之加乃白水郎之 燒塩煙 風乎疾 立者不上 山尓軽引
志賀の海人の 塩焼く煙(けぶり) 風をいたみ 立ちは上(のぼ)らず 山にたなびく
右件歌者古集中出
「志賀島の漁師が、藻塩焼きをしたときの煙が、海風が強いせいで(まっすぐに)立ち昇らず、山のほうに棚引いている」
右の件(くだん)の歌は、古集の中に出る
志賀の海人の 塩焼く煙(けぶり) 風をいたみ 立ちは上(のぼ)らず 山にたなびく
右件歌者古集中出
「志賀島の漁師が、藻塩焼きをしたときの煙が、海風が強いせいで(まっすぐに)立ち昇らず、山のほうに棚引いている」
右の件(くだん)の歌は、古集の中に出る