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organic journal

生活が楽しくなるきもちのいい " organic life " を楽しもう *

うれしいお弁当

2010-10-14 | 食べ物のこと
今日のランチはお弁当。
といっても自分で作った手作り弁当ではなく
お昼に出かけた帰りに、久しぶりにリマで買ったお弁当だ。
この春、代々木に「リマ新宿店」ができ
東北沢まで行かなくても、ここで買いたい
オーガニックな商品を購入できるようになり
おまけにお弁当まで販売してくれているので
ご近所にしてかなりうれしいお店になる。
ピカピカの什器やテーブルが並んだ
リマクッキングスクールまで併設している。
それでランチのお弁当は「オーガニックキッチン」の
"畑のお肉入り酢豚弁当"にしてみた。
それにしても、いつも思うにマクロビオティックの
無理に「肉」ということばを
使いたがるワルイクセ。
これは何とかならないものなのか。
お肉風にしているだけのことで、お肉ではないのだから
わりきって大豆の中華風揚げ物とかでいいじゃぁないの。
まぁそんなことは長くなるのでともかく
玄米ごはんに黒ごま塩付きでなんと500円。
うれしいメニューに喜びの価格だ。
玄米ごはんもネッチリとおいしく炊けていて
その畑のお肉もサッパリとよいお味で
サツマイモのレモン煮もニンジンとキュウリの
パスタサラダwithオリーブオイルも
オイルが多めなのはヤヤッ?と思いもしたが
納得のランチにごちそうさまでしたと
何気なく蓋に貼られたシールを見ると
えぇ!?
"キャベツの千切り・しし唐かインゲンの高野豆腐の含め煮"
とある。
やはりパスタサラダは飛び入りだったのだろう。
はたまた基本的ミス、シールの貼りまちがい?
ちょっとだけ、高野豆腐の含め煮もよかったな~、と
思いつつも、本日のお弁当はおいしくいただいてシアワセ。
ごちそうさまでした。




なぁんにも無い。ならばパンケーキ!

2010-09-18 | 食べ物のこと
我が家は食料を貯蔵する習慣がなく
冷蔵庫に何かの残り材料と乾物が少しくらいで
だいたいは必要に応じて買い物をしている。
休みの朝、パンがないことに気がつく。
すぐそこまで買いに行けば手に入るのだけれど
まぁ、何にもないならあるもので作ってみようと
パンケーキを作ることにした。
かぼちゃがあるのでボイルド&マッシュして
全粉粉類と混ぜ合わせて焼くことに。
オリーブオイルも切れているので
それじゃぁとグレープシードオイルで少しさっぱりと。
かぼちゃの甘さのい~い香りが漂いだす。
ルッコラと黄色いパプリカとブラウンマッシュルームを
散らして、ヨーグルトとメープルをほんのちょこっと垂らす。
シンプルな甘さ控えめのヘルシーごはんのでき上がり。
パンが無かったおかげでおいしい朝ごはんが食べられると
パンケーキ好きのだんなさまはオヨロコビ。
次回もあるものシリーズでパンケーキもいいのかも。




桃と祖母と水蜜

2010-09-04 | 食べ物のこと
きれいな白い肌の本白桃を
岡山土産にいただいた。
昨年は清水白桃だったそうで
収穫の時期によって呼び方が変るので難しい。
といっても木が違うそうなので
やはり見た目もお味にも違いがあるようだ。
それにしても本白桃はきれい。
皮がす~っと剥けて、剥けたはずなのに
身も白く、薄い皮と同じ色をしている。
酔ってしまう程の高い香りで、甘く柔らかく
そして本白桃の特徴でもあるわずかな渋みがあり
口の中で甘さと溶け合う。
美味しいものをいただくとニッコニコになって
心まで笑ってしまうようだ。
食べものの力って、すごい。
そんなことを思ってニタニタしているうち、祖母を思い出した。
彼女は水蜜とよんでいた。
なんだか懐かしい忘れていたことばだ。
夏は白地に細かい藍模様の浴衣をきちんと身につけ
朝早くから拭き掃除をしていた祖母。
年寄りの癖に硬くきつくきっちりと絞った雑巾で
階段の窓の桟を拭いていた。
私のキッチンタオルや雑巾の傷みが早いのは
いいのか悪いのか、このきつく絞ることが
習慣になっているおかげともいえる。
きれい好きなしっかりとした性格の人だった。
仕事の後にいただく水蜜の味は、きっと格別だったろうなぁ、
そんな時会話をしたんだったかなぁ、
それとも無言で頬張っていたのだったかなぁと
水蜜の好きの祖母を思い出し、少し胸が熱くなってしまった。





