organic journal

生活が楽しくなるきもちのいい " organic life " を楽しもう *

サイクリングで花火

2011-08-29 | イベント

日本で最も古い花火大会は隅田川花火大会らしいが
寄しくも同じ日に浦安の花火大会があった。
仕事が終わってから行ってみよう!ということになり
自転車で走りながらだんだん花火に近づいて行くという
楽しい花火の見方だった。
境川と新浦安の高層マンションと花火
犬の散歩を兼ねて見ている人々
敷物に仲よさそうに寄り添って座って見ているファミリー
車いすの団体で見ているお年寄りたち
などなど、ゆったりと時間が流れていて
都会の花火大会とはまるで違う。
なんだか遠くの田舎にでも来てしまったようで
不思議な気分になっていた。
フィナーレに近づくにつれ、花火の音が大きくなり
私たちも打ち上げ現場の最も近くまで近づいていた。
小学生の頃、夏休みの絵日記には必ず花火大会の大きな花火と
家族で楽しんだ小さな線香花火の絵を描いた。
昔の花火にはこんな風な形やカラフルなスマイル花火は
なかったけれど、花火が終わるともう秋風。
もう次の季節がそこまで来ている。




まるでバラのような・・・

2011-08-27 | 花や色のこと

まるでバラのような薄いピンクのきれいな花に足が止まる。
葉っぱからしてムクゲのようだ。
ムクゲといえば一重の花とばかり思っていたから
こんな八重の花にびっくりで、すっかり気に入ってしまった。
調べてみるとやっぱりムクゲだったが
ムクゲには一重咲き群、半八重咲き群、八重咲き群と
3つに分類されるようで、その中でもさらに
内弁のサイズや枚数や並び方などによって
別けられるほど種類が多いのだそうだ。
一重、半八重花笠型、半八重バラ咲き型、八重菊咲き型など
分類される種類の多さに驚く。
白い花に底紅の「白一重」のムクゲを
私たちはお義母さんの花と呼んでいた。
彼女が大好きだった、この夏の茶花に欠かせない
「宗旦むくげ」のひと鉢をいただいたことがあるからだ。
お盆は去ったばかりだけれど、何かにつけて
思いだすことのできる想い出があるのはうれしいこと。
あちらでもやっぱりこのお義母さんのムクゲは好きかしら・・・




パスタミネストローネの秘密

2011-08-25 | 食べ物のこと

家に帰るとパスタミネストローネがある。
なかなか美味しそうだ。
今夜のサーモンのwithナス、エリンギ、トマトの
グリルにピッタリのパスタミネストローネだ。
バランス、色もいいカンジ。
それにしてもなんで?ミネストローネ?ウムッ?と思ったら
きのう作って残ったじゃがいも、にんじん、たまねぎ、
きのこ、セロリなどの入ったべジタブルハーブスープに
トマトソースとフレッシュトマトとペンネを入れて
アレンジしたのだと言う。
きのう作った私のスープの味は、まろやかな
ミネストローネの味に変わっていた。
イタリアン好きだけのことはあってヤルじゃないか。
オリーブオイルの足し加減もちょうどいいようだ。
具だくさんのスープという意味にぴったりの
ミネストローネにできあがっている。
本を見ながらのパスタ作りも楽しんでいるようだが
残りもののアレンジときてはこれぞ、ホンモノ。
そういえば最近、どう作るのかを聞かれたり
最初から決めていて作るのか、作りはじめてから決めたのか
などとレシピではなく、瞬時のヒラメキやアレンジなどに
興味があるらしく、今まで聞かれたことのないことを
熱心に聞かれたことがあった。
家庭料理の楽しさを知ったのかもしれない。
今夜のAkira'sパスタミネストローネには
そんな秘密があったのだった。




"Troubadour" で "P.O.P"

2011-08-24 | イベント

たまプラーザ駅からすぐのところに
”Troubadour” という路面店がある。
ここだけやけにアメリカ西海岸風なレストラン&バーだ。
いやいや店内も60~70年代を彷彿とさせるものたちでいっぱいだ。
ここで今、昭さんの写真を数店展示しているが
10月前半まで延期されることになったそうだ。
そこで、ケーキがおいしく、お料理も豊富でライブも楽しそうな
トルバドールに出かけてはみませんか。
駐車場もあるうえ、テラス席は犬もO.Kなのがうれしい。

