organic journal

生活が楽しくなるきもちのいい " organic life " を楽しもう *

Purple Tulip

2012-04-28 | 花や色のこと

愛犬と大きな公園へ散歩に出かける。
いつもは松の木の林を歩くのだが、一瞬、花粉が霧のように
飛ぶのを見てしまったので、松花粉症ではないものの
いつもと違うコースを歩くことにする。
遠くに紫色の塊りが見える。
何の花だろうと近づいて行くと何とチューリップだ。
遅咲きのチューリップなのかここだけ群生のようになっている。
かわいいショッキングピンクのユリのように尖った形のもきれいだ。
初夏のようなお天気のおひさまに照らされて
ホントの色よりも明るい色に、花びらもまるで透けて見えるようだ。
首を横に向けておしゃべりしているように、傾けてつまんなそうに、
うつむき加減にはにかんでいるようだったり、おひさまと語っていたり、
花屋さんで売られているいかにも優等生とは違って
みんな個性があるようでおもしろい。
いつものコースと違った道で出会ったパープルチューリップ。




壮麗な牡丹なのに

2012-04-26 | 花や色のこと

お隣りからいただいた牡丹の花。
ほんとうに大輪で花びらも大きくてゴージャスだ。
調べてみると5月3日の誕生花で、花言葉は恥じらいや高貴、
王者の風格ともある。
まったくそのとおりの花だ。
牡丹、牡丹・・・といえば牡丹餅、ぼたもち。
牡丹の花の咲く季節のお彼岸にいただく牡丹餅。
萩の季節のお彼岸にいただくのがおはぎ。
どちらも言い方が違うものの同じもの。
我が家ではぼたもちと言えば仙太郎。
頂きものできなこを初体験してからは
ときどき仲間に入ってくるようになった。
壮麗な牡丹の花を見ているというのに
頭が牡丹餅になってしまうなんて
なんとも嘆かわしいトホホな話だ。




Oloitokitok Market

2012-04-21 | Kenya trip

ロイトキトックに着くと、ホテルに入る前にマーケットに寄った。
でもあいにくもう店じまいをし始めた終わりの時間だったのと
平日の火曜日だったせいか賑わいが感じられなかったが素朴さには驚いた。
もちろんマーケットには違いないが、日本語でいうところの素朴な青空市場だ。

       

このマーケットの奥の緑の建てものは屋根付きのマーケットで
そこでは毎日営業しているそうだ。

       

簡素な木の平台があるところ、全くもって土の上に1枚
布やビニールを敷いただけのところ、
売り物の置き方もバラバラッと置いてあるところ、
きれいな山にして積んでいるところなど
それなりに個性があっておもしろい。

       

この日売っていたものは野菜とフルーツがメインだった。
ニンジン、キャベツ、ピーマン、ナス、ズッキーニ、
サヤインゲン、レッドオニオン、トマト、バナナ、アボカド、
マンゴー、ガーリックにジンジャーなど、特別にめずらしいものはなく
大きさは違えど、日本でみる野菜がこちらでも普通に手に入るようだ。

       

野菜やフルーツの種類の豊富さと安さのことよりも
柄や色のきれいなカンガを身にまとったり、頭にターバンのように
巻いた女性たちを間近にしアフリカにいることを実感する。
そうかと思うとTシャツやブラウスを着ている女性たちがいる。
何ともカラフルなビニールのショッピングバッグにも目が止まる。
青い空と白い雲の下、赤い土とこれだけカラフルな色、色、色。
この町、ロイトキトックのふだんの普通だろうこの光景に
歩いているうちに胸がワクワクしてきたのを思い出す。

       

左手奥の方には頂上に雪が冠ったキリマンジャロがうっすらと見える。




The garage・Fall Winter Collection 2012

2012-04-19 | 仲間や人のこと

きのうから「The garage」秋冬の合同展が、中目黒のラウンドにて
開催されている。
20数社による合同展示会なのだがSURF系のブランドも多く
空気感がいいカンジで居心地がよくてずいぶん長居をしてしまった。
昭さんの新作「Kobak T」は2月に出版され話題の写真集 "Smile Rock Ride" が
テーマのようで、あの写真集で見たあの写真の「PHOTO T」ということでは
きっとうれしい人たち rider がいっぱいなことだろう。

明日まで
4/20 12:00~16:00

会場:ラウンド1Fショールーム&ガレージ
目黒区中目黒1-4-5
Round inc.