カステラの話

2010-08-28 | 食べ物のこと
カステラと言えば長崎。
長崎の3大カステラと言えば、全国どこでも手に入る
お馴染み「文明堂」と「福砂屋」と
今回偶然買うことができた「松翁軒」のようだ。
ポルトガル人から教わったカステラなるものは
当初はパンのようなものだったようだが
水飴を加えたことで、しっとりとした
現在のカステラになったのだそう。
ところでカステラ好きには気になっていた「松翁軒」。
ずいぶん前に雑誌のサライか何かの本で見て以来
チャンスが来た時にいただこうと自然にまかせていた。
そしてついにやって来たそのカステラをそーっと開いてみると
あらかじめカットされていた。
カステラを切る時に、包丁を焼いたり
一回一回濡れタオルで拭いたりとめんどうなのだが
はじめからカットされていると手間が省けて
おまけにきれいな切り口で、お隣りのと比べても
同じ厚さなので変に心配する必要もない。
ただ1人で食べる時に、自分の好きな厚みで思いっきり分厚く
切る楽しみには欠けるのだが。
心配していたカステラの下の白い薄紙もちゃんと1つずつ
これもまたきれいにカットされていた。
松翁軒は1681年の創業から変わりなく
玉子割りから焼き上げまで、1人の職人さんが担当するのだそうだ。
また生地にザラメを使って焼くため、作りはじめのものは
カステラにザラメを感じ、日にちが経つとザラメは溶けて
生地に馴染むようなのだ。
納得だ。子どもの頃から楽しみだった最後の最後に
底の紙にへばり付いた焦げたカステラとザラメ。
お行儀は悪いが、これがたまらなかったし
それは随分おとなになった今も変わらない。
上品な甘みでおいしくいただいたのだが
残念ながら最後に物足りなさが残ってしまい締められない。
チョコレートのカステラも評判のようなので
別ものとして心配することなくいただけそうな
今度はチョコレート味にしてみよう。




なんて久しぶりな "シェパーズパイ"

2010-08-15 | 食べ物のこと
リクエストがあり、ブランチにはちょうどいいし、と
シェパーズパイを作る。
以前ロンドンに住んでいただんなさまに
一緒に作りながら教わったレシピで
はじめに作ったのがもう20年以上も前になる。
そして6,7年ぶり、久しぶりに作ってみることに。
ところがこのシェパーズパイを作るのに
無くてはならない味の決めてとなるイギリスの
"リーペリン ウスターソース"がなかった・・・
あれが無くてどうやって味が決まるかしら・・・
と思っていたが、とりあえずは何とか落ち着きできあがった。
羊飼いのパイなので本来はラムのミンチで作るようで
ビーフを使ったものはコッテージパイと言うらしいが
最近はシェパーズパイもビーフでも作るよう。
玉ねぎやにんじんなどとビーフのミンチを炒めて味付けをし
じゃがいもをマッシュしたものとサンドにしオーブンで焼くパイだ。
簡単でお腹にグッときて忙しい羊飼いにはちょうどいいとか。
だからブランチにはちょうどいい簡単シェパーズパイ。
寒くなった頃、リーペリンのウスターソースを買って来て
また作ってみよう。




Schoko Pudding

2010-08-09 | 食べ物のこと

うれしいことに代々木と言っても
新宿とも言える微妙な場所だが
ともかく数ヶ月前に「オーサワ ジャパン」のお店ができた。
おかげでわざわざ東北沢まで行かなくてよくなり
とても助かっている。
つい先日もランチタイムにフラリと覗いてみる。
ミトクが輸入しているオーガニックプリンミックス
チョコレートの "Schoko Pudding" を見つけた。
ドイツの "アーチェ" のもので、アーチェと言えば
玄米水飴をベースにしたヘーゼルナッツスプレッドや
ピーナツスプレッドをいただいたことがあるが
こんなプリンミックスもあったとは知らなかった。
お砂糖も動物性原料も使っていない、オーガニックの
コーンスターチとココアバターと食塩だけの
いたってシンプルな原料で
これに豆乳とお好みで甘味を入れて混ぜ合わせ
型に入れて冷やすだけ。
お一人さまずつもよし、大きな型に入れ切り分けるもよし。
トッピングにホイップクリームやアイスクリームもよい。
夏はデザート作りを敬遠してしまうのだが
こんな簡単だと申し訳ないくらいうれしいし
それに、おいしいのだった。




