organic journal

生活が楽しくなるきもちのいい " organic life " を楽しもう *

大輪の牡丹

2010-04-28 | 暮らしのこと
家に帰ると大輪の牡丹の花があった。
淡い上品なピンク色の豪華で堂々とした大きな牡丹の花。
部屋の一角にあるだけで、充分にその存在感と
美しさに目が止まり、いやいや目だけではなく
全身が引きつけられて動かなくなってしまうほどだ。
なるほど、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
と言われるくらい、女性の容姿や立ち居振る舞いを形容する
ことばとして、よく言われるはずだとつくづく思ってしまう。
中国の国花とされていた時代もあり、薬用として栽培され
根の皮は漢方薬の原料とされているそうなのだが
それにしても計ってみると直径で25cmもある。
これでは大輪というよりも、さらに上をいく巨大輪に入る大きさだろう。
牡丹は咲いた瞬間が最もきれいで
牡丹色といわれるポピュラーな色は濃紫色のことだというが
こんなピンク系の色もきれいでかわいいし
黄色系は人気が高いのだそうだ。
最近では、このゴージャスな牡丹を母の日に贈ることを
お勧めしているお花屋さんもあるようだ。
王者の風格の花言葉をもつこの牡丹の花。
家庭の中で"最も未だに王者の風格漂う母"には
こんな風なお花を贈るのもよいのかもしれないなどと
母の日が近くなってきた今日、ふと考えるのであった。




「Harrods」大好き人間のひとりごと

2010-04-22 | 物のこと
たまには、と引き出しの中に眠っていたHarrodsの
Buttermilk bath soapを使うことにした。
Harrodsオリジナルだが、スーベニアのコーナで買ったのか
コスメのコーナーだったのか、よく覚えていないくらい以前のものだ。
日本のHarrodsはどんどん縮小され、つまらなくなって
今では紅茶とビニールトートバッグのお店と、まさか
思っている人もいないだろうが。
「ナイツブリッジ」のHarrods、大好き。
最低でも3泊4日くらい、Harrodsのデパートに泊まって
あの巨大なデパートの探索とお買い物ができるツアーがあると
好きなフロアーを隅から隅まで見て歩けて夢のよう、と思ったりするくらいだ。
ダイアナ妃の再婚相手と言われていたドディ・アルファイドの
エジプト人のお父さんが'85年にHarrodsを買い取り
そしてあの、フランスのトンネルでの事故があったことで
ずっと英国王室御用達だったHarrodsだが
今では王室との関係を解消しているそうだ。
Harrrodsに限らず、ロイヤルワラントのついている
王室御用達品には、着るものからお花、食料品、雑貨に至るまで
ありとあらゆるものがある。
アクアスキュータム、バーバリー、ジョン・ロブ、
ランドローバーにエンジンオイルのカストロール、
タバコの「Benson&Hedges」
ご存知Fortnum&Mason、文具のスマイソン、
デパートのHarvey Nichois、スポードなど
あげていたらキリがないのだが、そんな中で
Penhaligon'sやDR.Harrisはサイコウに気に入っているし
スーパーマーケットのWaitrose,
マスタードのColmans、それに
チョコレートのキャドバリーが庶民的で好き。
元来、英国、スコットランド王室歴史好きのせいか
ロイヤルワラントものはたまらなく、Harrodsも好きだというのに
Harrodsからロイヤルワラントがなくなってしまった、なんて
まるで片腕をなくしたようで、かなりつまらないことだ。
あのHarrodsグリーンのショッピングバッグにでさえ
ロイヤルワラントがついていないなんて
もうそれだけでお買い物の魅力が半減以下になってしまう。
あ~ぁ、つまらないし、さみしいし、残念だ。
この数年前に買ったsoapから、私にとってのHarrodsの魅力が
半分なくなってしまったことを痛感する夜だった。




Carole King & James Taylor Consert

2010-04-15 | イベント
明日は待ちに待ったCarole Kingと James Taylor のコンサートだ。
昨年、先行発売で購入して以来
まだまだ遠い先のこと、と思っていたというのに
月日の経つのは早いもので、とうとう4月16日がやってくる。
何十年も聞き続けている彼ら2人のコンサートなんて
まるで夢のようで、もう今から間違いなく
"You've got a friend" では泣けてしまうだろうと確信している。
ギターのDanny Kortchmarの生の演奏も楽しみだ。
彼ら2人らしいほんわか大人のコンサートになるのだろう。
私は J.Tよりもキャロル・キングの方が先に好きになり
代表的なタペストリーをはじめ、いつもいつも飽きずに聞いている。
そして J.T。
だんなさまはむしろ J.T 好きで、彼の1973年、日本初来日コンサートを
新宿厚生年金会館だったかで聞いているという。
CDもすべて紙ジャケットに買い替えていたし、レコードまで持っている。
愛犬のなまえに J.T とつけてしまうくらいの J.T好き。
もちろんその愛犬 J.Tも、生まれて初めて、最初に聞いた
ミュージシャンは James Taylorだった。
彼はコンサートはジャズもロックも、サルサもレゲエも
ハワイアンもクラシックも、さんざん聞きているが
「ボクにとって人生最高のコンサートになるだろう」と言っていた。
明日は私にとってもそうなることだろう。
ひたすらに浸ってくるとしよう。




「P.O.P」写真展

2010-04-10 | イベント

昭さんの写真集「P.O.P」のオリジナルプリントの写真展が
千駄ヶ谷「SLOPE GALLERY」で開催中だ。
老若男女、犬、問わず、毎日足を運んでくださる方が多いようだ。
彼の写真はサーファーたちに及ばず、実はライダーにも
特にハーレー好きにもたまらないらしく人気がある。
先日も雑誌「HOT BIKE」のシラセさんのコラムに
昭さんのことが書かれていたそうで
それで「P.O.P」の写真集の存在を知り
見に来られたという若い男性がいらしたようだ。
23日(金曜日)までの開催なので、ぜひオリジナルプリントを見に
そして彼に当時1969年のヴェニスのことを聞きに
ギャラリーを訪ねてみませんか。




Sunday Afternoon

2010-04-07 | 暮らしのこと
3年前の日曜といったら、海に向かう車の中が常だった。
そううまくもないくせに、しきりに波や風のことを気にし
いい波を求めてポイントをチェックし
その日もっとも納得するところで波乗りをする。
あたらしい仲間ができ、どんどん波乗りにのめり込み
カリフォルニアのサーファーたちの
ふつうのライフスタイルに納得した。
そうやってサーフィンは特別なことではない
ライフスタイルになっていった。
そんな週末の連続があたりまえのように数年続いていた。
その頃は、家族に犬が加わることは少しも考えてもいなかったし
想像もしていなかった。
それでも20年前から、もしも飼うことがあるならばと決めていた犬種は
日本では珍しく、手に入ることを半ばあきらめていた。
その日急に思いたって、何の前触れもなく、犬を見にいこうと主人を誘い
そしてそこと決めていた犬やさんの店の前に立つが
ウインドウに犬の1匹もいない、犬を扱っているとは思えない
その店のドアを押し開けた。
お店の方と面接のようにやりとりをした後
後ろの扉を開けて抱えられて来た2匹の犬。
その黒々としたちいっちゃな子犬の1匹が「J.T」だった。
結局、出会いから2日後に彼を迎えに行った。
今では海に行くこともめっきり減り、波乗りのしかたも変わったが
日曜の午後、こうやって家からいつもより少しだけ足をのばして
海を見ながら一緒に遊び、一緒に浜でリラックスする。
なににも勝る " Sunday Afternoon " だ。