ゴールデンウィークの真っ最中の5月5日、横浜のベイシェラトンのラウンジで『The Duets』の二人が歌うというので行ってきました。
千葉県住みの私にとって、横浜はかなり遠いです。
ホテルのラウンジに行ったら、絶対にお酒が飲みたくなるし・・・ということで宿泊することにして、かくして私のGW唯一の旅行の始まりです。
楽しみは、初めて聴くThe Duetsと、barのカクテル。
夕方に横浜駅近くの吉村家でラーメンを食べて、予定時間の午後7時をちょっと過ぎた頃にスカイビューラウンジに行くと、ジャック・パーガンさんがピアノを弾いておりました。
そして私は最初のカクテル、ジンフィズで、しゅわしゅわ口の中をさっぱりに。
二人の歌と演奏は、午後7時から11時の間に休憩を挟んで4回おこなわれます。
45分showをして25分休憩を4回やるって感じかな。
初めはどんなもんだろうと、緊張気味だった空気も、2杯目のマルガリータを飲む頃には段々ほぐれてきたようです。
そして徐々に辺りの景色も見えてきます。
ベイビューというだけあって、港町横浜を一望する夜景が目の前に広がっていて、なんと2回目の途中には宮苑晶子さんの『月のワルツ』を聴きながら、八景島の花火が目の前に。
すかさず私はテキーラサンライズを注文します。
オレンジの爽やかさよりも、テキーラのテキーラっぽさに酔うといった感じ。
そして3回目くらいの回から、客のリクエストが入り始めたんです。
福山雅治さんの『桜坂』とか尾崎豊とか。
でもね、そこで考えました。
もし自分が家で飲んでたとして、音楽が聴きたくなったからって福山雅治とか尾崎豊のCDは探さないなと。
だけど、全く突拍子もない曲をリクエストしても歌ってもらえないだろうし。
そのとき私のカクテルはミモザになってたかな。
シャンパンとオレンジジュースのカクテル。
他のテーブルでモエを開けてるの見てたら飲みたくなって。
今思えばその黄色続きのカクテルのせいだったかもしれない。
それに晶子さんがchanceの時は大変だったけど、今は楽勝みたいなことをfacebookに書いていたのも思い出して笑、リクエストするだけしてみようということになったのです。
トークでジャックさんがブラジルの方だと言っていたし、それじゃあとばかりに私がリクエストしたのはボサノバの『イパネマの娘』。
そして、残念ながら「ちょっと無理です」とそのリクエストは通らず(T_T)
でもね、そのとき気がついたんです。
自分の想い描いているイメージは、他の人に対するものだって。
それを晶子さんに求めるのはダメなんだって。
残念ながらchanceというグループは終わってしまったけど、晶子さんは新しい道を歩き始めていて、それはそれで素晴らしい道なんだと。
最後のカクテルは、マティーニのベルモット多め。
ベイビューでの4時間、ラウンジのソファに座ってThe DuetsのLIVEを聴きながら、私の心は、いろいろな時のいろいろな場所をめぐっていろいろな人に逢いにいって、ほんとに有意義な旅になりました。
また明日から頑張れる、いや、頑張ろう!!
そう思えるひと時になりました。