ベジタブルスープwithキヌア

2010-08-06 | 食べ物のこと
毎日暑い日が続きヘトヘトになる。
ついつい暑いからと、おそうめん、冷たいおそば、
冷やしトマトにきゅうり、スイカに冷たいデザート、
と、冷たいものばかりが続くと、さすがに
温かいものをいただけませんかという
体からの信号にハタと気がつき
そこでやっぱり野菜スープに行きあたる。
が、この日は穀物のキヌア入り。
キヌアはペルー南部やアンデス山脈の
3000m以上の高地で栽培されるという
アワやキビに似ているタンパク質や
食物繊維などがたっぷりの穀物だ。
シチューやスープの他、ごはんと一緒に炊いたり
コロッケやビスケットなど
くせのない味は何にでも使いやすい。
今夜はこんなあったかスープにパンと少しのデザート。
たまにはこんな風に少なめ控えめごはんで
夏バテと夏太りにさようなら、で
からだの中も外もスッキリしたいものだ。



甘い"夕張メロン"の季節

2010-07-11 | 食べ物のこと
もうかれこれ20年以上になるだろうか。
毎年この時期になると父から本物の夕張メロンが贈られてくる。
今では夕張メロンに限らず、赤肉のメロンの種類が増えているが
やはり子どもの頃から、ふだんのおやつに、デザートにと
よく冷えた夕張メロンをいただいていたせいか
正真正銘の夕張メロンに馴染みがある。
メロンはネットの編み模様がきめ細かいほど、糖度が高く
形もよくて等級が高くなるのだそうだ。
フルーツは何でもウレウレが好きな人がいるけれど
私の場合は、夕張メロンはチョッとキモチ早めくらいの方が好みだ。
独特の香りと甘さに今年も納得と満足なのだった。
高校生の頃、男の子のお友だちを家に連れて帰ったら
いつものようにこの季節のフルーツとして
夕張メロンのハーフカットが出てきた。
真ん中にブランデーをたらして食べるとおいしいよ、と
お酒をまったく飲まない両親。
初めて会ったまだ未成年の男の子にお勧めし
種を取り除いたメロンのまん丸真ん中にドボドボと
注いでいた光景を思い出す。
遠慮なく召し上がれと言われても、緊張とブランデーに酔った彼は
あっという間に引き揚げてしまったのだった。
夕張メロンのちょっとした甘い思い出を想いながら
2個めの夕張メロンをハーフカットにした。




いちごの旬のこと

2010-05-24 | 食べ物のこと
もともとフルーツ好きのいちご好きだったのだが
ここ数年、積極的に買わなくなっていた。
フルーツのようなアイベリーなどはともかく
価格にかかわらず、おいしいいちごに出会えなくなっていたからだ。
ところが近くのスーパーで売っていたいちごの種類もいろいろだったし
久しぶりに買ってみたら、甘くておいしくビックリ。
しかもリーズナブル。
それじゃぁと調子に乗ったいちご好きは別の店でも買うが
これもなかなかいける。流通が違うのだろうか。
高級スーパーやデパ地下よりも、ぜんぜん安くておいしい露地物
ということなのだろうか。
いやいや本来の旬のものはおいしい、ということなのだろう。
この時期をはずすと味も落ち、またガッカリさせられるのかもしれない。
ところが、年末年始が近くなると、またデパートや
スーパーマーケットで、いちごがこれ見よがしに
美しさを誇って、価格も上がり登場する。
また旬がやってくるわけだ。
旬とは、その食材が最もおいしくて最も出回る時期のことな訳だから
栄養も高く、さらに価格も安くなる。
ところが、露地物の自然な旬とは別に、流通の旬なるものがあって
最もニーズが高く、最も高く売れるため、自然条件とは関係なく
生産者はそのいちばん売れる時期にあわせ、たいへんな時間と
労力をかけてもなお、季節はずれのいちごを作る。
花芽を冷蔵しビニールをかけ、日照時間を長くするために
ビニールハウスの中で電灯をつけ、暖房をすることもあるのだそう。
青いいちごを収穫し低温で保存し、出荷直前に温度を上げて
赤いいちごにして出荷をする。
冬の時期のため、日持ちもし、いたみにくく流通しやすいのだそうだ。
どうせなら、自然な旬の時に、安くておいしく
最も栄養のある時期にいただきたいものだ。
流通の旬は買う側のリクエストに応えてもいるのだから
だれもがなるべくなら旬にそくしたものを購入するようだと
環境負荷を軽減でき、なおかつ最もおいしいものを
おいしい時にいただけるのに、とつくづく思う。
せっかくある四季と旬を楽しんで
本物の究極の食いしん坊でありたいものだ。




