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organic journal

生活が楽しくなるきもちのいい " organic life " を楽しもう *

やっぱり!サクラ

2013-10-19 | エコロジー・環境のこと

先週ニュースで東京でサクラの花が咲いていると聞いた。
まさか!と思いつつ、ほんとうにますますの温暖化で
異常に暖かいせいか、サクラも思わず咲いてしまったのかなぁ~
なんて思っていた。
そして南太平洋の島国、ツバルは今どうなっているのだろうとも。
海岸の浸食で島が水没してしまう危機にあるツバルの国の人々は
環境難民、地球温暖化難民といわれている。
ひと昔前にはこんなことばがなかったというのに
この先地球人はみんな何かしらの環境難民になるのだろうし
動物たちにしたって地球人の被害を被ることになる。
サクラが咲いた!とニコニコしてもいられないということだ。





野鳥の楽園というところ

2012-11-06 | エコロジー・環境のこと

だんなさまと愛犬に誘われて市川の野鳥の楽園に行ってみた。
敷地のお隣りには宮内庁新浜鴨場がある。
が、当然ここは私たち下々のものは入れない。
しかし隣接している野鳥の楽園というところは散歩ができる。
そして野鳥観察保護区は月に数回開放している。
愛犬は入ることができないので、全部を歩いてみたところで20分程度らしく
せっかくだからと、1人だけで途中まで歩いてみることにする。
だぁれもいない木漏れ日のきれいな林の中を歩き、人口湖の新浜湖を望み
遠くに野鳥が見えると、ここが都心から近い市川だとは思えないくらいに
ホンモノの自然を感じることができるすばらしい場所だった。
歩き残した半分の楽園を、今度はもっと寒くなった冷たい空気感の中を
ゆっくり歩いてみたいと思う。


          


       


       

          





コアジサシのたいせつなもの

2012-06-14 | エコロジー・環境のこと

葛西臨海公園には何度も行っているが
砂浜に鳥が卵を産んだなんてのははじめて見た。
長~い望遠のカメラを三脚に付けた鳥好き、カメラ好きの
人が数人、珍しい鳥を撮っているのかと思い近づいてみると
鳥というよりも鳥と卵といつかえるかわからない、もしかしたら
もうすでにかえっているヒナを撮っているのかもしれない。
きっと毎日通っている人もいるのだろう。
鳥の名まえは絶滅危惧種のコアジサシでくちばしが黄色いのが特徴だ。
貝殻やゴミがある砂浜をよ~く見てみると
長さが3,4cmくらいの小さな卵がチラホラとある。
こんな場所にこんな無造作に絶滅が心配されている鳥の卵が
あるなんて、と信じられなかった。
それにしてもこんな卵を発見してしまうと、無事にたくさんのヒナが
元気にかえって、きれいな親鳥のように成長して欲しいと
単純に思うのだった。

       


       





「IWP」ケニア活動報告会と「ガンバッテ!日本」

2011-10-22 | エコロジー・環境のこと

先週広尾の "JICA" 地球ひろばのイベントホールで
「IWP (インターナショナル・ウォーター・プロジェクト)」の
プロジェクト報告会があった。
JICAボランティアとしては2005年からケニアの南、キリマンジャロの麓の
ロイトキトックを拠点に活動しているIWPだが、今年に入りケニア南東部の
ジュキニ地域を中心に、もうすでに27本もの井戸を掘削したそうだ。
大がかりな機械を使用してのボーリング方式ではなく
上総堀りという人の手によって人力のみで掘る方式で掘削している。
彼らIWPの活動の特徴は、ボランティアとして手を貸すことではなく
その現地で材料を調達し、井戸を必要としている村のリクエストを受けて
村の代表者たちと数回のミーティングを重ね、話を詰め
必要としている村の住民たちと共に掘削するという
現地適応型の方法がすばらしい。
ケニアにもNGO「IWPケニア」があり、日本のIWPにより現地で
技術を認められた技術者たちで構成されたスタッフがいて
現地の人々だけで深井戸掘削作業をすることがすごい。
ただただ完成された井戸を提供するのではなく、現地で調達した
資材と道具で現地の人たちと共に井戸を掘削する。
これがほんとうの意味でのボランティア活動ではないかと感心させられる。
そんな彼らIWPがジュキニ地域のオロボソイト小学校で井戸が完成した際
学校の先生たちから、日本が地震と津波の大きな被害を受けたことで
何か自分たちにもできることはないかと相談をうけたそうだ。
そこで学校の終業式の前日に全校生徒と先生全員で「日の丸」を
フィンガーペイントし、メッセージを書きこむことにしたという。
井戸ができたお礼と大震災から1日も早く復興するようにと
願いを込めて作られたのだそうだ。
人の交流があってこそのあったかさが伝わってくるようないい話だった。

