レイトショーで観て、映画が終わったのが23時頃だったかな。
客席から出口に向かう間にもニヤニヤしてしまうというか。
これは映画だけど、おもいっきりテレビの話で、そしてニヤニヤしているおっさんにしてみれば、10代の子とかがこれを観たらどう思うんだろうなあというのも興味津々なところだ。
ホイチョイプロダクション制作のようなバブル臭があって、ヘラヘラと軽薄すぎる制作スタッフ。
しかしながらスポ根映画みたいに青臭い部分もあって、最後の方にちょっとだけあるお決まりのえっちなシーンみたいな笑。
一番ひどかったのは藤原さんの長回しのシーン。
あれは笑った。
あの間をうまく説明できないけど、いかにもPON的というか笑。
ほんとうにOKシーンを使っているのかなって思うよね。
観終わった後ほんと笑いが止まらなくて、出口に向かう途中思わずまわりを見回してしまいましたとさ。
いや、他の人もそうかなと思って。
そしたら、そんなのは私だけでしたけどね笑。
昔TVの世界にいたこういう人たちって、いまどうしているんだろうってすごく思います。
みんなえらくなって、局長になったり関連会社のお偉方になったり。
そういう人たちが制作の現場からいなくなってしまったから、いまのTVの低迷があるんじゃないかってすごく思っていて、でもたまにこういうモノもあるということは、ただ時代から求められなくなってしまったのかなとも思ったり。
放送と制作を分離すれば、偉大なディレクターはクソ電通の接待なんかじゃなくて、いつまでも制作現場でいいものを作り続けてくれるんじゃないかとおもったんだけどねー。
あっ、そういえばこの映画、電通が制作だった笑。
そして劇場を出た後に、トリックの最新作はいつになるのかなあと、思わずにはいられない今日この頃なのでした。