今 日 の 出 来 事

今日あった出来事、感じた事を綴ります…

SOTHEBY'S REEL

2011年08月03日 | 音楽♪
今日は特にネタもないので、昨日ディスクユニオンで買ったCDを聴いてみたので、早速感想を綴ってみようと思います。
ROLLING STONESのIMP(アイドルマインド)製ブート、"SOTHEBY'S REEL"という1CDです。最近新譜を滅多に買わなくなったため、情報がどん底に枯渇しているので、タイトルを見てもピンと来ず、何だか分からんうちに買ってしまったのですが、エンコードしてみたらなかなか奥が深そうなアイテムのようです。この所ずっとジェネリックばかりだったから、久々に新音源を聴いたような新鮮味を覚えます(笑)

これは当時ロンドンのオリンピック・スタジオを拠点に活動していた名プロデューサー、グリン・ジョーンズが手掛けた、ストーンズのスタジオレコーディング時のテープが元になっているようです。そのリールテープがオークションに出品されたのでこんなタイトルが付いてるんですね。調べていくと、そのテープから落とされたマスターを音源に制作されたCDらしい事が判明。
一応アウトテイクの部類ですが、収録のテイクはほぼ完成形に近いというか完成品そのものといっても良い出来で、オフィシャルテイクをまんまパクってんじゃないのか?と思ってしまうほど音質は良いです。
ストーンズはビートルズと違って極上音質のアウトテイクが極端に少ないので、このタイトルは久々の上物かも知れません。といっても情報が枯渇してるので経験値で書いてるだけですが(笑)
このCD、1枚物のくせにトラックが30もありますが、殆どがBrown SugarとBitchのpartで、通しで聴いてるとまるで頭出し再生かイントロ当てクイズのようで思わずズッコケます(笑)。しかも全部トラックNoが打たれているのが何気にウザイ…。素人的に聴いた感想はそんな所でオワリですが、音源的には結構貴重な物のようです♪

このCDの一部始終は、グリンジョーンズの当時のテープを手を加えずノーカットで収録した物のようで、当時のレコーディング作業の状況や、オフィシャルテイクに仕上がって行く過程を知る上では大変興味深いです。

聴いてるとそんなに変化が無いように感じますが、1曲目のGimme Shelterはボーカルパートが差し替えられたミックじゃないバージョンで、女性のコーラスも入ってません。2曲目のYou Got The Silverはキースでなくミックが唄うバージョン。4曲目のLoving Cupはイントロがピアノで始まるテイクで、オフィシャルより収録が長く6分以上もある。5曲目のBrown Sugarもテイク違いで、ホーンセクションが入ってないバージョン。D・ホフマン氏言う所の全部8パターンあるうちの1テイクだと思われるが、もし全く別の音源だとしたらコイツはス芸ネタだ。

なんていちいちマニアックに書いてると日が暮れるのでやめときます(笑)…何たって情報乏しいし。
レコーディングはオフィシャル"LET IT BLEED"~"EXILE ON MAIN ST"~"STICKY FINGERS"あたりの60年代後半から70年初頭にかけての物で、アウトテイクとしては完成度が非常に宜しい!
興味を持たれたマニアックな方は、このCDを買ってオフィシャルテイクと聴き比べて違いを探してみては如何でしょうか?(笑)
ちなみに最後の(Can't Seems To) Get A Line On Youという曲は、1969年10月にオリンピックスタジオで録音されたレオンラッセルのセッション時の音源で、EXILE ON MAIN STに収録されているShine A Lightの原曲です。この曲は後にレオンラッセルのオフィシャルCDにも採用されました。
個人的にはBitchのアウトテイクがお気に入りの、ちょっと萌え~なCDデシタ。
コメント
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