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ロンドン野郎

カナダのオンタリオ州ロンドン市で4年半暮らしたロンドン野郎。 この度本家大英帝国ロンドン市(近郊)へ参上。

大雨のオンタリオ州ロンドンの街

2009-04-19 23:23:24 | ロンドン街歩き⑨

ある日の朝、ロンドン野郎はドドドドドドドッ!という音に目覚めました。 何事かっ!?実は単なる雨音。 でも窓の外は本当にすごい集中豪雨状態でした。

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どういう訳か、カナダの天候の変化って、結構過激なんです。 春先からの雷雨。 雷なんかもそりゃ豪快に落ちます。 特に視線を遮るものが少ないから、地平線上いたる所に雷がドカスカ落ちるのが遠目に見えたりするんです。

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ちょっと写真が見にくいかもしれませんが、この日もかなりの豪雨でした。 One London Placeの高層ビルも遠くかすんで見えます。 こういうのって大陸性の気候のせいでしょうか。

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あるカナダ人の弁護士先生が言っていたのですが、このオンタリオ州ロンドン市の辺りって、カナダで一番雷が多い地域なんですって。 勿論、エリー湖、ヒューロン湖にかこまれた地域ってこともあるので、余計湿気を含んだ上昇気流が起きやすいのかも知れません。

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ゴルフ場なんかでも、空がにわかにかき曇り、雷の一つでもゴロゴロ言おうものなら、すぐに避難命令のサイレンが鳴ります。 ティーグランドでウッドを振り上げた瞬間にバッシーン! なんてきたら悲劇です。 黒い雷雲が押し寄せてくる絵って、さながらトム・クルーズ主演のの『宇宙戦争』のワンシーンを思い起こさせます。 地中からトライポッドが出てきたらどうしよう・・・(すみません。 あまり分からない話ですよね)


ビクトリア公園の冬

2009-02-05 22:21:55 | ロンドン街歩き⑨

今年のオンタリオ州ロンドン市の冬はとっても寒いと聞きます。 この写真は2004年2月頃のかなり前のものなんです。この年も比較的寒くて、街がこんな風に雪に覆われた日があったんですね。

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街の中心。 ビクトリア公園の冬の朝です。

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ベンチも雪の中に埋もれています。 数日間降り積もった雪が寒さの中で凍りついていたんですね。 天気は素晴らしいですが、この日の朝はきっとものすごく寒かったんだと思います。

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結構深く積っていたんですね。

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こんな日でもリスっ子たちはチョロチョロ。 食べ物を求めて走り回っていました。

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半分雪をかぶったスケートリンクも賑わっています。 このリンクは無料。 スケート靴を持ってくれば誰でも滑れるんです。 待ち時間なんてものはありません。 このスケートリンクが深夜になると闇の中の秘密のアイスホッケー場に変身するのを知っている人はあまりいないと思います。 ロンドン野郎は見た!


冬のロンドン街歩き

2009-02-01 23:20:39 | ロンドン街歩き⑨

冬のオンタリオ州ロンドン市の街歩きのシーンです。 これも何年も前のひとコマなのですが、今考えてみると、寒いながらもこんな良い天気に恵まれて、きれいな写真が撮れたのも、駐在中はこの日だけだったような気がします。

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当然のことながら、ロンドン野郎は通常のウィークデーは職場で仕事をしています。 冬場の日が短いときは、朝家を出る時はまだ暗い内。 夜帰って来る時ももう夕暮れで真っ暗になっていることが多いので、特に冬の休日にこんな天気に恵まれることって滅多に無かったんです。 勿論、ただ寒いので部屋に籠っていたこともあったかも知れません。

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この通りはビクトリア公園からRichmond Streetへ向かう小道。 車がいっぱい停まっているのは、きっと日曜日の教会への出席者かビクトリア公園のスケートリンクへ出向いた人たちです。 冬場でなくても、日曜日のダウンタウンの中心地は教会ラッシュみたいなものがあるんですよ。

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なんか寒々していますね。 向こうにOne London Placeがそびえ立っています。

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King StreetからGalleria Mallのブリッジを望みます。 このブリッジは当時まだフードコートになっていて、ファーストフードのお店が何軒か入っていました。 今はこの部分はIT関係の企業のオフィスになっています。 以前ブログでこのモールの今を紹介しましたよね。

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ロンドンの街にはこんな煉瓦の壁に描かれた壁画がけっこういろんな場所にありました。 ここはビリヤード屋さんだったのかな?

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同じKing Streetなのですが、ちょっと角度を変えて。 今となるとどんなお店だったのかあんまり思い出せませんが、バーやメガネ屋さん、それにフィットネスクラブが並んでいたような気がします。

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そしてここがロンドン野郎の住処だったアパートメント。 アパートメントとしては多少高級ではありましたが、日本的な感覚でいったら驚くほど割安なんですよ。 本当は。


ツララにご用心

2009-01-27 23:28:47 | ロンドン街歩き⑨

オンタリオ州ロンドン市の寒い冬。 こういう天気の良い日に限って、ひどく冷え込んだりするんです。 この日は寒いながらも穏やかな朝でした。

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雪は降りやんで、歩道の除雪も一応きちんとできています。 でも、こんな風に寒いながらも日差しが強い天気になるといったい何が起きるか・・・

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屋根の上で雪が日に照らされて表面が溶けるんですね。 それが水滴になって、軒から落ちかけると、今度は冷気にさらされて、こんな巨大ツララ に。

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長いところだと1メーター近くの大物もあります。 当然大きく長くなれば重くて不安定。 こんなものが二階の屋根から頭の上に落ちてきたら超危険 です。

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実際に頭に刺さったという話はあまり聞いたことがありませんが、これはタイミングと運の問題? そんな理由もあるのでしょうか。 さすがに出入り口の玄関のすぐ上にひさしが出ている家が多いようです。

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見た目は風情があって、きれいなんですけどね。 ちょっと風でも吹けば一気に集中爆撃ってことになりそうです。


冬のリスっ子達

2009-01-27 06:37:30 | ロンドン街歩き⑨

今年のオンタリオ州ロンドン市は、とっても寒いって聞いています。 寒い冬でも、ビクトリア公園のリスっ子たちは、いつも雪の中でたべものを探し回っていました。 少しかわいそうになります。

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本当はこういうことはしてはいけないのかも知れませんが、ロンドン野郎のアパートメントにはリスっ子用の胡桃の実が蓄えてありました。 これを公園に持って行って雪の中にポンっと落とすと、目ざとく反応するんです。 公園の中には胡桃の木は無いので、見たことなんか無い筈なのに、敏感にご馳走に気が付くから不思議です。 警戒しながらも、チョロチョロ寄ってきます。 さすがに大きな胡桃をそのまま咥えるのは難しいので、先ずはこんな風に手で抱え込みます。

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これを手の中でクルクル回しながら、少しガリと齧って、歯が引っ掛かる溝を刻んでからおもむろに咥えてスタコラ。 自分の安全な場所まで持って行ってゆっくり中の実をいただこうって魂胆です。

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ロンドン野郎が日本に帰国するときにはまだ袋に沢山胡桃の実が残っていたので、暗いうちに密かにドサッと撒いて置きました。 思わぬご馳走の大盤振る舞いにみんな喜んでくれたかな?