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10月25日(月)新蕎麦の季節

2010-10-25 12:01:39 | ■⑪大事な言葉★観たい映画★
10月25日(月)新蕎麦の季節

新蕎麦の季節である。今収穫期を迎えているのは夏蕎麦だ。脱穀も製粉もなるべく近代的な動力源を使わずに人力や水車の力を借りて、あせらずゆっくりした方法で出来た蕎麦粉を使ったものがおいしいそうだ。脱穀から粉になるまでなるべく摩擦熱に曝さない方が蕎麦の旨みを保つのだと言う。

蕎麦の原産地は東アジア北部、バイカル湖から旧満州にかけての地域である。日本へは中国・朝鮮経由で8世紀までには伝わったらしい。そして冷涼な山国で備荒食糧として栽培が広がった。栽培の最盛期は江戸から明治にかけてであったが、その後次第に作付面積が減り、現在は大部分を輸入に頼るようになった。国内でまとまった収穫があるのは北海道、鹿児島、福島などだ。

ヨーロッパへの伝播は日本より遅く、シベリアからロシア、トルコなどを経て13~14世紀ごろに伝わったと考えられている。西の果てイギリスにまで達したのは17世紀である。同じころ大西洋を渡ってアメリカ大陸にも伝わった。現在の主要産地は大部分が旧ソ連領で、他にポーランド、カナダなどが知られている。

蕎麦粉をこねて長い麺にして食べるのはおそらく日本だけだと思う。外国で蕎麦粉料理を食べたのはフランス北西部の港町サン・マロでの夕食だった。最初に25cm四方ぐらいの厚焼き蕎麦粉クレープにハムと卵焼きを挟んだもの、次に濃厚なチーズを挟んだものが登場した。締めくくりは甘い甘いチョコレートを包んだクレープだった。地元名物のシードル(林檎酒)を飲みのみ挑戦したがお腹が一杯になって全部は食べられなかった。

明日・明後日と山形・庄内地方へグループ小旅行に出る。昼食は各自自由に食べることになっているので新蕎麦を楽しみにしている。

★26日と27日の閑話は休刊とします。

10月24日(日)老人の独り言

2010-10-24 12:19:42 | ★③(は)お父さんの閑話365日(転載)
10月24日(日)老人の独り言

今月もあと一週間で終わる。光陰矢のごとしというが、歳を取ると若いときより月日が駆け足で過ぎ去ってゆくような気がする。一日の長さ、一月の長さ、一年の長さは若いときも今も同じはずだから、気持ちの問題に過ぎないのだろうが、どうしてだろう。

思うに、時間の過ごし方の中身が薄くなって充実感が失われて行くからではないだろうか。多分一生現役で充実した生活を送っている人はそんな感覚を経験しないに違いない。

平均的な一日の生活は、小学生の作文ではないけれど、起きて顔を洗い朝ご飯を食べてお茶を飲み、それから朝ドラを観て新聞に目を通す。テレビ番組欄を点検して観たいものがあれば丸印を付けたりする。ボケ防止と称してくだらない文章をホームページに書いた後は、たまに菜園の手入れをしたり、運動不足解消のために家内の買い物代行をするぐらい。

昼飯を食べて眠くなればごろりと横になってしばしまどろむ。愚にもつかぬテレビを観たり本をめくったりしているうちに夕方になってしまう。晩酌していい気分になれば、後は寝るだけである。これではとても中身の濃い生活とはいえない。一週間に一度夜の街に出て娑婆の空気を吸うぐらいでは単調な生活のリズムはビクともしない。だから月日が経つのが早いのだ。

「これではならん」と奮起する気力もない。なるべく迷惑をかけないように生活するように心がけてはいるが「この世にいること自体迷惑なんだよ」と年金を支えている働く人の悲痛な叫び声が聞こえて来るような気がする。とかく老人は僻みっぽくなる。

10月23日(土)無料基礎健診

2010-10-23 12:06:25 | ★③(は)お父さんの閑話365日(転載)
10月23日(土)無料基礎健診

「霜降」に相応しく今朝は冷えた。来週の火曜日あたりから一気に寒くなるらしい。暖房器具の点検をしておかねばなるまい。去年脳梗塞で倒れていらい毎日朝昼晩と就寝前の血圧を測っているが、寒い朝は血圧が上がる。寒いから血管が収縮するためだろう。ともかく急激な温度変化は血圧に良くないようだ。

昨日近所の医院で仙台市の基礎健診を受けた。人間ドックほど細かくはないが重要項目はすべて入っている。仙台市の場合は75歳以上は無料であるからありがたい。このほかに胃がん、直腸がんの検診も無料だ。病気を早く見つけた方が医療費が少なくて済むからだろう。

昨日の検査結果は3週間後に出る。何も引っかからないように祈っているが蓋を開けてみなければ分からない。過去の記録を遡ってみると、去年の発病の前年とさらにその1年前の記録には高血圧に要注意の信号が灯っていた。

そのとき生活習慣や食べ物にもっと注意を払っていれば、発病しないで済んだかもしれない。そのためには基礎健診の結果を踏まえた医師や保健士の生活指導がセットになっていることが望ましい。仙台市の制度はそのアフターケアの部分が欠落している。

その欠陥を補うにはカネがかかるだろう。でも1年に2度に分かれている健診期間が終わったときに希望者を集めて生活習慣を改める指導ぐらいは出来るのではなかろうか。もう一歩予防医学を生かす工夫がほしいところである。