       




グリーンエコ年賀状とカーボンオフセット

2009-12-25 | エコロジー・環境のこと
「グリーンエコ年賀状」というものがある。
なんでも「カーボンオフセットハガキ」で
売上げの一部で北海道の美幌町にある
”年賀の森”に植林をするようで
それがすごい本数なのかよくわからないのだが
昨年はカラマツ610本を植えたそうだ。
そもそも「カーボンオフセット」とはアメリカの
NPO団体によると、「ある行動とは別の行動により
ある行動の排出量と同量の二酸化炭素発生量を
減らすこと」とある。
つまり自分の日常生活で排出した二酸化炭素などの
温室効果ガスを自分で木を植えるか、植えてもらうかなどの
森林保護をする。できないのであれば、お金だけを払い
誰かに代行してもらうことで、相殺してもらうということだ。
イギリスではじめられ広まってきたこの活動
数年前にニュースでこのことを知った時
何となく都合のいい言い分で腑に落ちない感が
あったのだがそうも言ってられない。
日本郵便でもカーボンオフセットのハガキがある。
ただしこれは55円で販売し5円を寄付するという
明確な数字が出ている。
きっとその5円はハガキの製作や印刷の際、また
配達により排出される二酸化炭素を
オフセット(相殺)するのかと思っていたらそうではないらしい。
削減目標のマイナス6%に貢献するための寄付なのだそうだ。
グリーンエコ年賀状は50円ポッキリで
10枚購入すると12円が植林事業に寄付され
360枚でカラマツ1本を植えることができるとある。
ちなみに1人が生活で排出する二酸化炭素は
1日5kgのようだが、これが信頼できる数字かは
よくわからないし、現実的に把握しにくい。
このグリーンエコ年賀状は製作や印刷している会社の
オリジナル商品で、この会社が植林の活動のために
寄付しているのだそう。
何となくシックリこなくても、個人が直接二酸化炭素排出権を得て
カーボンオフセットしようとしても、それはできなくて
個人は企業の製作した商品を介してしかかかわれないのだそうだ。
2008年からいろいろな商品が出始め、それなりに動きがあるようだが
うっかり過ごしていると見落とす商品もあるだろう。
この活動には正当化したい企業の思いがあるのかとも。
いづれにしても、考え実行する。
自分の日常の二酸化炭素はどのくらい排出しているのか不明だが
このカーボンオフセットの仕組み、今後も注目し
もう少し理解を深め、よりよい納得できるものを見つけ出していきたいものだ。




