大宰帥大伴卿上京之後沙弥満誓贈卿歌二首
真十鏡 見不飽君尓 所贈哉 旦夕尓 左備乍将居
まそ鏡 見飽かぬ君に 後れてや 朝夕(あしたゆふへ)に さびつつ居(を)らむ
太宰帥・大伴(旅人)卿が上京した後、沙彌滿誓が(大伴)卿に贈る歌二首
「“まそ鏡”私が憧れる大伴旅人卿。(旅人卿は上京され)私は(大宰府に)残りました。(私は)朝な夕なに、寂しく過ごしています」
真十鏡 見不飽君尓 所贈哉 旦夕尓 左備乍将居
まそ鏡 見飽かぬ君に 後れてや 朝夕(あしたゆふへ)に さびつつ居(を)らむ
太宰帥・大伴(旅人)卿が上京した後、沙彌滿誓が(大伴)卿に贈る歌二首
「“まそ鏡”私が憧れる大伴旅人卿。(旅人卿は上京され)私は(大宰府に)残りました。(私は)朝な夕なに、寂しく過ごしています」