賀茂女王贈大伴宿祢三依歌一首 （故左大臣長屋王之女也）
筑紫船 未毛不来者 豫 荒振公乎 見之悲左
筑紫船 いまだも来ねば あらかじめ 荒ぶる君を 見るが悲しさ
賀茂女王が、大伴宿祢三依に贈れる歌一首（（賀茂女王は）故・左大臣長屋王の娘である）
「筑紫行きの船が、まだ（港に）到着していないのに。すでに、気持ちが荒んでいるあなたを、見るのが悲しいです」
●神亀５年（西暦７２８年）頃の作とされる
筑紫船 未毛不来者 豫 荒振公乎 見之悲左
筑紫船 いまだも来ねば あらかじめ 荒ぶる君を 見るが悲しさ
賀茂女王が、大伴宿祢三依に贈れる歌一首（（賀茂女王は）故・左大臣長屋王の娘である）
「筑紫行きの船が、まだ（港に）到着していないのに。すでに、気持ちが荒んでいるあなたを、見るのが悲しいです」
●神亀５年（西暦７２８年）頃の作とされる