残暑お見舞い申し上げます。

　立秋を過ぎても相変わらず外は猛暑。熱中症には気をつけたいところです。我々はほとんど屋内での活動なので、冷たい飲み物ばかり飲んでいると冷房病になったり、体の節々が痛くなったり調節が難しいです。暑い暑いと言っていても朝晩はかなり涼しくなってきました。田んぼも稲穂が出てきました。今年はカメムシが大量発生だそうで（冬の雪の量が心配です）、稲の病気も心配らしいです。ふと気づくと近所の林檎もまるまる大きくなって色づいているものもあります。リンゴ好きとしては楽しみです。
　　　　　

　一昨日いわきで行われた山形Qの演奏会でハイドンの「蛙」を演奏しました。会場の草野心平記念文学館には「蛙」にちなんだ絵本やおもちゃなどたくさん展示してあって、「カエラ～」なる言葉も知る事が出来ました。「蛙」を好きな方がいるのですね。そういえば蛙のぬいぐるみをたくさん所有していた人をテレビで見た事がありましたっけ。静かなブ～ムなんですね。家の庭には沢山の蛙が棲息しています。窓に張り付き害虫を駆除してくれるので助かっています。この暑さで、日中はどこかに行ってますが、夜になるともぞもぞ沢山出てきます。
　　　　　

　今日怖々と本番の録音を聴きました。本番終了直後だと演奏家は批判的な耳でしか自分たちの演奏を聴く事が出来ないので、自分達で評価は客観的には出来ません。「これで良し！」なんて思える演奏家がいるとするならば、超人ですね。笑。「あ～!!あ-すれば良かった。ここはこうじゃなくちゃ！」などの気持ちがなければ、更なる成長は無いわけですから。自分で自分の演奏に満足したり合格をあげる事は一生出来そうにはありません。もう終わった事は過去になったわけですから、上手く忘れる事も同時に大切な事です。