映画や舞台を観ました。

映画や舞台を観た記録です。

真夏の方程式

2013-07-09 21:00:31 | 映画


実は公開してすぐこの映画観ました。
テレビドラマ『ガリレオ』の最終回が月曜日に放送されて、次の月曜日に観たんだったかな。

私は『ガリレオ』というドラマは好きでした。
ドラマが始まるだいぶ前、飛行機の中で読もうと思って、東野圭吾さんの『ガリレオ』という本を買って搭乗したんです。
読み始めてみるとそれは短編推理小説だったんだけど、まさにアガサクリスティよりも古いんじゃないかっていうくらい本格推理オンリーの短編小説だったんで、ちょっと辟易したのを憶えている。

だからね、はじめドラマ化されるっていうのを聞いたときに、つまらないんじゃないかって思ったんだ。
事件が起こって、そこに仕組まれたトリックを物理学者がまさに物理的に解いていくという無機質な話しばっかりだったからさ。
でも、ドラマでは実に巧妙にキャラ設定がされていて、まったく別のドラマになっていた。

ネットなんかでは、原作と全然違うなんていう批判もあったけど、原作と全然違うから面白かったって思うんだけどな。

そして『真夏の方程式』の舞台は夏!!そして海!!
イイ意味で期待は裏切られません。
やっぱり夏っていうと、基本は『スタンドバイミー』じゃないですか。
そんな甘酸っぱくもある映画になってるよ。

湯川教授の服装が段々ラフになっていくのも面白いですね。

とっても夏がいっぱいな映画で、観終わった後にスティーブン・キングが読みたくなること請け合いです笑。
夏の間に観てくださいね。


アフター・アース

2013-07-09 13:46:19 | 映画



オブリビオンに次いでまたまたSFの映画を観ました。
『アフター・アース』です。

優秀な戦士である父親と、まだ戦士になれないトレーニング中の子供。
・・・というと、日本でいえば『巨人の星』のようなスポ根ものを思い浮かべてしまいます。

そこまでスポ根ではありませんが、父親は厳格で優秀な戦士なんだけど、戦争に明け暮れて家を留守にしがち。
英雄である父親を持ちながらも、自身はまだ研修生で戦士には昇格できず、父親へのあこがれと反発という相反する感情を持つ思春期の子供。

父親が戦いから帰還すると、子供は年に一度の昇格試験に落第していて、そのことを問いただそうとするも、反抗して聞く耳を持たない。
父親は、自分が家庭をおざなりにしていたことにも原因があるだろうと。
だから家庭を取り戻すために引退を決意するんだけど、最後の任務に子供を同行することにするんだ。

そこで宇宙船が不時着して事件が起こると。
そういう映画です笑。

この映画の監督はM・ナイト・シャマラン。
彼の作品というと『エアベンダー』なんかが記憶に新しいかも。
そして『シックスセンス』もそうなんだけど、子供が主人公の異世界物が多いかもしれないですね。
私は嫌いではないですが笑、ただ、SFというと、登場人物が限られた数人だけで、後は全部CGみたいな感じになるじゃないですか。

それがちょっと。

逆に閉塞感を感じるんだよね。
そんなこんなの『アフター・アース』でした。