いま帰ってきて、買ってきたマックのポテトと、今年初めて作ったベランダで取れたミントのモヒートをやってるところ。
『殺人鬼フジコの衝動』を観てきたのです。
もうね、この何ヶ月か必死に言ってきたもどかしい想いは、つまりこういうことなんだっていうのが凝縮された舞台だった笑。
原作は私も読んだことがありましたが、けっこう有名な、本屋大賞だかを取った小説だったじゃないですか。
こういう舞台ってたくさん書割とか作ってさ、さあどうぞ、あなたの演技で作り上げてくださいみたいなパターンになることが多いんだけど、これは違った。
そうじゃなくて、ほんとにすべてが計算されてというか、数学的に作られていて、みながちゃんと自分の仕事をすれば舞台として出来上がる仕組みになってる。
でもその中で一人だけ、平嶋夏海さんだけは違いましたよ。
なんかプラスアルファが課せられてた笑。
もうね〜。
3期すげえわ。
いつか小嶋菜月さんとか、永尾まりやさんもこんな立派な女優さんになるのかなあなんて、思いながら観ておりましたとさ。
ほんと、こういうのこそ観て欲しいと思う。
そしたら絶対に得るものがあるはずだ。
すごい大きなホールで、ビックネームな演出家作でビックネームな共演者でそのブランドにおぼれるのではなくて、こういうすごい舞台もあるんだからさ。
これはけっこう再演をしてるみたいなんだけど、それぞれ演者によってそれぞれのファンが毎回見に来るわけじゃないですか。
毎回初見の客が来て、毎回感嘆して帰って行くという・・・これはね、制作の人たちが終演後に、ドヤ顔でオレたちが作ったんですよって言う権利はあると思うんだ笑。
そんなこんなで、ものすごい重い舞台だったのですが、楽しい夜になりました。
レリゴーを、何オクターブの声で歌うより、情感をたっぷり込めて夢見るシャンソン人形を歌うことがどれだけむずかしいか。
これも、この10年くらい言ってきてるんだけど、説明が下手だから全く理解されてなくて笑。
順位とかもけっこうですが、こういうことを目標にして欲しいと思いましたとさ。
あっ、まずい、平嶋夏海さんはAKB48の初期メンバー1期生だった。
いま間違いに気がついた。
なんか3期生っぽいよね。
良い意味でだけどさ。
はっはっはっは。
はっはっはっは。
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