          

          

今回は J.Tは会場に連れて行ってはもらえず、残念ながら ”コットン””ウール” には
会えなかった。




To Oloitokitok

2012-04-14 | Kenya trip

ナイロビから今回の旅のメインの目的地である「ロイトキトック」に向かう。
ロイトキトックはケニアの南東にあり、ナイロビから車で250Km、
約3時時間の所にある。
アフリカの名峰キリマンッジャロのある国、タンザニアとの国境
すぐ傍にある町だ。
中国の援助により中国人が作った舗装道路があるおかげで
ずいぶん楽になったそうだ。
ケニアへの中国人進出はめざましいらしく、インフラ整備のみならず
製造業など起業し、成功する人たちも多く出てきているのだそうだ。
そういえばドバイからケニアへ向かう飛行機の中
お隣りはビジネス目的の中国の方だったし
斜め後ろのビールを注文しまくり嫌がられていた数名の男性も中国人
それに出国の際、後ろに並んでいた男性数人も中国人だった。
ケニアに向かっているというのに、中国人の近くを
選んでいるわけでもないのに、こんなにたくさんのアジア人、
中国人男性を見ることになるとは、まるで想像もしていなかったので
驚いたし、どうしてこんなに多いのだろうと
不思議に思ったのも、だんだんなるほどと納得だった。

       

A109でナイロビを南下して行くに連れのんびりとした景色が拡がる。

       
       
途中、鉄道を見られた。Kenia Railways。
これはモンバサからの貨物だろうが、最近では乗客も貨物も
減少しているそうだ。
でもこの日の朝、カレン・ブリクセン ミュージアムで
カレンはモンバサから鉄道でナイロビに向かったということを
話していただけに、鉄道を見られたことがなんだかうれしかった。

       
       
モンバサロードは片側一車線の道路だが、モンバサ、ケニアを結ぶ
500Kmの道路だ。
モンバサはインド洋に面しているため、船で多くの物資が運ばれる。
これらを運ぶために、大型のトラックやタンクローリーなどが
舗装されたこの道路を利用する。
タンザニアの国境にも近いこともあり、かなり重要な訳なのだが
なんと言っても一車線、しかも標高差もそれなりにある道なのと
車も中古車で、しかも万全に整備されている車とはいえないトラックが
ほとんどの中、簡単に追い越すこともできない。
故障車や事故も多いようで、止まっているトラックを何度も見た。
景色だけを見ているとのんびりした気分になるが
実際のところは都会とはまた違う緊張感がある。

       

       


       

       

       

       

A109を逸れてロイトキトックロードに入る前の町
「Emali(エマリ)」では路上で赤タマネギを売っているマーケットが
たくさん出ていて、人が住んでいることを実感した。
もうここまで来ればロイトキトックまではもうすぐのようだ。
マサイの町、Oloitokitok・ロイトキトック。

       




のほほ~んとpicnic

2012-04-11 | 暮らしのこと

愛犬と久しぶりのpicnic!
さんざん走ったり寝転んだりと遊んだ後には
ポカポカ陽気のお日さまとサクラと
ターキーサンドイッチにフルーツと飲み物でランチタイム。
のんびり気持ちのいい時間が過ごせた。
本を読みたかったし、お昼寝もしたかったけど
欲張らなくてちょうどいい平日の
のほほ~んとシアワセな一日だった。




とろっとした質感がたまらないケニアのソープストーン

2012-04-06 | Kenya trip

ケニアの旅の話になかなか行き着かないのだが
ちょっとケニアの特産物の1つであるソープストーンの話。
せっけんのように表面が滑らかで手触りがよく
とろっとした質感がたまらなく気持ちのいい感触の
天然石ソープストーン。
ケニア南西部で採掘される柔らかい石で
ほんとうの色は白っぽいピンクのような
オレンジのような色をしているそうで
もちろん1つ1つ丁寧に手作りされる。
日本でもフェアトレードの商品を扱うショップで
動物の置き物や小物入れを見かける。
手のひらにすっぽり入るハートの形に
”friend” や ”love” と掘ってあるペーパーウェイトを
いくつも買って友だちにプレゼントしたりと
以前からこの質感と温度感が妙によかった。
珍しくまっ赤に白のドット柄風とエメラルドグリーンに
マサイの渦巻きのような模様のこのカバさんの置き物。
ケニアの南アンボセリ国立公園にあり、ヘミングウェイが
あの「キリマンジャロの雪」を執筆したホテルの
アンボセリ・ソパロッジでキリン、カメ、カエルなどの
数ある中から選んで見つけて持ち帰った。
ケニアの新聞に包まれて遥々遠くからやって来たカバさんたち。
ソープストーンのとろりんとした触感に癒されながら
雪が冠った悠々しいキリマンジャロとアンボセリのサファリで見た
長いこと湿地に浸かっていたほんもののカバを想いおこす。