種のこと

2009-07-21 | エコロジー・環境のこと
友だちがフリーペーパーを持ってきてくれた。
インパクトのあるイラストの表紙でおもしろそうだ。
種のことについて書かれていて、何やら
「F1」とか「ハイブリッド」とか、まるで車のレースみたいで
未知の世界で興味深い。
数日後にはTVのニュースで種の博士のような人がインタビューされていて
この間のフリーペーパーに載っていた方だった。
ところで種のこと。
種って、植えて芽が出て、花を咲かせ、収穫して
その種を採って、植えてまた収穫するという
生命の循環とばかり思っていたら、今は違うのだそうだ。
現在出回っている、私たちが口にする野菜や果物の種の
ほとんどは「F1種」や「交配種」といって
姿、形、大きさが均一したものができるような種で
成長が早く、収穫量も多く、農家にとって
生産し易いというメリットがあるそう。
でもその採れた種を植えたとしても
親と同じようなものができるとは限らなく
1代きりなのだそうだ。
長い年月をかけて環境に適応しながら生き延びてきた
採り継がれて種のことを「伝統種」や「在来種」といって
これらの種は遺伝子組み換えなどの技術でどんどん
品種改良されていくF1種の拡大で脅かされ絶滅の危機にあるとも。
ものすごく驚きだったので妹に話したら、どうやら常識らしく
20年以上前に彼女が住んでいたアフリカのザンビアという国でも
ハイブリッドの種を植えていたし、日本だけのことではなく
種屋さんと肥料屋さんが儲かる世界共通のことだと
あっさり言われてしまった。
また、オーガニックの種とは有機農法で育てられた作物から採取された
在来種、固定種で種子消毒されていないもののことで
たとえ有機栽培であったとしても種はというと
F1である可能性が高いのだそうだ。
先日「浅漬け用きゅうり」として大きさや太さが違ったり
曲がっているが、見るからに元気そうでいい顔したフレッシュな
きゅうりが袋詰めされていて、格安で売られていた。
思ったとおり、なつかしい昔食べたような野菜の味がしておいしかった。
あれは間違いなくF1種ではなかったのだろう。





ここは何処・・・?

2008-11-05 | エコロジー・環境のこと
ここはいつも行く代々木公園にあるこじんまりとして
まとまった "ハーブガーデン"だ 。
ボランティアの方々が春に土から掘り起こし
剪定をしたりと手入れをされていたが
まるで妖精の住むイギリスの Herb Gardenに
紛れ込んだかと思うほどにすばらしく
スッと別世界に連れて行かれるほどだ。
濃いチェリーピンクのパイナップルセージと
秋の濃い緑の葉とのコントラストがきれいだ。
都会の真ん中の公園もなかなかいいものだ。





ドイツ・アウロ社のワックスの魅力

2008-07-26 | エコロジー・環境のこと
先日友人たちが遊びに来てくれたのだが、8ヶ月のベビーちゃんも一緒だった。
眠いはずなのに遊びたくて眠らない彼女の周りをぐるりと大人が囲み
床の上にハイハイをしながら、彼女は大人とおもちゃを相手に遊んでいた。
初めての子育てに何かと気にかかることが多いお母さんと
自然に床用のワックスの話になる。
シックハウス症候群や化学物質過敏症など、建材・塗料・接着剤などが原因の
室内の化学汚染で困っていらっしゃる方も多いようだし
知り合いはいつも何十年も経った家でなくては皮膚が反応してしまう
アレルギーがあるため、新築の家には住みたくても
住めないと言っていたことがある。
床にも石油系の塗料やワックスが使われていると、そのいちばん近くで
呼吸をする赤ちゃんやペットには注意が必要だろう。
今まではワックスなんてあまりかけることもなく
サッサッとモップ掛けをして終わりだったのだが
我が家にワンぱく小僧が来てからは、彼が床でツルツル滑るため
対策を考えなくてはならなくなった。
そこでドイツのアウロ社の「AURO」というフロアー用ワックスに出会う。
アウロ社は環境問題に厳しい国ドイツで、ドイツ環境保護連盟の
「環境賞」を受賞した、自然塗料のトップメーカーなのだそうだ。
ワックスの成分はすべて天然原料100%で、おまけに
原料の植物は契約農家で農薬や化学肥料を使わずに育てられた
有機栽培によるものだという。
全成分を開示しているのは自信の証拠といえるだろう。
水で薄めて使うタイプで、スプレーボトルに入れて
シュッシュしながらモップで拭いたり、普通に雑巾がけでもよく
2度拭き、3度拭きの必要がないし、渇きが早い。
でも一般的なワックスとは違い、仕上がりがピッカピカになる
タイプではないので、光沢を求める方には不満だろうが
使用中からほんのり爽やかな香りは安心で気持ちがいい。
購入のいちばんの目的であった滑りについては
かけた後はまずまずだが、あまり満足のいくものではなかったのだが
彼が床を舐めても安全なことと普通のお掃除として簡単に使えるという点では
納得の「AURO」だし、このシンプルなデザインと缶もなかなか気に入っている。
" organic journal " でも取り扱いたい商品の1つだ。
ふつうに通販で買えるので、興味のある方は調べてみてはいかがでしょうか。