        

        




さんまでイタリアン

2011-08-23 | recipe

見るからに美味しそうなさんまの姿形だった。
さんまといえば代表格の塩焼きが美味しい。
大根おろしやすだちやかぼすをギュっと絞りあつあつでいただく。
目黒のさんま祭りは有名だが、各地でさんま祭りが
開催されるくらいに、日本人はさんまが好き。
本日はずいぶん作っていなかったさんまで
イタリアンにしようと決める。
トマトとズッキーニがあったのでさんまの間に
サンドにして、パン粉とドライハーブをパラパラし
オーブンで焼くだけでおいしいさんまのイタリアンになる。
食べたい方が先で、写真はさんまがどこにあるのか
わからなくなったひどい盛り付けになってしまったけれど
これからの季節には簡単おいしいさんまでイタリアンもお勧めだ。


* さんまのイタリアングリル *

* 材料 2人分
さんま 三枚おろし2尾-半分に切り塩をふりかけておく
トマト 1個-スライス
ズッキーニ 1/2本-スライス
にんにく 1かけ-スライス
塩(レモンソルト) 適量
こしょう  適量
オリーブオイル 適量
パン粉 適量
バジル、セージなどハーブ(ドライでもO.K)適量
レモン 1/2個

* 耐熱の容器にオリーブオイルを敷き、半分のにんにくのスライスを入れる
さんま、トマト、ズッキーニを2段にサンドに敷く
残りのにんにくを上にのせ、オリーブオイルをかけてパン粉、ハーブをふりかける
200度のオーブンで20分くらい、焦げ目がつかない場合は
グリルで少しパン粉の表面を焦がす


パン粉、ハーブがミックされたオリーブオイルを
パンにつけて食べるのがたまらない。

さんまには血液の流れをよくする効果があるそうで
つまりは悪玉コレステロールを減らす作用もあるのだそう。
脳細胞を活発にさせ、頭の回転をよくする効果もあるとある。
どちらも私にはとっても必要なこと。
さんまにもお願いすることにしよう。




今夜は鮎の甘露煮

2011-08-18 | 食べ物のこと

小学生の頃から父の釣りに連れられていたからかどうかは
わからないが、川魚をいただくのにはまるで抵抗がない。
ときどき、川魚は匂いがダメで食べられないという人がいる。
なるほど、匂いねぇと聞いてみても、それがむしろ川魚だろう
と思っているため、残念だが虹鱒のフレッシュハーブのグリルの
おいしい話が通じない。
今夜のおかずはいただき物の鮎の甘露煮だ。
冷凍されて届けられた鮎は、高梁川産の養殖もので
備中高梁地方の伝統の味でこだわりの逸品とある。
包装紙に描かれていた鮎が涼しげに泳いでいるようで
今年いちばんの暑さの今日、何だか見ているだけで
川の水の流れが聞こえてきそうで束の間の清涼感があった。
それでその鮎だが、今はほとんどが養殖で天然物はあったとしても
市場に出回ることなく食されてしまうことが多くなったそうだ。
天然の鮎は最初は肉食で、のち川藻を食べるが
養殖の鮎のえさはさかなの肉などをミンチにしたえさのみで
成長させるため、逆に川魚らしいあの独特の風味がでないのだそうだ。
でもさすが研究熱心な日本人、肉に植物性の原料もプラスしているため
天然ものにより近づける努力がされているのだそう。
しかし養殖も採算があわずに近頃は減ってきているらしい。
甘露煮は塩焼きのような風味を感じられないだろうが
今夜はあったかいごはんに鮎の甘露煮。
さっそくいただきます。




