棹壮鹿之 来立鳴野之 秋芽子者 露霜負而 落去之物乎
さを鹿の 来立(きた)ち鳴く野の 秋萩は 露霜負ひて 散りにしものを
右二首文忌寸馬養
天平十年戊寅秋八月廿日
「“さを鹿の”(牡鹿が)来て立って鳴く野原の、秋のハギは、露や霜に打たれて、散ってしまったよ」
右二首は、文忌寸馬養(ふみのいみきうまかい)
天平10年(西暦738年)年・戊寅・秋・8月20日
さを鹿の 来立(きた)ち鳴く野の 秋萩は 露霜負ひて 散りにしものを
右二首文忌寸馬養
天平十年戊寅秋八月廿日
「“さを鹿の”(牡鹿が)来て立って鳴く野原の、秋のハギは、露や霜に打たれて、散ってしまったよ」
右二首は、文忌寸馬養(ふみのいみきうまかい)
天平10年(西暦738年)年・戊寅・秋・8月20日