organic journal

生活が楽しくなるきもちのいい " organic life " を楽しもう *

雪と花びら

2012-01-24 | 暮らしのこと

椿の花びらが雪に閉じ込められたまま凍ってしまった。
そして朝、氷の中から少しずつ覚醒していく神秘の世界を彷徨った花びらさん。
花の状態で特別な雪の夜を過ごした散ったばかりの花びらがお出迎えだよ。
この間までおなじ木に花をつけていた椿の花たち。
どちらも綺麗。




”Boots”の軽石で思い出したこと

2012-01-21 | 暮らしのこと

靴の展示会に出かけた際に、ブースの一番端っこに
フットケアマッサージのコーナーがあり、そこだけヤケに混んでいた。
「無料なのでマッサージしませんか~」と声をかけられ
なるほど賑わうわけだと納得する。
昔々に成りゆきで英国式のリフレクソロジーの勉強をし
まぁリフレクソロジストにはなってはみたものの
義理の母にしてあげたくらいで、まるで何の役にもたっていない。
が、そのおかげで足の裏のマッサージがどんなによくて
コンディションがよくなるかは知っている。
最近はちょっとリフレクでもすると調子がよくなるのだろうになぁ
などと思っていた矢先に、あの天使のような誘いがあったのだ。
「無料」と「マッサージ」という今にピッタリのワードに
耳が敏感に反応してしまった。
展示会に来ているのにマッサージなんて、それに無料だからといって
光輝く瞳をしてホイホイと「はい、お願いします」とも言いにくいし
充分におばさんのクセして、おばさんっぽくて恥ずかしいしなぁ
なんて思っているうちに、どんどんタイミングをハズしてしまった。
そうこうしている内に「えぇ~?あなたが?」とビックリするくらいの
若いイケメンの男性が中年女性の誘いにのっていた。
それじゃぁ、やっぱり!と意を決して相棒とお願いすることにする。
すぐに私の番になり「何かお悩みは?」と聞かれ、とっさに
「巻き爪が・・」というと、「そうですねぇ、確かに巻き爪ですが
痛くないのであればすぐに手当の必要もないでしょう」と言われ
少しホッとしていると、「それでは踵の角質のお手入れでもしましょうか」
と言われるままにカミソリで、思ってもいなかった角質を削ぎカットされ
片足が終わりだ!と思っていると、「サービスなので片足だけです」
と言われ、ハイ、オシマイ。
つまり念願のマッサージはされず、この頼んでもいない気にもならなかった
たいして必要もない片足の踵の角質を温めもしないで削がされて
終わりということだ。ガガガァ~ン!
「必要ならこのお店に来てください」とショップカードを渡される。
最初からマッサージを希望していたらよかったのかと呆然唖然。
相棒はというとマッサージにうっとり、満足げな顔をしている。
やたらに時間のかかった彼女もやはり片足だけのマッサージだったが
数歩歩くと「マッサージはしてもらわなかったの? やっぱりマッサージを
してもらった方の足だけぽかぽかしてあったかいし、気持ちよかった~
やってもらえばよかったのに」とうれしそうだ。
おばさんとはいえ、おばさんなりにも遠慮とマナーがあるというもの。
私はというと足もポカポカではなく、削り取られた角質のない踵が
ちょっとピリピリしながら、まさにそのフレーズは私が言いたかったんだよ~
と言いたくなる。
もう10年以上前に買っていたロンドンの大好きなファーマシー”Boots” の
オリジナル軽石がでてきて、そういえば・・と、突然にさよならした角質と
それにまつわることを鮮明に思いだしてしまった。




