10/26 18時半~ 日生劇場 千秋楽前
【原作】塩野七生「ローマ人の物語」(新潮社刊)
【脚本】齋藤雅文
【演出】栗山民也
【出演】松本幸四郎 小澤征悦 小島聖 小西遼生 瑳川哲朗
勝部演之 水野美紀 渡辺いっけい 高橋惠子 他
「ブルータスお前もか」という台詞で有名な、このカエサルを見てきました。
でも、この舞台ではこの台詞は無いし、暗殺のシーンはその後の流れで理解するような演出でした。
松本幸四郎さん主役ということで、客席の年齢層が高いわ。
三頭政治とか、カティリナ事件とか私には普段なじみの無い言葉が多くて、理解するのに結構大変でした。
(理解できたか不安。。。)
小西君出番少ないのですが、歌わないと(失礼でごめんなさい)とってもりりしくて素敵。
本当に端正な顔立ちなんですね。
高橋さんの愛人役もなんだかぴったりな感じ。
渡辺いっけいさんのキケロ(カエサルを裏切ったり、くっついたりといろいろ)の変貌とか苦悩とかも凄くうまくて伝わってきました。
幸四郎さんは、背中での演技も素敵で、やっぱり存在感強いですね。
瑳川さんのポンペイウスもシェークスピアの舞台のようでかっこいいです。
カエサルは、ポンペイウスに自分の政治というか権力のために娘を嫁に出しちゃうんですけど、
こんな時代から、政略結婚ってあったんですね。(今もあるのかなぁぁ)
あまり、普段見ない分野ですが、いろいろ演技などや台詞回しなど舞台によってずいぶん違うのねと感じる作品でした。
2回見るか、ちゃんと原作を理解すれば、理解がもっと深まったと思うわ
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