ある日の朝、ロンドン野郎はドドドドドドドッ!という音に目覚めました。 何事かっ!?実は単なる雨音。 でも窓の外は本当にすごい集中豪雨状態でした。
どういう訳か、カナダの天候の変化って、結構過激なんです。 春先からの雷雨。 雷なんかもそりゃ豪快に落ちます。 特に視線を遮るものが少ないから、地平線上いたる所に雷がドカスカ落ちるのが遠目に見えたりするんです。
ちょっと写真が見にくいかもしれませんが、この日もかなりの豪雨でした。 One London Placeの高層ビルも遠くかすんで見えます。 こういうのって大陸性の気候のせいでしょうか。
あるカナダ人の弁護士先生が言っていたのですが、このオンタリオ州ロンドン市の辺りって、カナダで一番雷が多い地域なんですって。 勿論、エリー湖、ヒューロン湖にかこまれた地域ってこともあるので、余計湿気を含んだ上昇気流が起きやすいのかも知れません。
ゴルフ場なんかでも、空がにわかにかき曇り、雷の一つでもゴロゴロ言おうものなら、すぐに避難命令のサイレンが鳴ります。 ティーグランドでウッドを振り上げた瞬間にバッシーン! なんてきたら悲劇です。 黒い雷雲が押し寄せてくる絵って、さながらトム・クルーズ主演のの『宇宙戦争』のワンシーンを思い起こさせます。 地中からトライポッドが出てきたらどうしよう・・・(すみません。 あまり分からない話ですよね)