organic journal

生活が楽しくなるきもちのいい " organic life " を楽しもう *

Buono !

2009-08-26 | 食べ物のこと
家のだんなさまはパスタが大好きだ。
自分用のバイブルと言っている
イタリアでパスタのシェアが33%という
あのバリラ社が出している
パスタ専用のクックブックを持っている。
そのレシピを参考にしつつアレンジを加え
今までにずいぶんいろいろな種類の
パスタを作ってくれた。
先日は旬のイワシとトマトソースだったし
モッツァレラと2色のフレッシュトマト、
ボロネーズソース、ナスとパプリカとトマトや
ポテトとキャベツのアンチョビソースなど
このところたて続けに、おいしいもの作りに励んでいる。
昨夜は「ちょっと地味だけど」と
3色フジッリパスタのアンチョビ&ブラックオリーブの
パスタだった。
アンチョビやオリーブがしゃしゃり出ていなくて
バランスのいいハーモニーになっている、
かなりおいしいプロ並みのお料理だった。
さらに前菜には小ヤリイカにコリアンダーとトマト、
シェフ本人がどうしても食べたかったという
ニンジンと揚げじゃこのサラダ、withパンで
デザートは市販のアッフォガードのアイスにコーヒー、と
ちゃんとしたフルコースメニューに大満足だった。
15年位前に貧血で困っていた時に作ってもらった
レバーのパスタを久しぶりにリクエストしてみようか。
もうしばらく、パスタ作りの研究をしてもらえると楽しいが
あんまり続いてしまっても、その後、からだにくっ付いた
余計なものを取り除くのもたいへんだろうから
微妙なところでもある。
ごちそうさまでした。




New CD

2009-08-25 | 暮らしのこと
久しぶりにCDを買う。
1枚は流行もんみたいで、何となくすぐに飛びつくのを
ためらっていたのだけれど、"Fools" を数回聞くうちに
やっぱり手に入れることにした。
「DIANE BIRCH」の "bible belt" 。
何枚目かのアルバムなのかと思いきや
26歳の新人だそうで、新人とは思えない、
その若さとは思えない実力派ミュージシャンだ。
なんとなく懐かしいような、昔から聞いていたような、と
思えるサウンドで、それにしても曲とアルバムの写真とに
ギャップを感じてしまうのだが、それはこちらの勝手な
イメージの思い込みということだろう。
宣教師のお父さんに連れられ、あちこちの国を転々としたそうで
クラブでピアノを弾いていて、プリンスから声をかけられたとか。
ソウルフルで気持ちがいい歌声にいいお買い物をしたとニンマリ。
そしてもう1枚は この曲が聞きたいあまりにゲットしたような
「Horace Silver」の " Song for My Father " 。
もう夏の風ではなくなった初秋、ゆっくり聞くことにしよう。




Organic Herb Tea

2009-08-22 | 食べ物のこと
オーストリア、ゾネントール社のオーガニック・
ハーブティーをいただいた。
1箱に20種類ものカラフルなティーバックが入っていて
アクセサリーのパーツみたいでなんだかカワイイ。
ビオダイナミック農法とやらで月の運行に従い
ハーブを栽培し、満月の時期に限り収穫するのだそう。
ハーブレシピは12世紀から受け継がれたものだというから
「参りました」だ。
箱の「原材料名」が1つのお茶ごとにていねいに
書かれているので20cm近くも占めている。
なんともスゴイ!
どれを飲もうかと見ていたら
"Happy Birthday Herbal Tea" というのを見つけた。
誕生日に因んで、迷わずこれをいただくことに。
ごちそうさまでした。




ドキュメンタリー2本立て

2009-08-19 | 食べ物のこと
気になっていた映画をようやくレンタルビデオ屋さんから借りてきた。
「いのちの食べかた」「おいしいコーヒーの真実」の2本立てだ。
「いのちの食べかた」は「Our daily bread」という原題で
なるほど、私たちが日常普通に食べている、肉や魚、野菜などの
食べものが生産されていくようすを記録したドキュメンタリー映画で
ナレーション、台詞、音楽もまったくない。
工場での豚や牛の解体作業は、ちょっとビックリさせられるシーンではあるが
淡々と、効率よく機械化されている中、生産されていく作業は
食べものとは思えず、何か他のもの、自動車や電化製品を生産している
工場のようだ。
おおよそ「いのち」とは遠く離れた光景だった。
もう1本の「おいしいコーヒーの真実」もドキュメンタリーで
コーヒーの原産国、エチオピアの農家を束ねる
コーヒー農協連合会の代表の人が、働けど働けど、貧困に苦しむ
農家の人々を救おうと、公正な取引を求めて世界中を駆け巡る
フェアトレードの話でこれも興味深かった。
どちらも、生産する人と消費する人が完全に断絶されている、
という共通点があり、種からはじまり、だれがどこで、
どんな工程でどのようにつくられ、今ここにあるのか、
ということはきっと、この先もどんどんわからなくなっていくのだろう。
むかし普通だったことが難しくなっていくのは
私たちの勝手なわがままのせいでもあるのだろうか。
まずは、知ることがたいせつなこと。
8/8から「未来の食卓」という南フランスの小さな村の
ドキュメンタリー映画がはじまっている。
しばらくはこういう食にまつわる
興味深いドキュメンタリー映画が増えるのだろう。




ロボットのキーカバー

2009-08-14 | 暮らしのこと
青山のAOビルでカワイイものを見つけた。
アメリカ東海岸のブランド「Fred」の
”ロボキーズ”というロボットの顔をしたキーカバーだ。
今までにもかわいいキーカバーを見つけては
喜んで使っていたが、これはここ数年のBest 1といえる。
特別になくてはならない物ではないが
デザイン、素材がよくて、機能も果たし
日常の生活の中でちょっとだけ気分が楽しくなる物って
なかなかイカしてる。
しかも、2つセット、525円で超リーズナブル。
毎日使う度にニンマリしてしまう、こんな小っちゃい物が大好き。