はじめて見た赤潮はまるで100%キャロットジュースのようだった

2008-06-23 | エコロジー・環境のこと
海浜幕張公園に立ち寄る。
幕張の浜に行ってみてオドロキ!!
海がオレンジ色をしている。
毎週海に通って数年だというのに赤い色の海は見たことがなかった。
これが赤潮。
赤潮って何となく茶褐色なのかとイメージしていたが
ここでは100%オーガニックのキャロットジュースのようだった。
お風呂の入浴剤にも見える。
赤潮の発生が増えていて温暖化とか何とか
いろんなことが身の回りで起こっているけれど
こういうのって説得力があり、自然の凄さを感じる。
もっと知りたい、海のこと。




殺虫剤と洗剤と経皮毒

2008-05-31 | エコロジー・環境のこと
ほとんど1ヶ月に1回の更新になってしまった「 journal * journal 」
「経皮毒」のことについて書いたのだが、その時に思い出した
エピソードがあるのでpart-2として書くことにした。
「経皮毒」。何となくイヤな響きと字面の、このことば。
ご存知の方も多いだろうが、皮膚からからだに入る合成化学物質のことで
アトピー性皮膚炎やアレルギー体質、それに発がん性が
認められている物質まであり、からだの中に蓄積されていくと
悪影響を及ぼすということだ。
人ごとではなく、私たちの生活の中で普通に使っている
シャンプーやコンディショナー、洗剤、殺虫剤、化粧品など中にも
入っているというので気をつけたい、選びたい、考えたいわけだ。

ある日親戚の家に泊まることになり、翌朝早い為ソファに仮眠することになった。
と、数時間後、しつこい蚊が数匹飛びはじめ、隣の部屋で寝ていた彼女は
たまたま私の寝ているソファの上、つまりからだと顔の上目がけて
数秒間シューッ、シューッと振りまいたのだった。
さらに誰かの敵でも打つように力強く、狂気的にプシューッとやる。
いくらシツコくっても死んでしまうだろうに、
かなりの時間振りかけられた私は、おかげで蚊には刺されなかったが
ほとんど蚊と一緒かそれ以上で、喉が痛み、咳が出て
少し位の移動では何の効果もないくらいだった。
またある時、友人の家にゴキブリが出て、殺虫剤をかけたのだが、シブトイ奴で
それじゃぁと、キッチン洗剤をそのゴキブリ目がけてプッシュしたのだそう。
殺虫剤より効果テキメンで弱って死んでしまうのだと
意気揚々と話してくれたことを思い出した。
殺虫剤だってかなり強い、人のからだには悪いものと身を以て知っていたのだが
それにも増して、人間よりも早くから地球に住んでいる生命力の凄いゴキブリを
キッチン洗剤でさようなら、とは。
つまりは、そのいつも使っている食器を洗うその洗剤は何者よ、と
言うことになるわけで、スーパーでよく見かける洗剤の用途には
食器だけでなく野菜・果物とまで書かれている。
アカギレ、手荒れなんか当然で、その合成化学物質は
からだに溜まっていくとどうなるの、と。
成分を見ても、食品よりもわかりにくく、実際化学物質の名は
読みにくいカタカナだらけで、2000種類以上もあるのだそう。
人のからだは必要のないものをきちんと排出してくれる防御作用があるといっても
溜まりすぎたり、食事のバランスが悪くてはそうもいかないはず。
普通に使っている身の回りのものを見直してみることも大切なことで
自分が選んだもの、自分の生活、そして自分が食べたもので人は作られ
また、変わることもできるのだということも考えてみたい。


