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6月30日(木)今年も半年過ぎた

2011-06-30 11:23:02 | ★③(は)お父さんの閑話365日(転載)
6月30日(木)今年も半年過ぎた

今日で今年も半分、折り返し点に達した。この半年間いろいろなことがあったが、長く語り継がれるのは何といっても3月11日に起きた大震災と4月7日の大きな余震による被害だろう。とりわけ大津波で多くの犠牲者が出たことは痛恨の限りである。

また福島第一原発の水素爆発、核燃料のメルトダウン、それに伴う外部への放射線物質の漏洩など、これまでに経験したことがない原子力発電所の事故は、未だに収束のめどすら立たずにいる。放射線を浴びる危険性のある場所からの強制退去、目に見えない放射線被爆への恐怖心から自主的に避難する人も多く、いつ住み慣れた故郷へ戻れるかも分からない。

食べ物への異常ともいえる恐怖心も広がって、安全だといわれる地域の産物も売れない間接的な被害も広がっている。この傾向はとくに子どもの将来の健康を心配する母親に強いようだ。その心配は当然だから責めることはできない。一方で風評被害で打撃を受けている生産者の救済も考えなければならず、国を挙げての早急な対策が望まれているのに、震災から百日以上も過ぎてやっと政府は重い腰を上げる始末だ。

そんな悠長なことは言っていられないと立ち上がる被災者、援助の手を差し伸べるNPOやボランティアの活動が行政の足らざるところを補いながら復興への道を歩み始めている。

これからの半年、政府に求められるのは被災地の待ち望んでいる援助は何かをを洗い直し、必要な予算措置を講じ、迅速に実行することに尽きる。次の政府の舵取りをするのが誰になろうが、そのことを蔑ろにすることは許されない。

6月29日(水)気仙沼にカツオ

2011-06-29 13:25:13 | ★③(は)お父さんの閑話365日(転載)
6月29日(水)気仙沼にカツオ

気仙沼市魚市場に昨日カツオ45トンが水揚げされた。震災後初めてである。魚市場関係者に笑顔がこぼれた。地震と津波でこうむった被害を総力を挙げて復旧した結果、水揚げできるようになったのだから当然である。ご祝儀相場で高値で取引された今回のカツオには手が出ないけれども、今後一本釣りのカツオが次々水揚げされるようになれば、値段も落ち着いて庶民の口にも入るようになるだろう。

巻き網で獲るよりも一本釣りの方が魚体の傷みが少ないそうだ。網の中で暴れて傷つけあい網を巻き上げるときの損傷が一本釣りでは避けられるからだ。ただし一本釣りは熟練したテクニックを要するという。

まずイワシなどの餌を追って移動するカツオの群れを発見するところから始まる。群れはクジラやジンベイザメに寄り添って移動することが珍しくないという。外敵から身を守るためだろうと考えられている。そのような群れは安心しているので漁船が接近しても逃げないから良く釣れるのだそうだ。

群れに近づいたら生きたいワシをまき、同時に散水してあたかもイワシが跳びはねているように見せかける。カツオが騙されて撒き餌に飛びつくタイミングを逃さず一本釣りを始める。

最初の一匹を釣るのは熟練した漁師である。失敗は許されないからだ。釣り落とした傷ついた仲間を見たカツオの群れはパニック状態になって、深みに潜ってしまうから一本釣りはできなくなる。とにかく最初の一匹が肝心で、カツオが撒き餌に夢中になってしまえばしめたもの、イワシに似せた疑似餌でも面白いように釣れるのだそうだ。

以上のような一本釣りのことは「魚の履歴書」(末広恭雄著・講談社)で知ったことである。

6月28日(火)ゴミのことども

2011-06-29 01:12:34 | ★③(は)お父さんの閑話365日(転載)
6月28日(火)ゴミのことども

町内会ごとにゴミ収集の日が違うらしい。小生が住んでいるところは火曜日と金曜日が一般ゴミと缶・ガラス瓶・ペットボトルの日、水曜日がプラスチック製品の日と決まっている。そのほかに新聞紙・雑誌類・ダンボールなど紙製品を出す日が別に設けられている。

おおむねこのルールは守られているが、これからの季節、生ゴミが匂ったり、ネコやカラスが袋を破って食い荒らすなど、ゴミ集積所近くの家庭は匂いと掃除に苦労しているようだ。

匂いの方はゴミを出す人に匂いがもれないように注意してもらうほかないけれども、ネコやカラスに食い荒らされないようにネットをかけたり、金網を張った集積スペースを設けているところもある。

わが家の近くの林はカラスのねぐらになっている。しかしゴミをあさるカラスの姿をみたことがない。これは不思議だ。賢いカラスのことだから、火曜日と金曜日は遠くまで出かけなくても餌にありつけることを学習していると思うのだが、近所のカラスは行儀がいい。泥棒は自分が住んでいる近所は荒らさないというが、カラスも同じなのだろうか。

困るのはプラスチックボトルとペットボトルの分別である。両方とも透明でちょっと見には区別がつかない。注意してみればペットボトルにはそれなりの表示がされて居るけれども、ペットボトルの上にきれいに印刷したプラスチックフィルムが被せてあるものもある。その場合はプラスチック・フィルムとペット ボトルを別々にして出す手間がかかる。

それにしてもプラスチックゴミをもう少し減らせないものだろうか。ホウレンソウやコマツナなどの野菜類、グレープフルーツやイチゴなどの果物類、魚の切り身。肉、卵の果てまでプラスチックトレイや容器に入れるかラップして売られている。豆腐や油揚げ、コンニャクなども同様である。

これらの容器類は中身を取り出してしまえば邪魔者である。そして意外にかさばる厄介者だ。切り刻んでしまえば量は何十分の一かに減るのは確かだが、一々切断するのは面倒だ。売る方でプラスチック包装を減らす工夫をしてもらえれば、それだけ安く売れるだろうし消費者も助かるのだが。