浴衣

2009-08-10 | 暮らしのこと
今年は去年にも増してグンと浴衣を
きている女性を見かける。
そんな中、男性も目立ち、1人で麻の柄物の
巾着袋なんか持って、前かがみに歩いている姿なんかを
見かけると、こいつ、着こなしてるな、なんて目で見てしまう。
勇気と気合が入っている分、男性の方が
きれいに上手にきている人が多いようだ。
浴衣もまた、流行らしい。
ファッションブランドものも増え、ユニクロでも売っているようだし
リーズナブルで買い易くなっていることもあるだろう。
その着かたもいろいろで、きもの風であったり
浴衣っぽく涼しげであったり、はたまた
コスプレ感覚な子もいて驚く。
もうこうなっては浴衣どころではない。
丈は短く膝丈で、帯とも紐ともつかない物を巻き
頭にはオーガンジーの巨大リボン、足元には
リゾートサンダルかミュールかバッシュのスニーカー。
もちろんメークもなんかフツウとは大きく違っている。
なんとも異様だと思うのはこちらの勝手で
彼女にしてみたら最高にカワイらしく
仕上がっているのかもしれない。
昔っからきものを縫っていた祖母に作ってもらおうと
伝統的な柄もいいなぁと藍にあさがお柄だったかの反物を
買っておいたのだが、もう作れないよ~と言われた時
はじめて祖母の歳を認識した。
祖母はもうとっくに亡くなってしまったが
小柄な彼女がきていた浴衣は白地にグレーや藍やグリーンの
イゲタ模様や波型などで花柄はきていなかったように思う。
今のようにありとあらゆる色、柄があると
人一倍きものにはうるさかった祖母は
どんな浴衣を選んだだろうか。
あちこちの花火大会のイベントももう終わりに近づき
今月末にはめっきり見かけなくなるのだろう浴衣姿
こちらもせいぜい楽しんで見せてもらうことにしよう。




ジョエル・チューダーと食べ物と「いい匂い」の関係

2009-08-05 | 食べ物のこと
もう数年前のことになるが
ジョエル・チューダーが日本に来ていた時のことだ。
彼は鎌倉の友人の家に滞在していた。
その間は鎌倉のお蕎麦屋さんでそばを食べたり
リンゴやナッツやおいなりさんなど
食事は友人と共にしていた。
その友人が「ジョエルと同じシャンプーを使っているのに
ジョエルはいい匂いがするんだよねぇ~」と言っていたことを思い出す。
ジョエルはサーフィンの世界では言わずと知れた
ひとくちに言ってしまえばサーファーなのだが
彼はクリエィティブなアーティストだ。
数年前から柔術に凝りだしたそうとかナントカ聞いていたが
すでに黒帯なのだそう。
ともかくその友人が言った「いい匂い」の話だが
ジョエルに近づいてクンクンするわけにもいかないし
その時は気にも留めずに聞いていたのだが
しばらく経って、もうそんなことがあったことさえも忘れていた頃に
突然思い出し、「匂いのこと」は無理もないこと、と思った。
友人はふだんは普通に和食、中華、ラーメン、焼き肉を
食べているわけで、ベジタリアンではない。
匂いは国により、人種によりさまざまで
スパイスの香り、ニンニクの香り、おしょうゆの香りなど。
体臭は皮膚の表面の開いている汗腺からもれる臭いなので
つまりは、食べるものと密接な関係にある。
食生活で体臭も変わるのは当然といえる。
ジョエルが「いい匂い」かどうかはともかく
その友人がたとえ同じシャンプーを使ったとしても
汗の臭いとなって出てくる体臭は違って当たりまえといえる。
食べたものが私たちの体臭だけではなく
気力や体力、知力もつくっているベースになっていることには
違いないということだ。
それにしても、チャンスがあってカリフォルニアのデルマーにある
ジョエルの行きつけのタイレストランがあり
そのきれいなレストランに連れて行っていただいたことがある。
私もベジーなので、彼はお豆腐のグリーカレーがお薦めと
選んでくれた。
あの広々としてインテリアも素敵だった、ゴージャスタイレストランと
あのカレーのおいしさは今も忘れられない思い出だ。



ある日の家のグリーンカレーですみません>>





いただいた大きな長ナスをどうしようか、と。

2009-08-04 | 食べ物のこと
お友だちからビックリするくらい大きなナスをいただいた。
間違って大きくなったのではなく
無農薬の畑で作られた長ナスなのだそう。
ナスは一般的な千両なす、長なす、お漬物のおいしい
水なす、小なす、米なすと種類もいろいろだ。
それにしても、こんなに大きいのをどんな法に
いただこうかと考えてみたけれど、やはり
最初のインスピレーションをカタチにしてみることにした。
家では、基本的に揚げ物はほとんどしないのです。が
揚げナスだけは別格で、この時期になるとナスの
おいしさにツラレてついつい揚げてしまう。
年中重宝の美味しくて便利な徳島産の天然すだち100%使用の
「ひろた食品」のぽん酢に時にはレモン、すだち、
ハーブビネガーやおしょうゆ、マスタード、オリーブオイル
などでアレンジし、トッピングはみょうが、ネギ、オクラ、
ごま、じゃこなど気分とその日にある材料と急ぎ具合にあわせてお好みで。
大きいからおお味なのかと思いきや、甘くておいしいナスだった。
細く切ってルックスをパスタみたいにしてみたこのお料理
評判はマズマズだったが、名まえがまだ付けられないで考え中。
ごちそうさまでした。