これ、本物のブラタモリでも取り上げられていた話題でもあるのですが、数ある東京の地下鉄の中には、地下鉄のくせに地上を走る部分が結構あるんです。 特に先の大戦前から工事が進んでいた銀座線と丸ノ内線。
上の写真は丸ノ内線。 昭和29年(1954年開通)です。 本郷台地の麓にあたる後楽園駅のあたりで、急に地上に顔を出します。 そのまま池袋方面を茗荷谷を過ぎる辺りまでは地上走行。 初期の地下鉄は、今みたいに大深度をドンドン掘り進むトンネル工法ではなく、先ず地上を露天掘りして、その上に蓋を被せる工法だったので、すごく浅いところを通っているんです。 だから地上の地形によって、外に顔を出したり、引っ込んだり。
東京で一番古い地下鉄の銀座線。昭和2年(1927年開通)。 この路線も同じような工法だったので、終点の渋谷駅。 青山の台地から渋谷の谷に出たところで地上に。 銀座線の渋谷駅はなんと山手線や東横線よりも高い地上3階にあるんです。 これこそまさに本家ブラタモリのネタなんですけどね。
丸ノ内線も銀座線も以前は営団地下鉄って言われていました。 今は民営化で東京メトロという名前に変わっていますが、つい最近の平成16年(2004年)までは帝都高速度交通営団が運営していたから営団なんです。 読んでの通り、帝都高速度交通営団は先の大戦前からの名称ですが、奇跡的に戦後も長らくそのまま残り、東京の歴史を感じさせてくれていました。
2011年夏の東京独りブラタモリ、しつこくもうほんのちょっとだけ続きます。