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10月15日(金)毒キノコ

2010-10-15 11:50:05 | ■⑪大事な言葉★観たい映画★
10月15日(金)毒キノコ

今朝のテレビで、商品として売られている天然キノコの中に毒キノコが含まれているケースが増えているという報道を見て驚いた。消費者はまさか毒キノコが売られているとは思わないから安心して買うだろう。どうしてこんなことが起こるようになったのか。商品化する前のチェック機能が働かなくなっているからだと言う。

天然キノコを採って来るのは山里に近いところに住んでいる人たちである。子どものころからキノコに親しんでいて食用か毒かは知り尽くしているはずであるが、共同出荷の場合には念には念を入れてベテランがチェックしていたのだろう。どういう事情でそのチェック機能が働かなくなったのか、番組を最後まで見ていなかったので分からない。

ひょっとしたら個人が小遣い稼ぎに直接「道の駅」や路傍の直売所に持ち込むケースが増えたからだろうか。確かに素人にはキノコの判別は難しい。同じキノコでも幼菌と成長したものでは形態も色も違う。また生えている場所でも違うからその環境に詳しい「キノコ博士」と言われるような人でなければ正確な振り分けは出来ないのだろう。

その点養殖キノコは安心して食べられる。昔からあったシイタケのほかに、マイタケ、ナメコ、ヒラタケ、ブナシメジ、エノキタケ、エリンギ、マッシュルームなどたくさんのキノコが出回っている。しかし多くのキノコは天然ものの方が断然うまい。また養殖技術が進歩してもマツタケやコウタケ、ハツタケ、キンタケ、ナラタケ、ムラサキシメジ、ホンシメジなど天然でなければ出来ないものもある。

だからこそ秋のシーズンを待ち構えている愛好者が天然ものを扱う店に惹かれて足を運ぶ。でも毒キノコを売られたのではたまったものでない。そこは各自自衛手段を講ずる以外にないような気がする。原則は知らないキノコには手を出さないこと、食用キノコでも場合によって体調を崩すことがあるから一度に大量に食べないこと、猛毒のキノコは数が少ないから図鑑や現物を見て覚えることなどをお勧めしておこう。