深川の龍神さま

2012-01-16 | 暮らしのこと

馴染みのあるお不動さん、深川不動堂に出かける。
15日は縁日、しかも1月なのでいつにも増して
人、人、人が多かった。
が、ここだけはこの人混みがたまらなくいい。
通りには昔っぽい出店が多く、野菜、乾物、財布に鞄、
巣鴨商店街に多く見るようなおばあちゃんのあったか下着や
なんと今どき?と目を凝らして見たが、やっぱりの
白い平のゴム、これが山のようにわんさか木の台に
かたまりになって置いてあるのには驚いた。
昔だとパンツのヒモの入れ替えに使うのだろうが
今は買う人がいるのだろうか。何に使うのだろう。
最近は「昭和」はないのだと思っていたが、これには驚いた。
ただの「深川仲見世通り」のはずが、知らなかったが
「人情深川ご利益通り」とも言うらしく、この参道もかなりの賑わい。
参道が長くて、まだです、まだです、気分は盛り上がっていますか?
気持ちの準備は整いましたか?というような妙に大げさな
所もあるが(これはこれでいい)ここは物足りないくらいすぐに
お不動さんに行き着く。
この身近感覚の下町っぽさが好きだ。
京都のお漬け物の和食屋さん 近為は、相も変わらず外のイスにも
溢れて立って待っている人もいっぱいだった。
そしていよいよのお不動さん。ずいぶん前から工事中なのだが
完成は24年9月らしく、ずいぶんあちこち変わっていて
完成に近づいてきているようすで、最終の完成が楽しみでもある。
手を洗い清めるてみずやとかちょうずやという水口に
ポピュラーなのは龍のようで、吐水龍というらしい。
他にも亀やら蛙やらといろいろあるようだが
いつにもまして意識して見てしまうのは今年が辰年だからか。
ここ深川不動堂の吐水龍はかなりのりっぱなものだった。
この隣りには心の中のあらゆることを見通してしまうという
3体のすばらしい龍神さまのいる「深川龍神」がある。
いつもは干支のこと、自分の干支でさえ、こんなに
気にしたことはないというのに、十二支で唯一想像上の
動物、辰年、龍が気になる。
そういえば家族にも2人も辰年の男がいる。
ことし一年、龍を意識して過ごす年になること間違いなさそうだ。

          



辰年の縁起物

2012-01-12 | 暮らしのこと

1月11日、きのうは鏡開きの日だった。
ついつい忘れてしまいがちなので昨年の暮れに
しっかりスケジュールに書き込んでおいた。
そして今日いただいた卓上カレンダーに目をやると
なんと11日の日の枠の中にちゃんと「鏡開き」と印刷されている。
ヘェ~、デザインもシンプルなタイプな割には
鏡開きの日なんてのも書かれているんだ、と
このテのカレンダーを使うことがなかったので
ちょっとオドロキと関心だった。
他の月も見てみると、つまりは二十四節気のカレンダーと
いうことのようだ。
こんなふうなのもカレンダーとの距離間がいつもとは違って
感じられて、なおかつ季節を感じられていいじゃないの
と思ってしまう。
最近の鏡餅はデパートでもスーパーでも、昔とはまるで違った
「鏡餅」になってしまってなんだか寂しくなってしまう。
おまけに上には小ちゃなプラスチックの橙色したみかんまで
まるでこどものおもちゃのおまけのようにくっついている。
まぁこれが便利と思う人たちも多いのだろうから
どこもかしこでも扱っているのだろうが、さもしいというか
情けないというか、残念というか。
向田邦子の恒例だった年の初めのドラマの再放送を
たまたま見た後とあっては、なおさらのこと
今は「昭和」は探して歩いても無いのかもしれないなどと
感慨深く思ってしまう。
まぁそれはさておき、今年の干支は辰。
暮れに縁起物のかわいい辰を見つけて喜び、我が家の鏡餅の横に
そぉっと飾ってしまった。
虎屋ではここ最近こんな小さな干支の新年小型羊羹なるものを
販売しているようで、なかなか洒落ている。
辰というか龍が精悍で今年も頑張るぞ~なんて気持ちにさえなる。
この縁起物、1月いっぱいはまだ販売しているらしく
こんなに気に入っているのだから、わかる羊羹好きに
いっそちょこっと軽くのプレゼントにしようかなぁなんて考えてみる。




