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ダークナイト ライジング

2012-08-15 10:25:37 | 映画



今年一番の話題作といえば、どう考えても『アベンジャーズ』になるんだろうなあと思っていたら、アメリカではこちらと甲乙付け難いとか。
公開直前に銃乱射事件とかもあったよね。
そんな『ダークナイト ライジング』はバットマンの映画です。
バットマンといえばアメリカの国民的ヒーローだしね。
あっ、それは『アベンジャーズ』も一緒か。

何はともあれ『バットマンビギンズ』『ダークナイト』に続く、バットマン3部作の最後を飾る完結編になります。
ちなみに私はまだ前2作を観てなかったので、この機会に観ましたよ。

『バットマン ビギンズ』は主人公ブルース・ウェインの幼少時から成人してバットマンになっていくまでを描いていて、日本では渡辺謙さんが出演して話題になりました。
そしてその第2部が『ダークナイト』で、こちらはヒース・レジャー演じるジョーカーも話題になりました。
最後に「自分はヒーローなんかじゃないんだ」といって罪をかぶって去って行くバットマンに、ほんとに切ない気持ちになる。
ダークナイトというのは、バットマンのそんな悲しい気持ちが込められているんだ。
なにが悲しいって、幼なじみのレイチェル・ドーズへの想いも、ものすごくつらいものだし。

と、そんな想いを抱きつつ最終章『ダークナイト ライジング』を観に行ったのです。
「ぜったいこっちの女の方が良いって・・・」って思いながら観てたり、あっ、アン・ハサウェイのキャットウーマンのことです。
そして最後のアルノ川の場面では、うれしかった。
ようやくブルース・ウェインも幸せになれたんだってさ。

はたして女性がこの映画を見て、どんな感想を持つものか、非常に興味深い所ではあります。
そんな悲しい男心が、この3部作を通じてのテーマなのかもしれない。

是非、前2作を予習してこの作品を観に行ってください。
複雑な男心が理解できると思いますよ。