「とらや」好き

2010-03-17 | 食べ物のこと
物心がついて気がついたら、かなりの甘党一家だった。
そんなわけか、いつも「とらや」の羊羹があった。
頂きものだったのか、ふいのお客さまのために常備していたのか
はたまた、祖父や父の好物だったからなのか、そんな家族のDNAか
子どもの癖に羊羹好きで、そんな習慣のせいかどうか
その後数十年も経った今でも「とらや」好きだ。
今はいただく物は限られていて、小豆の羊羹の「夜の梅」か
黒砂糖が懐かしい「おもかげ」と最中の「御代の春」になっている。
特に梅桜をかたどった小さめの御代の春は
ちょっと物足りないくらいの大きさなのだが
それが「またね」と次回を約束しているようで
数ヵ月後にまた再会の運びとなる。
この日は箱入りではなく、2個、3個のバラで買った為
墨色のトレードマークの虎が印刷されただけの白い小さな袋に
最中とネームカードが入っていた。
この袋のデザインがシンプルでいいし、袋が小っちゃくてかわいい。
箱入りは箱入りのよさがあるし、こんな小さな袋に入れてもらうと
今までと違ったとらやを発見したようでうれしくなる。
ロゴも包装紙も。箱のデザインも色も大好き。
ミッドタウンの虎屋菓寮で芸術品のお菓子を見るのも
楽しいしワクワクしてくる。
450年以上も続いている老舗には、さすがに風格がある。
やはり大昔から朝廷や皇室にお菓子を納めていたわけだから
和菓子屋さんとひと口では言えない歴史が詰まっている。
でもその時代時代に新しいことを加えながらも
伝統も守るというのは、そう簡単なことではないだろう。
とらやの歴史によると、1600年の終わり頃から
お菓子に名まえをつけて、意匠も工夫するようになったそうだ。
和菓子は味覚、触覚、嗅覚、視覚、聴覚の
五感の芸術と書かれていた。
うぅー、さすが。痺れることばだ。
「とらや」好きにはたまらない。
さてさて、それではそろそろ、随分年季の入った
自分の五感を研ぎ澄ますように、御代の春をいただくことにしようか。




祭りずし弁当

2010-03-11 | 食べ物のこと
おみやげに岡山駅弁の「祭りずし」をいただいた。
10数年ぶりに見たそのお弁当は
桃の形をしたピンク色のプラスチックの容器で
酢飯の上に色とりどりの具が散りばめられていて
昔のままだった。
「祭りずし」はお弁当の名前で、地元では
「ばらずし」と言うそうだ。
江戸時代の岡山藩主、池田斉政は贅沢を戒める
一汁一菜のお触れを出していたが
町人はお祭りのいちばんの楽しみのお祭り鮨は
一菜には違いがないだろうということで
つくり続けていたというエピソードがあるくらいだそうだ。
いわゆるちらし寿司なのだが、生のおさかなは入っていない。
岡山名物のままかり酢漬け、あなごの蒲焼き、さわら、えび、
しいたけ、蓮根、錦糸卵などなど具沢山で
日持ちするように考えられたという。
お腹が空いていたので、見た目には少なそうと思っていたが
いえいえ、食べ始めるとそれなりなボリューム感で
1つ1つの具に味が染みていておいしく
ごはんとおかずのバランスが計算された
お腹も気持ちも充分に満たされる祭りずしだった。
年々、全国の駅弁のイベントがたいへんな人気で
大騒ぎになっているが、他のお弁当に比べ
ダイナミックさやボリュームで勝負とはいかないが
この岡山の祭りずし、瀬戸内海を思い浮かべながら
しっとりとじっくり味わうにはお勧めの駅弁だ。