Burt's BeesのRES-Qはスグレモノ

2011-08-13 | オーガニックライフ
        
ずいぶん以前から使っているBurt's Beesのあれこれ。
アメリカ土産に買ってきてもらったのがはじまりで
その後、いろいろなアイテムやカワイイ小さな
トライアルセットを買ってきてもらい、我が家にはいつも
Bart's Beesがあり、楽しく使っている。
すべての製品が、天然由来の成分で作られていること
環境に配慮した製品作りであること
動物実験をしないこと
環境保護活動に積極的であることなど
製品もさることながら考え方もナチュラルで
おまけに、パッケージデザインが大好きで
すっかりファンになっている。
ファンゆえに、organic journalをはじめる時に
Burt's Beesの取り扱いを考えたものだった。
結局は薬事法云々等々で難しかったが。
ともかく、いちばん無くてはならないものに
DOUTOR BURT'Sのレスキューオイントメントがある。
擦り傷、虫刺され、かゆみ、やけど、日焼け、肌荒れなどに
もってこいの軟膏で抗炎作用があるハーブの他
アーモンドオイル、オリーブオイル、ビーズワックスなどの
天然成分でできていて、いつでもどこでも
持ち歩いている必需品だ。
蜜蝋のリップバームがいちばん人気のアイテムのようだが
このRES-Qは最低、一家に一個はあるといいと思うくらいだ。
TOOTHPASTEでたぶん日本には売っていない
ラベンダーミントなんてのもある。
アイデァの元の人物であるBurtおじさんの
若かりし頃のパッケージのイラストも
今では親戚のおじさんのように馴染みが深く
親近感がある。
数年前から日本に輸入販売元ができ、あちこちのお店で
アイテムによっては、ナチュラルローソンにまである。
手にとって見られるので、いろいろお試ししてみるのも
楽しいだろうし、RES-Qのオイントメントは
ネットでも買えるのでお土産にねだらなくても大丈夫なのがうれしい。




一円玉と五円玉

2011-08-12 | 暮らしのこと

先日コンビニのレジでお釣りをもらっていると、幼稚園か小学1年生くらいの
レジのテーブルから頭半分がやっと出るくらいのこどもと
そのお母さんが一歩後ろについて割り込んで来た。
次の瞬間、小さな彼がレジのお姉さんに言ったことばが
「入口のところにこれが落ちていました」とハッキリとした口調で
きちんと顔をお姉さんに向けて言った。
言い終わった後から、"ヤった!言えた!”と彼のこころの声が
聞こえたような気がした。
そして少し後ろにいたお母さんも、ひと安心と胸を
撫でおろしているかのようでもある。
なあんだ、割り込んできたんじゃなくて、あれこれお母さんと話した結果
決意のもとに近づいてきて、順番を待つより先に
言ってしまいたかったのかもしれない。
レジのお姉さんは、私の立っているテーブルに前に
握っていた小さな手から置かれた一円玉を見て、一瞬声が出せずにいた。
その親子は一円玉を置くとさっさと去ってしまった。
結局、レジのお姉さんの間があってからの小さな「どうも」
という声は届かなかっただろう。
レジのお姉さんとお釣りをもらう私だけが無言で取り残された。
今ではその子とお母さんの両方の気持ちがわかる。
その日は雪が止んだ快晴の朝だった。
風もなくあまりのいいお天気に、子どもながらに気分もよく
道の左右にかき分けられたキラキラに光る雪や足元の純白の雪をみながら
近所の友だちとおしゃべりをしながら、いつもよりゆっくりした足取りで
小学校に向かって歩いていた。
もう少しで左手に交番がある大きな通りに出て、それを右に曲がって
信号を渡ればもう学校の門だ。
そんな場所で雪とは違うキラキラと光るものが足先にある。
何だろうと頭を下げてよく見ると、それは五円玉だった。
まだお小遣いもまともにもらったことのない小学一年生にとっては
お金の価値はわからないが、お金には違いなく、拾い上げてから
即座にすぐそこの交番に届けようと、おない年の友だちと決める。
友だちと交番に元気よく入って行き、机に腰掛けていたお巡りさんに
「これが道に落ちていました」と机に置いた。
友だちはわからないが、少なくとも私は、お巡りさんにとても
褒められるだろうし、いい子だと言われるとばかり思っていたが
それほどでもないみたいだなぁと感じながらも
自分たちはとてもよい事をしたということに酔い、満足し
その日一日中、クラスのみんなより少しオトナになった気分でいたものだ。
雪の上で見つけた五円玉。
コンビニの入口で見つけた一円玉。
見つけた時の気持ちはきっとおんなじだろう。
お釣りを受けとりながら、遠い昔を思い出した。




