実は公開してすぐこの映画観ました。
テレビドラマ『ガリレオ』の最終回が月曜日に放送されて、次の月曜日に観たんだったかな。
私は『ガリレオ』というドラマは好きでした。
ドラマが始まるだいぶ前、飛行機の中で読もうと思って、東野圭吾さんの『ガリレオ』という本を買って搭乗したんです。
読み始めてみるとそれは短編推理小説だったんだけど、まさにアガサクリスティよりも古いんじゃないかっていうくらい本格推理オンリーの短編小説だったんで、ちょっと辟易したのを憶えている。
だからね、はじめドラマ化されるっていうのを聞いたときに、つまらないんじゃないかって思ったんだ。
事件が起こって、そこに仕組まれたトリックを物理学者がまさに物理的に解いていくという無機質な話しばっかりだったからさ。
でも、ドラマでは実に巧妙にキャラ設定がされていて、まったく別のドラマになっていた。
ネットなんかでは、原作と全然違うなんていう批判もあったけど、原作と全然違うから面白かったって思うんだけどな。
そして『真夏の方程式』の舞台は夏!!そして海!!
イイ意味で期待は裏切られません。
やっぱり夏っていうと、基本は『スタンドバイミー』じゃないですか。
そんな甘酸っぱくもある映画になってるよ。
湯川教授の服装が段々ラフになっていくのも面白いですね。
とっても夏がいっぱいな映画で、観終わった後にスティーブン・キングが読みたくなること請け合いです笑。
夏の間に観てくださいね。