最近ハマっていること

2010-02-24 | 食べ物のこと
シリアルやレーズン、くるみが入った軽い感じのスポンジケーキや
フレッシュ・ブルーベリーのマフィンなどをつくる際
ハマってしまったことがある。
いやいや、そう特別なことでもなく、大げさに声に出して言うほどの
珍しいことでもないのだが、シナモンシュガーのトッピングだ。
単に、シナモンと甜菜糖をミックスしただけのものを
オーブンに入れる直前に、パラパラ、あるいは敷き詰めて焼く。
すると表面の少しこげめのついた焼き上がりが香ばしく
パリパリの食感が楽しめ、いつもよりワンランク上のような出来栄えの
お菓子になる。このトッピングが止められない。
ケーキを作りたいのか、シナモンシュガートッピングの焼き上がりの
表面を見たいのか、今ではかなり微妙なバランスになり
自分でもわからなくなってきているくらいだ。
ともかく、シナモン小さじ1/2、甜菜糖小さじ2をめどにミックスしたトッピングを
ハマるかどうかは別として、パラパラ、と是非お試しを。




lunch time

2010-02-10 | 食べ物のこと

少し遅れてランチで新年会をするため
みんなで歩いて渋谷の契約農家のお野菜を食べさせて
くれるというレストランに行く。
忙しい時間をとうに過ぎていたせいか
奥のルームの窓際のテラスが見える
ゆったりとした席に通される。
入り口の印象とは違って、なかなかいい感じで
みんなニンマリ。
レストランに行くと、どの席に着けるかで
食事の楽しさが変わってしまうことがある。
今時はおいしいのだけれど、狭くてお隣の方の肘と
スレスレになってしまうような所もあり
食べている方もその脇を通るこちらとしても緊張が走ることもある。
知っているレストランの場合は、あらかじめ予約の際に
席を指定することができるし、ゆっくりお食事を楽しみたい時には
スペースや空間はかなり重要なポイントになる。
メチャクチャ感激するお味ではないとしても、窓から見える景色や
居心地のよい場所だと、それだけで会話も弾み
気持ちがいい時間を過ごせるというものだ。
実はこの日も、なんとなくそんな感じのランチタイムに
なってしまった。
こんなきれいな盛りつけでステキだったのだけれど・・・




アップルコンポートのやわらかな甘さ

2010-01-29 | 食べ物のこと
リンゴ好きもさすがに食べきれなくて
かごの中に入っていたフジのりんごを
毎日チラチラと横目で見ては
ジャムにでもしようかと思っていた。
家に帰ると、甘くていい香り。
だんなさまがキッチンで鍋のそばにヘバリツイている。
なんと、りんごのコンポートを作っていたらしい。
作り方もわからないまま、作りはじめ
ちゃんとお水も使わずにじっくり煮込み
甘さにはハニーと米あめにちょっとだけ
甜菜糖を入れてみたと。
だんだんやさしい味になってきたと言っている。
急遽、全粒粉のパンケーキを作ることにし
withコンポート&シナモンのトッピングでいただくことに。
見た目に派手さはないけれど、やわらかで
ほのかな甘さにホッとする。
甘さの種類が違うだけで気持ちまで変わってしまう。
甘さの種類と気持ち、行動や言動は繋がっているということだ。
いつもこんな風なやわらかな甘みのものだけを食べられて
ほんわかほっこりやさしい人でいたいものなのだが
なかなかいろいろムズカシイ。




ちぢみほうれん草とわかめのサラダ

2009-12-19 | 食べ物のこと
数年前に”ちぢみほうれん草” をはじめて買い
今まで見ていたほうれん草とは姿、色、形が違うので
驚いたが、お味の方はというと、これが
厚みがあり縮れた葉なのに柔らかくて
味がしっかりしているのに癖がなく、甘さがありおいしい。
冬の寒いこの時期になると店頭に登場する。
最近出回った新しいほうれん草かと思っていたら
もう30年も前からあった品種だそうで
葉っぱが縮れ、背も低く見栄えが悪く敬遠されたため
農家では自家用として作っていたのだそう。
因みに、"ちぢみほうれん草"と"寒じめほうれん草"は同じもののこと。
さっと湯がいておひたしやなべ物や
牡蠣とのグラタンなどにしていたが、無性にサラダが食べたくなり
わかめとほうれん草のサラダにしてみた。
ごま油をベースにゆずをたっぷり絞り入れ
ごまをトッピングしたちょっと韓国風な
おいしいシンプルサラダにできあがった。
2月ころまで売られるようなので
この時期ならではの甘さのある、ほうれん草のおいしさが
まだまだ味わえるということだ。