お気軽 cafe and meal MUJI

2011-08-10 | 食べ物のこと

連日骨董通り通いをしているのだが
たまに歩くとずいぶん変わっていて驚く。
6月にオープンしたという「cafe & meal MUJI」もそのひとつ。
有楽町や新宿には行ったことがあるが
単独の路面店としてはこの青山店が初めてなのだそう。
「素の食はおいしい」をコンセプトに季節のデリがたくさんで
目を楽しませてくれる。
お味はいたってシンプルに控えめなのもいい。
ベーカリーショップも併設されていてイートインももちろん大丈夫だ。
ナンテッタってシンンプルでヘルシーでリーズナブルなのがうれしい。
お店の壁の一部インテリアはひと昔前のようだったが
全体的には落ち着けてリラックスできるゆったりとした空間が贅沢でもある。
DELI CAFEでこのくつろぎのスペースは珍しいかも。
たまにひとり軽めの夕食をいただき、ゆっくり一冊の雑誌に
目を通してから自宅に帰る、そんな感じにはもってこいの
お気楽お気軽感がいい。
意外と言っては失礼だが、スイーツやドリンクもなかなか美味しそう。
今度は、”まるごとジンジャーエール”をいただいてみよう。




モーツァルトと鼻歌交じりの帰り道

2011-08-05 | 暮らしのこと

昨夜は1ヶ月ぶりのクラシックコンサートだった。
ベルリン・フィルに続いて東京オペラシティのコンサートホールだった。
以前は歩いて行ける場所だったこともあって、出来た頃から
馴染みのある好きなホールだ。
なんたって天井のデザインと、明かり取りの窓が好き。
全て木で作られているのは、ホントに音にいいのかどうかは知らないけれど
あれだけ単色なコンサートホールも珍しいのかなとも思う。
昨夜は、「PMF・パシフィック・ミュージック・フェスティバル」のコンサート。
PMFアカデミーオーディションにより世界中から選ばれて編成された
若手の音楽家を育成する為の国際教育音楽祭で
彼らは1ヶ月に渡って札幌で演奏を続けている。
野村グループがサポートしていることもあって、コンサートの収益が全額
東日本大震災に寄付され、子どもたちの音楽教育に役立てられるというのも
気持ちがよかった。
一番の目的、我が家の音のよくないスピーカーではなく
生の演奏で聴きたかった、モーツァルトのポピュラーな
クラリネット協奏曲 イ短調K.622。
思わず鼻歌が漏れそうになるところを抑えて気持ちよく聞けた。
ワーグナー、ブラームスの演奏のこと、あれやこれやの話をしながらの帰り道
たまに履いたワンストラップのヒールサンダルだったが足取りも軽やかに
ようやく小さな声で鼻歌を歌えた自分に気がついて
なんだか可笑しく楽しくなった夜だった。
ホントに音楽って素晴らしい。




もう8月・・・。

2011-08-02 | 暮らしのこと

もう8月・・・。
あの3月11日からもうすぐ5ヶ月にもなるなんて
そう考えると早いのか、そうではないのかがわからなくなる。
地団駄踏んでもちっとも次へは進まないことだらけに埋もれながら
でも月日は過ぎ去っていくということか。
夏の空を見るのが特に好きだ。
青い空と白い雲。
そんな絵に描いたような空のどこをどう切り取ってみても
夏の空にはエネルギーがあり元気になれる。
おひさまを長く見ていられるからうれしい。
この空はたとえ青くなくて白い雲がいなくても
曇天模様の空であっても、ずっ~とずっと繋がっている。
東北にも新潟にも北海道にも、日本中、世界中に。
繋がっている。
そして心も繋がる。
もう8月。
夕暮れ時が日一日と早くなる。
事実、東日本大震災後はチリ地震と同様に
1日の長さがわからないくらい僅かに短くなったそうだ。
この頃が1年中で最も最も嫌いな時でもある。
でも明日も世界中に繋がっているこの空を見上げながら
元気をもらって丁寧に日々を過ごしていけたらいいなぁって
今日の帰り道、思うのだった。