とうとうきたか夏の厳しさ・・・・。
とにかく暑いI日でした。
明日、いよいよ山形弦楽四重奏団 第88回定期演奏会が予定されています。「88」という事は、山形Qも米寿を迎えるようなものです。年に4つ年とっていますが。
弦楽四重奏の団体というのは、世界中を回って、大手レコード会社と契約して・・というのは完全に過去のことになっていて、ここ最近は極端に言えば、特に若手のコンクール経歴のためのジャンルになっているようで、コンクールで入賞してもメンバーはさっさと辞めて代わってしまい、団体名は残っても、コンクールを取ったのは違うメンバーの時なんて話は、ごまんとあります。
それだけ弦楽四重奏団という団体は継続が難しいのでしょう。
私達が、ここまで長く活動できたのは、お客さまとサポートしていただいている方々、そして何よりこのジャンルが好きだというメンバーの意欲に他なりません。(最近は弦楽四重奏団というのは名ばかりでメンバー3人ですが)。
さて、山形Qのお送りしているW.A.モーツァルトのオペラシリーズも小松崎恭子さんと一緒に三作目です。
「コジ・ファン・トゥッテ」「魔笛」に続き、今回は「後宮からの誘拐」です。編曲はJ.ヴェントによるフルート四重奏版です。
今回の「後宮〜」の楽譜は、以前、楽譜を制作しないと演奏できないというブログを書いた時に、岩手県のSさんが、(以前出版されていたもののコピーを)わざわざ製本して送っていただいたものです。約束で、山形Qの名前で盲導犬協会に寄付させていただきましたが、とてもありがたいお話でした。
明日の演奏会は頑張りますので、是非!!
やまがた県民ホールのスタジオI に18時45分(開場18時)よりお待ちしています。