YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

ブレーキキャリパーの掃除

2017年07月23日 | YB125SP整備

今日は曇り空。
昨日の疲れから午後までのんびり休息をとっていたので
すっかり元気になった。
そして急にやる気が出た!
YB125SPのフロントブレーキのキャリパーの掃除をしたよ。
やり方はYBRの時と変わらず。

パッドとキャリパーサポーターを分離。

いつものように水に「洗濯洗剤」を溶かした濃いめの洗浄液を
作って掃除。

この方法が一番汚れが取れて、余計な油分も除去できるのだ。
キャリパーサポーターと共に掃除後、天日干し。

真夏はすぐに乾くので便利だな。w

キャリパー本体も掃除する。

色々なブラシを使って細部まで汚れを落とす。
水ですすいだ後、ウエスで水分を拭き取り、次の作業の準備。

買い置きしていた特価品のブレーキピストンプライヤーの出番。
事前に自転車のタイヤを切って先端のギザギザ部に接着しておいた。
キャリパーピストン内の壁が傷つくと、そこがサビて困る場合も
あるので一応保護策。

キャリパーピストンの内壁に入れて広げて回す。

ブラシ掃除の時に取り切れなかった汚れが表側に回るので、ウエス
やナイロンタワシなどで綺麗に拭き取る。

ブレーキレバーを3回だけ握ってブレーキピストンを出す。

ほら、奥に隠れて見えなかったスジ状の汚れを発見。
こうして全周にわたって掃除をした。
仕上げはウエスにシリコンオイルスプレーを軽く吹いてから、見え
ているピストンの表面を軽く拭く。

キャリパーサポーターシャフトを受ける穴の中も掃除。

綿棒が便利。

この頃になると濡れていたキャリパーサポーターも乾いてるので、
キャリパーと合体する準備。

シャフトに指定のリチュウムグリスを塗ってからキャリパーに
差し込む。

ブレーキパッドとキャリパーが接触する部分にブレーキパッド
グリスを塗る。

グリスはパッド面には絶対付かないように慎重に。

組み上がった時に細かい場所が接触するから、よく観察して
「薄く」塗れば良いのだ。

このままじゃパッドの隙間が狭くなってるので、ブレーキディスク
に入れにくい。

タイヤレバーかマイナスドライバーを差し込んで、テコの原理で
隙間を広げる。

締め忘れが無いように元通りに組み付ける。

仕上げは効きが固くなるまで「ブレーキレバー」を数回握る。
以上でフロントブレーキキャリパーの掃除は完了。

今回導入したブレーキピストンプライヤーのおかげで短時間で
掃除する事が出来た。
やはり道具は時間と苦労を少なくするので、うまくセール品でも
見つけた時に買い置きしておくと良いだろう。
柄が長くてロック付きの物が使いやすい。

作業が終わった途端にポツポツを雨が降ってきた。
ぎりぎりセーフな掃除だったよ。