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らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

Aleksandr Konstantinovich Glazunov(1865~1936)Vol.4

2011年04月05日 23時50分01秒 | クァルテット
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 続き・・・・。

 その後のA.K.グラズノフは神童として、F.リストや何と言っても自身アマチュア奏者(Vn・Va・Pfなどを演奏したらしい)の豪商~ベリャーエフの庇護の元、その才能を更に開花させて、管弦楽曲:悲歌『英雄の思い出に』 Op.8、性格的組曲 Op.9、交響詩『ステンカ・ラージン』 Op.13(唯一の交響詩)、弦楽四重奏曲 第2番 ヘ長調 Op.10などを次々と作曲しました。

 才能ある若者が、世界的に権威ある先輩から認められて、音楽家への理解ある豪商をスポンサーにつけて、意気揚々と怖い物知らずの時期に作曲されたのが、山形Qの第39回定期演奏会で演奏します「弦楽四重奏のための5つのノヴェレッテ Op.15」でございます。1886年の事でした。

 その後のA.K.グラズノフの人生を少しだけ書いてしまうと、作曲の壁にぶち当たったり、世間から古くさい作曲家だと評価されたり、亡命して寂しい人生を送ったりと、大変な苦難が待ち構えています。もちろん悪いことだけではなくて、良いことも待っていますが。

 まだ純粋に、自分の若き才能に疑いを持たずに作曲した「弦楽四重奏のための5つのノヴェレッテ Op.15」の作品については、また次の機会に。

 Vol.5に続く・・・。

 

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