先月くらいから我が軽四号の補機ベルトが少しキュル
キュルと鳴きだしていたので張り具合をやっと調整した。
悪天候続きとやる気の無さで放置していたのだ。w
前日の夜に準備する。
下調べしたらジャキアップが必要だと分かった。
天気予報だと一日中曇りのはずが、朝から小雨や土砂降り
で不安定だ。
お昼過ぎには止んで青空も見えてきたのでいざ実行。
ワゴンR MH22Sはこんなことをしないと補機ベルトの
調整が出来ないらしく、実にめんどくさい設計だ。
エアコンのコンプレッサーのベルト調整はナンバープ
レートを外してバンパーの穴から手を差し込んで調整する。
まず下部の固定ボルトを緩める。
次にコンプレッサーのアジャスターの固定ボルトを
緩める
そして自由に動くようになったコンプレッサーのアジャ
スターボルトを締め込むとベルトの張りの強さが増す。
微調整なので約1/2回転~1回転程度(約1~2mm)の
増し締めでベルトが適度に張った。
最近のプロは周波数計を使ってベルトを弾いた時の値
をメーカー指定値にするみたいだ。
弦楽器の調律と同じだね。
次が当ブログの目玉作業。
動画サイトで幾人のベテラン達が調整方法などを紹介し
いるけれど、ベルトカバーを外す工程の話を見かけた
事がなく皆省略している。
このベルトカバーにあるプラグ4か所を外さないと
オルタネーターのベルト調整が出来ないのだ。
このためだけにジャキアップして右前タイヤを外した。
後ろ上に1か所ある。
前上にもある。
このプラグのロック部を引き出して解除してからプラグ
を外した。
年数が経った物は抜きにくくて壊れやすい。
先端のツメが割れてしまった。
買い置きの新品と交換する。
ベルトカバーを外した。
下から覗き込むとやっとオルタネーターの固定ボルト
が見えた。
これが固まってて厄介だった。
工具の柄に延長パイプを足してやっと緩めたよ。
調整は上から。
これも張り増しは少しだけ。
張りすぎは良くないけれどゆるみも良くない。
意外と難しい。
調整を終えたら緩めた固定ボルトを締めて、外した部品や
タイヤを元に戻して最終確認。
手探りで始めたから2時間もかかってしまったけれど、補機
ベルトの交換になった時に必要工具と手順が分かったので
ベルト交換の予行練習にピッタリな作業だったよ。
今回、この工具が必要だった。
最後にベルト鳴きが収まったか近所のスーパーまで聞き
耳を立てながらアイスを買いに出かけた。
噂のアップルパイバーを見つけた。
これは美味しい。
ベルト鳴きは収まって、珍しいアイスも食べられて良い
一日だった。