歴史だより

東洋と西洋の歴史についてのエッセイ

≪2023年 わが家の稲作日誌≫

2023-12-31 18:30:03 | 稲作

【はじめに】


 「2023年 わが家の稲作日誌」として、今年の稲作の主な作業日程を振り返ってみたい。
今年はとりわけ夏が暑く、この高温障害が収穫に如実に現れた年であった。
収穫量が減少したことのみならず、カメムシによる斑点米も例年よりも多かった。
どのような天候の下での稲作であったのか、回顧しておくことにしたい。




執筆項目は次のようになる。


・【はじめに】
・【2023年の稲作行程・日程】
・【2023年の稲作の主な作業日程の写真】







【2023年の稲作行程・日程】


2023年の稲作行程・日程を箇条書きに書き出してみた。

・2023年2月1日(水) 晴 5℃(0~10℃)
  18:30~19:30 JAにて集落座談会
 後日、2月2日 JA資産相談センターより電話

・2023年3月1日(水) 晴 10℃(6~16℃)
  9:00~9:30 稲作の耕作依頼に伺う

・2023年4月3日(月) 晴 12℃(9~16℃)
  9:30~10:00 刈り払い機の混合油を購入 5リットル1430円
  10:00~10:30 そば畑(小作地)の状況確認

・2023年4月4日(火) 晴 17℃(11~21℃)
  9:00~10:00 そば畑の草刈り
  10:00~11:00 田の草刈り
    特に小道・小屋の周りにカラスノエンドウが30センチ以上に繁茂
    11:00の混合油が切れる
  11:00~11:30 自宅周辺、車庫のかしらの草刈り

・2023年4月24日(月) 曇 14℃(6~14℃)
  陽射しなく風があり、好都合な天気
  9:00~12:00 そば畑の草刈り
   最初の2時間は田の草刈り(特に畦の内側を念入りに)
   後の1時間はレーキで草寄せ

・2023年4月28日(金) 晴 21℃(13~24℃)
  9:00~10:00 果樹畑の草刈り
  10:00~11:00 田の草刈り続き 
  11:00~11:40 裏山のタケノコ取り(3本のうち2本は高い所に)

・2023年5月3日(水) 晴 20℃(12~24℃)
  8:50      委託者から電話(今日の夕方か明日畦ぬりをするとのこと)
  9:00~10:00 レーキで草寄せ(畦の上の草を田んぼの中に寄せる)
  10:00~11:00 鎌で畦の斜面の草取り

・2023年5月11日(木) 晴 20℃(8~21℃) 風さわやかに吹く
  9:00~11:00 田の草刈り(進入路と畦の横を中心に)
  11:00~11:30 草寄せと水路そうじ

・2023年5月13日(土) 雨 17℃(14~18℃) 風さわやかに吹く
  10:00~11:20 土地区画組合の監査
  11:30~11:50 田の水入れと溝の泥よけ(水路に石を置き、水量調整)
 ※5月20日過ぎ頃に田植えの予定(土地区画組合の総会26日の前に)

・2023年5月22日(月) 曇 22℃(14~23℃) 
  10:00~10:30 田んぼ 中切りしてある
  上下の田のち、下の田の水が減っており、30分間水入れ
  土嚢袋を2袋新調して、置いてくる

・2023年5月24日(水) 晴 21℃(13~22℃) 
  9:40~11:20  田の水入れ(特に下の田)
 ※前日、叔父の葬儀(11:00~16:30)

・2023年5月25日(木) 晴 21℃(15~25℃) 
  10:00~10:15 県土の職員と建設会社 そば畑の嵩上げ、水路の件で現地で確認
  10:20~10:50 下の田の水入れ

・2023年5月26日(金) 曇 20℃(16~25℃) 
  17:00~19:15 土地区画組合の総会
 ※総会後、明日10時頃から田植えをするとのこと

・2023年5月27日(土) 晴 28℃(17~29℃) むし暑い
  9:00~9:30  昼食の買い出し(寿司、総菜、唐揚げ、サラダ、柏餅)、届ける
  9:40~10:10 田の水調整
  10:20~11:50 田植え
【田植えの写真】


・2023年6月5日(月) 晴 26℃(17~28℃) 
  9:00~11:00  補植(特に下の田、北側の東~畳1枚分、上の田の北側)
   ※まだ苗が余る
    下の田に水をかなり入れる。上の田は真ん中あたりの土が出ている。
    下の田の西側が少し高く、水が行き渡らず

