10/17 12時半~ 銀河劇場
作:井上ひさし こまつ座
演出:栗山民也
音楽:小曽根 真
出演:井上芳雄 石原さとみ 山本龍二 山崎 一 神野三鈴 高畑淳子
このお話、蟹工船の小林多喜二が拷問で殺されるお話と聞き、井上芳雄くんでもちょっとと思ってチケットを取っていなかったのですが、みなさんのうわさを聞き私も観てきました。
拷問シーンも言葉以外は無いし、そんな世の中を生きたまわりのみなさんとの関係がメインでしたので、なんとなくホッとしたと同時に、やっぱり今の世の中にこの時代似ているってなんとなく感じました
息子がこれから就職活動するので、この就職難の中これからどうなるのかという不安なんかも私の中で重なり、今も昔も底辺で生きている(たとえばフリーターの方とか)をなんとかしたいと思って、ペンを持って頑張っている彼に共感も覚えました。
なんとなく、食わず嫌い的に観ていなかったのですけど、この時代の若い人たちにも観てほしいと感じましたね。
今はペンを持つことは自由になってきましたけど、真面目に働いても暮らしが楽にならない人はたくさんいますよね。
絶望するには良い人が多すぎて、希望を持つには悪い人が多いのようなセリフが心に残りました。
今回よかったのは、神野さん。芳雄くんの多喜二との同志のつながりをすごくよく表現されていました。
そして、ルパンでの銭形警部のような二人の警官もすごくよかったですね。
高畑さんもこの芝居に楽しいシーンを多く作り出し、見やすくしてただけるのはよかったけど、かなり元気すぎてしまって、もう少し、姉の苦悩って無かったのかな?って感じがします。けど、その苦悩を見せず、多喜二の前では明るくふるまっていたのかしら。
そうそう、代用パンとかも売られていました。100円だったかな。ちょっと興味がありました。
P.S.今日はひとり観劇ですし、新納くん出演ではないので知り合いはいないと思っていたら、なんとサーキットトレーニング(B-line)で一緒に頑張っている方にお会いしてびっくり。お互い観劇が趣味なんて話もしていなかったけど、これからトレーニングでお会いしたら話してみようかな。素敵な遭遇でした
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