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10月17日(日)トイレ続き

2010-10-17 12:14:14 | ★③(は)お父さんの閑話365日(転載)
10月17日(日)トイレ続き

トイレ工事は1日では終わらなかった。1階にもトイレがあるので不自由しなかったし、2階のも夕方には一応使えるようになった。しかし、業者が用意したお尻洗浄のリモコン操作をする指令機の仕様が他機種のものだったので、新しいのを取り寄せるまで手動で使わなければならない。

そんなことはたいした困難を伴うものでもないから一週間やそこら待つのは何でもない。新しい便器になった驚いたことが二つある。一つは大変静かなことである。以前のものは水を流すときに水流の音が大きく、最後の段階でゴボゴボと音がした。昼間はそんなに気にならない音でも物音がしない深夜には異常に大きな音に聞こえた。

二つ目は流す水の量がたいそう少なくて済むようになったことである。旧式のものは排泄物の匂い対策のためか、便槽の中ごろまで常に水が張られていて、それが一気に排泄物を押し流す方式だった。そのために貯水槽に再び水を満たすまでに時間がかかり、なおかつ水の使用量も多かった。

それが新式では水の流れを渦巻状にして勢いよく流すように改善されている。その工夫で便槽に貯めておく水の量は少なくて済むようになった。また洗浄のための温水は蓄熱方式から瞬間湯沸し方式になったので電気代も節約できそうである。

30年の年月は同じメーカーの製品でも格段に進歩を齎し値段が安くなった。ウオッシュレット方式の便座の普及で大量生産が出来るようになったから価格も安くなったのだろう。ウオッシュレット方式はお尻を清潔に保つことが出来るのでそれに換えてから長年苦しんでいた痔が治ったという人もいるそうだ。

便器は日本製が世界一の品質を誇る。それなのに、この優れものは世界的には広がっていない。外国旅行で泊まったホテルで採用しているところは一つもなかった。日本でもホテルの採用は少ないようであるが、まだ値段が高いせいだろうか。