電影フリークス ~映画のブログ~

電影とは、映画のこと。その映画を一緒に楽しみましょう。

カンフー・エグゼキューショナー『生死邊縁』

2011-09-28 00:00:00 | その他・研究

ビリー・チョン主演のバイオレンス・アクションムービー。当時はアメリカでも評判が良かったみたいですが香港でのタイトルは『手指拗出』と、ちょっとなじみの無い響きになっています(下の記事参照)。実際の タイトル『生死〜』の方が断然馴染みがありますね。

ところで、ビリー・チョンの恒生(エターナル・フィルム)作品はどれもクオリティが高くて良質のカンフー映画が揃っています。(ビリーだけでよくもこれだけの作品を次々と制作できたなぁと思います)これらの作品を一気に流して見るととても見応えがあります。『生死~』もいきなりのっけから共演者のカール・スコットの演舞も格好いいですね。 これはどうしてなのかと考えると、邵氏で助監督として育った林展偉が『武状元』で監督デビューを果たし、この人も詳細不明ながら70年代後半には実力を発揮して来ていたんですね。

本編は陳星が刑務所から脱走するシーンからはじまります。陳星が逃走するシーンだと初期の『蕩寇灘』なども思い出されますね。
その陳星も76年頃の『跳灰』などではイメージがかなり変わっていました。
ただこのカンフーエグゼの陳星を見ているとちょうど『蕩寇灘』のころのイメージにまた戻っています。ちょっと不思議な感覚に見舞われてしまいました。これはどうしてなんでしょうね。
江島のおっさんはビリー主演の恒生作品にはなくてはならない(?)存在で大方レギュラー出演、しっかり『生死邊縁』にも参加しています。江島の登場でより楽しくなってきます。いろいろなところで楽しませてくれますね、彼は(笑。


当時の記事

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