい奴らが集まるお店という訳でもないのですが、カナダのオンタリオ州ロンドン市のダウンタウンでは、目抜き通りで結構流行っている有名なバーです。 場所はRichmond Street沿い。
日曜、月曜休みで、深夜2時まで営業しているんですね。
静かなカウンターに見えますけど、これ時間が少々早すぎるのか、実際はこんな落ち着いた感じでもないんです。 お客さんは学生も多いんじゃないかな。
実は、こういう飲み屋さんへは結構行ったし、写真もずいぶん撮っているんですけど、ブログに使えるのがあまりない。 というのも、撮っている本人がヘロヘロで、ピントも構図もヘロヘロの写真ばかりなんです。 ちなみにこの夜は数人でワインを何本も空けたあと、二次会でこのお店になだれ込んだんです。 写真を撮ってなければ、何がここであったのか、半分も思い出せないくらい・・・
バーですから当然のことながら、一通りのカクテル類は揃っています。 ただ、ロンドンのカジュアルなお店では、日本で飲むような繊細できっちりしたレシピに基づいたカクテル、という訳にはなかなか行きませんね。 でも、少々荒っぽいけど、この勢いもなかなか捨てがたいものがあります。
このときは当時の赴任先の米人幹部達とも一緒だったのですが、ビックリしたのはウェイターの一人が、ウチの社員だったこと。 もっとも、当人は学生で、期間限定で研修中でした。 研修中の給料では足りないのか、夜はここでバイトなんですね。 すごいパワー! 勿論、別にいけないことはないので、喜んで我々に挨拶していましたよ。
こういう人気のお店では必ず、屈強なスタッフが入り口でチェックしています。 行列の交通整理と、変な奴が入ってくるのを阻止したり、何かもめごとがあったら、仲裁したり、取り押さえたりするんでしょうね。 この平和な街でも、たまには酒の上での喧嘩や傷害事件もあるようです。 スタッフは体育会系の学生バイトなのでしょうか。
The Barking Frog
637 Richmond
London, ON N6A 3G5
(519) 850-3764
http://www.barkingfrog.ca/photos.php