ホールは、日常の煩わしさから逃れ、その時間だけ舞台上のパフォーマンスに心奪われる場所でもあります。
客席の座りやすさや、舞台上の見えやすさ・使いやすさ、ライティング、空調、演者のための舞台裏などたくさん重要な事があります。
外からホールに入ってきた時に、日常から最初に離れるロビーというのも重要な場所かもしれません。
東京にいた頃、サントリーホールやカザルスホールなど、聴衆として訪問するときは自分も高級な大人の場所に来たように思えました。
その気分を演出する一つとして、ホール美術があるのですが、作者の名前プレートがあるような絵や彫刻だけではなく、壁のちょっとした装飾だったりも一役買っている気がするのです。
酒田市の希望ホールのロビーライトにあるちょっとした塑像は、一つ一つがとてもかわいいですね。
ホールを訪れる度に、うろちょろして見にいっちゃいます。
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