・2023年6月6日(火) 曇のち小雨 22℃(15~23℃) 
  9:00~10:30 畑の草刈り~途中から小雨が降ってくる
  10:30~12:00 田の草刈り(真ん中の畦の斜面と小道以外)
          上下の田の水を調整して入れる

・2023年6月7日(水) 晴 26℃(17~28℃) 
  9:30~11:00 上下の田の水入れ(5本ほど浮き稲を直す)

・2023年6月12日(月) 晴 27℃(19~27℃) 
  8:50~11:50 田の水入れ(特に下の田)
  9:00~9:40 春の耕作代金を支払いに行く 
  10:00~11:50 小作地の草刈り(後半30分はレーキで草寄せ)
  11:50~12:00すぎ 車庫のかしらの草刈り、破竹20本切る


・2023年6月15日(木) 曇 22℃(18~26℃)
  10:00~11:00 昨日雨だったのに、下の田のみ水不足

・2023年6月16日(金) 晴 25℃(17~27℃)
  17:30~19:30 田の水入れ(下の田乾いている)
  (18:30~19:00 土地区画組合の役員会)

・2023年6月18日(金) 曇 24℃(19~28℃)
  8:00~9:20 市の清掃活動

・2023年6月19日(月) 曇 25℃(18~26℃)
  9:30~11:30 第2回目の補植、下の田の水入れ
 ※今年の補植方針~秋の稲刈り(手刈りのこと)を考えて、田の端の列には植えないことにする。

・2023年6月20日(火) 晴 26℃(18~27℃)
  10:00~11:30 水入れ(特に下の田)

・2023年6月23日(金) 晴 26℃(20~27℃)
  10:00~11:00 水入れ(石で調整して帰る)
 (その間に、混合油(5ℓ、共立用刈り払い機)を買いに行く 1430円)
<注意>
 ・苗束を放置すると、イモチ病になるとのこと。
 ・中干しのとき雑草を抜いて回るのがよい(特にノビエとホタルイ)

・2023年6月26日(月) 雨ひどし 23℃(22~26℃)
  10:00~10:30 水を止める
 ※明日で田植えから1カ月、15に分げつしている株もある
  田の隅や畦の脇に雑草が生え始める

・2023年6月27日(火) 晴 29℃(23~32℃)暑い
  9:30~11:30 草刈り(共立、始動スイッチに注意)
   南側と真ん中の畦と小道(開始時は昨日の雨でまだ濡れていた)
   同時水入れ
・2023年6月29日(木) 曇 30℃(24~31℃)
  10:00~11:00 ホームセンターで草刈り鎌とさび止めスプレーを購入
   ➡草刈り鎌を田んぼの中の雑草で試す

・2023年7月5日(水) 雨 24℃(22~28℃)
  9:30~9:45 田の様子見
 ※7月3日 九州の熊本で線状降水帯が発生。水田にも被害あったそうだ。

・2023年7月7日(金) 曇 30℃(~℃)
  9:00~9:30 車庫のかしら 草刈り 蒸し暑く、風なく辛い
  9:30~11:30 田んぼの残り半分 草刈り
  (機械の進入路、北側と東側の畦と法面)

・2023年7月18日(火) 曇時々晴 31℃(25~34℃)
  10:30~11:00 田んぼの様子見

・2023年7月20日(木) 晴 28℃(23~29℃)
  11:00~11:30 田んぼの水入れ(水路の石で調整)
 ※中国地方 梅雨明けのニュース

・2023年7月23日(月) 晴 34℃(25~34℃)
  9:00~10:30 小作地A草刈り
 10:30~12:00 小作地B草刈り(混合油を車に積んでいて、入れ足す)

・2023年7月27日(木) 晴 34℃(25~34℃)
  10:30~11:00 田の水調整(下の田は水十分だが、上は乾いている)
  上の田に「クサネム(草合歓)」が生えている
 ※クサネムについて
・マメ科クサネム屬の一年草。
 学名:Aeschynomene indica L. 英名:indian jointvetch
・葉は羽状複葉で、和名も葉がネムノキに似ていることに由来する。
 ネムノキと同じように、暗くなると小葉を閉じるという。
【クサネムの写真】




・2023年8月2日(水) 晴 35℃(26~36℃)
  10:30~11:00 田の水入れ(特に下の田んぼ)

・2023年8月3日(木) 晴 36℃(26~37℃)
  9:00~11:30 猛暑の中、草刈り
 (途中、3回休憩~今までで一番辛く感じる、水筒のお茶、塩飴持参)