「frosch」の洗剤のように人にも環境にも配慮した商品があたりまえになるとうれしい*




ゴミの話

2008-04-28 | エコロジー・環境のこと
昨年、浦安青年会議所主催によるイベント「LOHAS」で
「マクロビオティックとLOHAS」をテーマに
ロコ・ディッシュの加賀谷恭子さんと対談させていただいたことがある。
私たちの後に講演された環境コンサルタントで
昨年「うちエコ入門」という本を出版されている
ペオ・エクベリさんが興味深いお話をされていた。
1ヶ月にご夫婦で出すゴミはサッカーボール1個分だという。
その理由はベランダに置いた「ミミズ・コンポスト」で
生ゴミから紙類、要らなくなった洋服や靴に至るまで
何でもコンポストに入れ、また買う物は土に還るものかどうかを
基準にされるそうだ。
「ミミズ・コンポスト」とはゴミを削減するためにミミズを飼って
有機ゴミを食べてもらい、栄養のある腐葉土を作る方法だ。
ドイツに住んでいる友だちもミミズとは言っていなかったが
同じことを当たり前に普通な日常として言っていた。
1回に出すゴミではなく1ヶ月のゴミが
サッカーボール1個分とはオドロキと感心だ。
よほどご夫婦が毎日の生活の中で楽しくなる執着がなければ
難しいことだろう。
日本人の年間1人あたりのゴミの量は400kgというから
1ヶ月 約33kg、1日だと1.1kgということか。
ペオ・エクベリさんはサッカーが大好きのようで
10代の時に2度もリフティングの世界記録を更新した事があるそうだ。
好きなものに当てはめて考えるのも面白そうと
サーフボード、テディベア、お鍋など、いろいろ思い浮かべるが
まるでピンと来ないので、ひとまず
昨年から購入するゴミ袋の大きさをひと回り
小さいタイプに変えているので、さらに小さくできるのか
意識してみようと思う。
ゴミを減らす事も大切だけれど、捨て方のマナーはもっと大事。
各自治体別にある、統一なんてとんでもなさそうな、いろいろなルール。
何だか理解しがたいし、政治的。
遊び感覚で出来ることを自分なりに実行継続がいいだろう。





” エコラベル ” は楽しい!

2008-03-14 | エコロジー・環境のこと
(社)産業環境管理協会の主催による「エコラベルガイダンス」で
(社)日本消費生活アドバイザー コンサルタント協会の方々から
お話を伺って来た。
どれだけたくさんの種類の ”エコラベル" なるものがあるのか
まずは日ごろの生活の中で気付いてみよう、というような
「エコラベルの入門編」といった少人数のワークショップだった。
それにしても「エコラベル」
こんなにたくさんあるのか!とビックリだ。
よく目にしているものから、その分野に携わっていなければ
なかなか見るチャンスのないもの、かっこいいデザインもあれば
ちょっとニッコリほほ笑んでしまうもの、
はたまた独自の世界に入り込んでいて勘弁してください、のようなものまで
ほんとうにたくさんの種類がある。
エコラベルの種類は3つのカテゴリーに分類される。
タイプ1エコラベルは第3者機関により認証を受けたもの、
タイプ2は企業自らが任意に付ける自己主張による環境情報ラベル、
タイプ3の環境負荷を表示するラベルと分かれる。
さらにユニークなデザインの多い地方自治体のエコラベルや
よく目にするリサイクルラベルなどなど数えだしたらキリがないくらいだ。
いつもの生活の中でも、探したり見つけたりしながら
環境に配慮したものを選んで買う消費者・「グリーンコンシューマー」
になるべく、これらのエコラベルをものを選択する際の目安のツールとして
難しく考えずに付き合っていくのも楽しいだろう。


