今 日 の 出 来 事

今日あった出来事、感じた事を綴ります…

原鉄道模型博物館を見に行く

2014年03月16日 | 博物館・美術館
以前から気になっていた原鉄道模型博物館に行ってみました。前回の鉄道博物館とはちょっと趣向が違って、文字通り鉄道模型オンリーの博物館です。実家から横浜駅行きの市バスに乗って終点で降り、そこから徒歩5分程で到着しました。場所的には横浜そごうのすぐ近く、海べりに建つ横浜三井ビルの2階にあります。

想像していたよりもシャレオツで綺麗な雰囲気。それもそのはず、2012年7月に出来た比較的新しい博物館だからでしょう。そういえば以前帷子川対岸のスカイスパYOKOHAMAに来た頃はまだここは空き地でしたね。いつの間にこんな立派なビルが出来たんでしょうかって感じの変わり様だ…。
今日は日曜日なので家族連れのお客さんが多いです。受付でチケットを買って改札口みたいな入り口から中に入ります。

さてこの博物館を造った原さんてどんな人かと言うと、ここに収蔵されている約2500もの車輌の殆どを自分で作ってしまったという凄い人。自分はそれほど鉄道模型に思い入れはないんですが、それでも凄いと唸ってしまう。展示車輌は1番ゲージ(縮尺32分の1、軌間45mm)や0ゲージを主に馴染みのあるHOゲージやNゲージと多彩で、その精巧な作り込みには目を見張ります。展示規模は世界最大級との事ですが頷けますね。自分も小学生時代に従兄から譲り受けたHOゲージの電気機関車で遊んでいた経緯があるので、妙に懐かしさを覚えます。

内容は欧米のアンティークな車輌を中心に日本の蒸気機関車・気動車・電車・貨車など様々。見てると阪神など関西系が多いようです。

鉄道模型はギア・板バネ・ベアリングなど見えない部分も忠実に再現され、架線はダミーじゃなくて通電していて、ちゃんとパンタグラフから集電してるというから驚きです。

展示フロアを進んで行くと奥に世界最大規模のジオラマ「いちばんテツモパーク」があります。1盤ゲージの車両が走る様は圧巻。目線を低くしてちょっとだけ童心に帰れました。家族連れの子供達は興奮状態で齧り付いて眺めています。でも訳の状況の分からない幼児は、無駄にギャーギャーわめき散らしてるので、ただ煩いだけで少々減滅。こっちは静かに鑑賞したいのにねぇ…。

設定が日本ではなく欧州の街並みという異世界はかなりお洒落で見応え充分。観賞用のオペラグラスも貸出しているそうです。

この博物館は以前は館内撮影禁止だったそうですが、去年解禁になって定期的にフォトコンテストも開催されているようです。
お隣には桜木町駅を中心に展開する「横浜ジオラマ」があります。こちらはHOゲージの京浜東北線がシャーシャーと音を立てて軽快に走り回っています。朝昼晩の情景を約5分のライティングで楽しむ事ができます。この桜木町駅って昔は横浜駅だったってのは知りませんでした。

入館料1000円にしてはまあ楽しめた方かな。鉄道模型に全く興味が無い人にとってはちょっと高く感じるかも知れませんが。
今日は思わずNゲージでも始めてみようかな?なんて少年心をくすぐられたワクワクの一日でした。
ビルの1階には天賞堂のミュージアムショップがあって、既製の鉄道模型を中心に鉄道関連グッズが数多く売られています。何か記念に買って帰ろうと思ったけど、今回は持ち合わせがなかったのでパス。
帰りも市バスに乗ってホームセンターで途中下車。昨日の買物の続きで大型スーパーに行きましたが、日曜日の混雑度が半端なく、レジで20分も待ったのは初めてです。最後の最後で疲れがドバーッと出て今日の活動は終了。
コメント (2)
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