・2023年8月7日(月) 曇時々晴 32℃(27~32℃)
  9:00~12:00 田の草刈り、田の中の草取り(クサネム20本)
 ※昨日まで36~37℃のうだるような猛暑日

・2023年8月8日(月) 曇 34℃(28~35℃)
  10:30~11:00 田の様子見(上の田の一部が乾く)
 昨日の草刈りの草が水路につまっていたので除去

・2023年8月21日(月) 晴 34℃(26~34℃)
  9:20~10:20 JAにて水路管理会の払戻金の振込手続き
  11:00~11:30 田の様子見、ほぼ出穂終了(写真撮影)
【出穂の写真】


・2023年8月31日(木) 曇(午後雨) 30℃(25~33℃)
  9:30~10:00 田の様子見~生育順調か?
  ※畦の草が伸びてスゴイ勢い。ヒエ~上の田の南側の畦近くに。あとクサネム。

・2023年9月4日(月) 晴 30℃(25~31℃)
  9:00~12:00 草刈り(共立の刈払い機)小道と進入路は残る。
 ※刈り方を工夫~中央の畦は、田の方から畦に向けて、南側から刈り上げる。
         それから畦の上を刈る手順で。

・2023年9月13日(水) 晴 29℃(24~33℃)
  10:30~11:00 クサネム10本(特に上の田の北側)を鎌で刈る

・2023年9月19日(火) 晴 30℃(22~31℃)
  9:00~11:30 草刈り~小道と道路わきと北側の法面
 ※小道の先は、クズが道をおおう

・2023年9月29日(金) 晴 28℃(19~29℃)
  10:30~11:00 田の様子見~今週はずっと雨が降り、草刈りが不可。

・2023年10月2日(月) 晴 25℃(14~25℃)
  9:30~10:00 道路の脇と車庫のかしら 草刈り
  10:00~12:00 田んぼの中央の畦、東側・南側の畦 草刈り
 ※特に中央の畦には、メヒシバが繁茂

・2023年10月9日(月) 晴 25℃(14~25℃)
  7:50 委託者に稲刈りの件で電話~明日は雨なので、明後日は会合があるので、
   10月12日(木)~14日(土)の3日間のうちに稲刈りを予定

・2023年10月11日(水) 晴 21℃(14~22℃)
  8:30~10:30 地区の企業説明会(9:00~9:30 事務局長の説明)
 14:00~17:00 田の四隅を手刈りと雑草抜き(クサムネとヒエ)
 ※上の田の小屋の陰となっている一区画は、生育が悪い(日照不足)

・2023年10月12日(木) 晴 22℃(12~23℃)
  9:30~11:30 草刈り~畦の内側(特に中央の畦)と草寄せ 

・2023年10月13日(金) 晴 21℃(13~22℃)
  9:00~9:40 お昼の寿司、惣菜、お菓子などを買い出し
  10:00~11:00 四隅の手刈りをもう少し(特に上の田の北側)
  11:00~12:15 コンバインにて稲刈り
  ※16日(月)ではなく、17日(火)か18日(水)にお米の搬入予定
   だいたい、夏の高温のため、去年よりも収穫量が少ない傾向にあるとのこと

<手刈りの注意点>
・正方形でなく長方形に刈る
・とくに上の田の北側、ブロック壁のあるところ
・下の田の小屋の隅

【稲刈りの写真】



・2023年10月16日(月) 晴 21℃(13~24℃)
  9:30~11:00 米の冷蔵庫の掃除(水タンクが満杯であった)

・2023年10月18日(月) 晴 17℃(12~25℃)
  9:10~9:50 お米の搬入 11袋と20キロ
<去年よりも収穫量少なかった理由>
・夏の高温障害、お盆の頃の出穂期に雨が降り続いたこと、9月の日照不足か?
・クサネムの雑草が多かった。

・2023年10月19日(木) 晴 23℃(15~25℃)
  9:30~10:00 新米の端数20キロを精米に行く

・2023年10月24日(火) 晴 20℃(11~22℃)
  17:20 電話で秋の耕作代を尋ねる 

・2023年10月25日(水) 晴 18℃(11~23℃)
  9:00~9:40 秋の耕作代の支払い クズ米代 

・2023年11月1日(水) 晴 19℃(15~24℃)
  9:20~10:15 父親の知り合いに新米5キロを届ける 




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