鳥・鳥・鳥

2012-01-08 | 暮らしのこと

大きなウォーターフロントパークが近所にあるとかなりうれしい。
いやいや葛西臨海公園と海浜公園のことなのだが
ここは近場のオアシスといっても過言ではないだろう。
ここには野鳥観察マニアのサンクチュアリである鳥類園もある。
長~い重たそうな望遠レンズをつけたカメラと三脚を持った
マニアックなおじさんたちがたくさん集まる公園でもある。
子どもと遊ぶことが楽しい親ならかなり欲張りに遊べるうえ
水族館があり、海浜公園では潮干狩りやバーベキューまでできる。
季節の花たちは咲き誇るし、日本で2番目に大きいらしい観覧車まである。
ガラス張りの美しい棟から見る景色はいい気持ちになる。
ともかく巨大パークなのだ。
今の季節のバードウォッチングは楽しそうだ。
冬の渡り鳥が見られる。
このあいだは何百もの鳥たちが群れて飛んでいた。凄い数の鳥だ。
どうやら鈴鴨というらしいがそのうち葛西臨海公園沖で休む群れと
まだ飛び続けている群れとにわかれていった。
まだまだ見ていたかったが次の目的地へ進む。
次は鳥類園脇の池にも気持ちが悪くなるくらいたくさんの鴨。
さらにいつものコースを歩いていると、今度はこんな鳥。
まるで鳥。きっと誰かが作ってそのままあるのだろう。
鳥ばかり写真に撮っていたので、今度はこの鳥をちょっと借りて
ファミリーの記念写真を撮ってみた。
なかなかいい写真になった。

       

       




鱈とじゃがいもの冬のパイ

2012-01-05 | recipe

冬ならではのホットパイを作ってみた。
ポテトパイというかグラタンというかのあったかホットパイだ。
我が家では冬の定番といえば ”シェパーズパイ” なのだが
前から使ってみたかった材料にこの時期の旬の真鱈がある。
水分が多めで身が柔らかなので、生でも淡塩で身を締めて
売られていることが多い。
冬には鍋料理に使われることの多いこの鱈を、鍋以外に
その塩味の効き具合を活かして洋風に何か作れたらいいのになぁと
ずっと思っていた。
今の時期にはぴったりの簡単冬のパイ。
予想をはるかに越えた美味しさはきっとクセになることでしょう。


* 鱈とじゃがいもの冬のパイ *

<材料>3~4人分
じゃがいもの 4個
鱈 4切
玉ねぎ 1個
ニンニク 1かけ
ミルク 250cc (豆乳でも大丈夫)
塩 コショウ
オリーブオイル
粉チーズ
バター(なくても大丈夫)
パン粉

1-ニンニクを粗みじん切りにする。
じゃがいを小さめサイコロ角切りにし少し水にさらす。
玉ねぎもじゃがいもと同じくらいの大きさに切る。
鱈は皮を取り、骨も除いてから一口大にカットする。
2-鍋にオリーブオイルとニンニクを入れ弱火で軽く炒める。
玉ねぎ、鱈、じゃがいものの順に軽く炒める。
3-ミルクを入れ煮立ってきたら火を弱めて
材料が柔らかくなるまで10分くらい煮る。
途中木べらで軽くつぶすし、塩、こしょうで味を整える。
4-オーブン230℃にあたためる。
耐熱容器底にバターを少し塗り、粉チーズを一面をパラパラし、3の材料をを敷き
粉チーズを敷き、また材料を載せ、最後にパン粉をパラパラ一面にかける。
5-オーブンで20分、パン粉があまり焦げなければ
グリルで5分くらいで出来上がり。




2012 やっぱり空が好き

2012-01-04 | オーガニックライフ

さぁ、もう帰ろうか~と歩きだすとクワ~ッ!! またやられた~"
いえいえやられたなんて人聞きの悪いことを口走ってしまいましたが
何も誰からも何かをされたのではなく、ただ、ただただ、また
その美しい芸術的な空に出くわしてしまっておめでとう!
ということなのです。
なぜこんな風な空になるのでしょう。
キレイ過ぎです。
偶然にも飛行機と凧がおなじ空を舞っています。
特に空気のクリアーな冬の空はまた一段と美しいのです。
空の写真にハマってしまう人も多いようですが
その気持ち、とてもよくわかります。
いつまで見ていたって飽きない空って、凄い力で惹きつけられるのです。
海もおなじ。寄せては返す波を見ているとただそれだけで
しあわせにさえ感じます。
いっときもおなじ波はなく、おなじ海もなく、
強さとしなやかさを見せてくれる海にもまた惹きつけられるのです。
でもいつも見上げるとそこにいる天空の空は、私たちに勇気と元気、
それに希望を与えてくれる気がします。
単純にあしたも元気で頑張ろうって、文句なしに
思わせてくれる気がするのです。
それは時には何にも増して何よりも、もの凄い力だと感じるのです。
世界中に繋がる美しい空にきょうもやっぱりありがとう。