organic journal

生活が楽しくなるきもちのいい " organic life " を楽しもう *

モーツァルトと鼻歌交じりの帰り道

2011-08-05 | 暮らしのこと

昨夜は1ヶ月ぶりのクラシックコンサートだった。
ベルリン・フィルに続いて東京オペラシティのコンサートホールだった。
以前は歩いて行ける場所だったこともあって、出来た頃から
馴染みのある好きなホールだ。
なんたって天井のデザインと、明かり取りの窓が好き。
全て木で作られているのは、ホントに音にいいのかどうかは知らないけれど
あれだけ単色なコンサートホールも珍しいのかなとも思う。
昨夜は、「PMF・パシフィック・ミュージック・フェスティバル」のコンサート。
PMFアカデミーオーディションにより世界中から選ばれて編成された
若手の音楽家を育成する為の国際教育音楽祭で
彼らは1ヶ月に渡って札幌で演奏を続けている。
野村グループがサポートしていることもあって、コンサートの収益が全額
東日本大震災に寄付され、子どもたちの音楽教育に役立てられるというのも
気持ちがよかった。
一番の目的、我が家の音のよくないスピーカーではなく
生の演奏で聴きたかった、モーツァルトのポピュラーな
クラリネット協奏曲 イ短調K.622。
思わず鼻歌が漏れそうになるところを抑えて気持ちよく聞けた。
ワーグナー、ブラームスの演奏のこと、あれやこれやの話をしながらの帰り道
たまに履いたワンストラップのヒールサンダルだったが足取りも軽やかに
ようやく小さな声で鼻歌を歌えた自分に気がついて
なんだか可笑しく楽しくなった夜だった。
ホントに音楽って素晴らしい。




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