エコラベル・マークのいろいろ>>







エコ偽装と再生

2008-02-27 | エコロジー・環境のこと
昔々、原宿に小さなステーショナリーshopがあり
取り扱っているものはフランスやアメリカなどの海外のものが多く
なんてことのない封筒や紙が洒落ていて
ただのシンプルなボールペンが、ただのボールペンではなく
カッコよく、よく出かけたものだった。
近ごろはどこにでも、こじゃれたものが氾濫しているので
ありがた味に欠ける。
そんな中でも事務用に使うには無印良品のクラフトの封筒を
ここ数年愛用している。
いつものように買いに行くと無い。売り切れではなく
例のあの古紙問題がここにも影響していた。
再生紙じゃなくてもいいから、と買いたくても買えない。
店頭から引き下げた完全な販売中止だった。
2週間お店から引き下げている間に、帯の印刷を正しい表示に変え
復活し、今では何事も無かったかのように販売している。
お店の人に聞くと、私が愛用していた再生紙クラフト封筒は
古紙(再生紙)40~50%ということだったのだが
実際にはまったく入っていなかったそうだ。
ゼロ?と聞き返してしまった。
無印良品の商品では70の商品に古紙が含まれていない、又は
配合率が表示を下回っていたという。
自ら無印が製紙会社に問い合わせて発覚したというのが本当ならば
無印良品も被害者ということになる。
大手製紙会社ではずさんな再生紙の配合率の実態を会見したそうで
まず、高品質の古紙の入手困難、顧客の求める品質では公称の配合率を
保てない。つまりは技術の限界ということだそうだ。
限界かどうかはともかくとして、それほどまでに再生紙にこだわらなくては
ならない理由がどこにあるのか。
エコロジーや環境ということばが実態とは別に突っ走っているのだろうか。
実際、再生紙の製造には石油燃料がより多く使われ、co2排出量も増え
コストにも上乗せされる。おまけに偽装だ。
食品の場合と何ら変わらない。
古いものは簡単に捨て、新しいものをどんどん作り出すことに
精一杯になってきた社会なのだから、「再生」は難しい。
そろそろ言葉だけのオブラートに包むのを止め
メリットとデメリット、その両方をきちんと堂々と
説明、表現していくことに胸を張ったほうが
信頼できるのではないか。
その上で何を選ぶかは私たち消費者各々が決めることだろう。





" 燃やすゴミ " と言われても・・・

2007-12-13 | エコロジー・環境のこと
渋谷区では今まで不燃ゴミとして出していた
プラスティック製容器・ビデオテープ・CD・発砲スチロール・
ゴム製品など、10月から " 燃やすゴミ " として出すことになった。
毎日ポストに入る汚いビラやチラシなどと一緒に
ペラッと「変わった」という内容が書かれた印刷物が
入っていてうっかり捨てそうになってしまった。
正式には平成20年4月から実施されるそうだが、モデル地区の1つらしい。
ただ各自治体によってかなり違いがあるようだ。 
消却するための炉が進化し、ダイオキシンも出ず
環境にも人にも影響のないものになったのと
" サーマルリサイクル " という燃焼させることで
消却の際のエネルギーを回収し発電冷暖房、温水などの
熱源として利用するのだそう。
そういえば今までも焼却炉のすぐそばには温水プールが付きものだった。
そのため今までは燃えないゴミとして、ひたすら埋めていたゴミを
あっさり、燃やすことにしたそうだ。
猛毒のダイオキシン発生はどうなってしまったのやら。
もっとも東京ではもう埋め立てる場所もない。
自治体によっては住人との約束ごとがあり、消却の際のダイオキシンが
人に与える影響を考え、断固、埋め立てる地域もあると聞く。
この狭い日本で全国各地、地域ごとに分別の基準が異なる。
いっそのこと統一された方がよさそうなものだが
どうも政治と同じで難しいカラクリがあるようだ。
長年の習慣とは恐ろしいもので、CDやCDケースのプラスチック類を
捨てる時には未だにとまどったり、抵抗があるんだよなぁと思いながら
今日の "ゴミ " を捨てに行く。