舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

★ろまんちっく村・新クラス★

2009-06-06 23:44:14 | ダンス話&スタジオM
本日より、ろまんちっく村にて「ミヤ・ヒーリングスクール」主催のフラ講座が始まりました
広告や広報などでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。レッスンは隔週の土曜日、12時半からローズハット(旧フラワードーム)にて行われます。

一回目となった今日は宇都宮市の行事でローズハットが空いていなかったため、レストランなどのあるエリアのカフェ「ママトルタ」のスペースをお借りしてレッスンしました。
とっても大勢の方にお集まりいただき、ありがとうございました
ろまんちっく村の方も色々とサポートしてくださって、本当にお世話になりましたです

実はろまんちっく村の前に鹿沼でも新サークルの第一回目レッスンに出てきたばかりでした。
(こちらの方はどの程度一般の方にお知らせしていいか分らないので、発起人の方に了承が得られたらこのブログでも詳細を公表していこうと思ってます。)
ともかく、その鹿沼のサークルも午後のろまんちっく村の講座も、まったく経験の無い方がとても多いように見受けられました。

でも大丈夫。無問題です。完全なる新人さんでも、運動神経に全然自信のない方でも、フラを始めるにあたって何ら支障はありません。
むしろ、何の先入観も無い分、まっさらな状態で始めやすいかもしれませんよ。

すべての習い事がそうであるように、フラも最初の第一歩が非常に大切です。
そこでどんなことを経験したかによって、その後に積み重ねられるものがまるで変ってきます。

私達の重要な責務のひとつは、そういうまっさらな新人さんに先ずフラの楽しさを知っていただき、続いて(そしてこれが最も大切なことですが)正しく見る目を養っていただくことだと思っています。

何か正しいかを知るプロセスは、同時にフラの難しさを知る過程ともなります。この段階で高い壁を前に挫折しそうになることもあるかもしれません。
でも、もし目の前に高い壁が見えたからといって焦ることはないのです。ひとたび正しいものを見極める目さえ持てば、もう決して道を違えることはないのですから。

...なんて、私が書くとどうしてこういう求道者的な物言いになってしまうのでしょう(笑)。
現物の私のキャラとすっごいかけ離れてますよね。つーか、このブログでしか私を知らない方がいらっしゃったとすれば、私に対して壮絶に異なる想像図を描かせてしまっていそうなのが怖いです。
ま、これだけ蛙が散見しているチャラけた文面を見りゃ、誰も私をストイックな求道者だなんて美しく曲解してはいらっしゃらないと思いますが.....。

平たくいえば、最初は難しいと思うかもしれないけれど、気長に楽しんでいれば大丈夫ってことですね。
フラは正しくやろうとすると思いがけず奥の深い踊りです。でも最初の一歩さえ正しく踏み出せば、あとは腰や膝を不必要に痛めることも無く、健康を増進しながら美しい踊り方が身に付いていきますので、早急に「私は才能が無いんだ!!」と断じず、気長にのんびり楽しむことが上達のコツなのです。

それを言ったら私自身、20年かそこら「自分には才能が無い」と固く信じて踊ってきましたからね。
とはいえ、だったらやめたくなるかといえば、案外そうでもないものです。むしろ才能が無いと思うからこそ、向上の余地が無限に見つかり、20年以上の長きにわたって上達していく楽しみを感じつづけていられたのでしょう。

未だに自分が完成に至ったとは到底思えない私ですが、自分自身が発展途上だからこそ共有できる向上の楽しさを、できるかぎり生徒さん達にお伝えしていければと思っています。

★藤原町フラ講座★

2009-06-05 23:56:31 | ダンス話&スタジオM
昨日、藤原公民館のフラ教室・第1回目が開講されました

こちらは日光市藤原公民館が主催する「健康教室」のひとつで、8月まで毎週(全10回)、午後7時より藤原公民館の2階で開催されます。
水曜と木曜に交互に開催されます。つまり、今週が昨日=木曜日だったので、来週は水曜日となります。
何故こんな変則的な開催になってしまったかというと、我々のスケジュールにはもはや毎週同じ時間帯に空いてるところが無いのです...

ややこしいスケジュールになっちゃって、ごめんなさい
紛らわしい上に「水(木)曜日しか無理」という方には特に申し訳ないです。
でもその分、この講座でやる曲は4小節ずつ進む曲にしまして、前回やったものをしっかりおさらいしていく方向で進めたいと思っております。
だから、どちらかの曜日しか来られない方も無問題ですよ

というわけで。
藤原町のフラ講座は2回目以降からご参加いただいてもオッケーです
というのも、講座は会議室をぶち抜いて行われますので、スペースはまだまだたっぷり。もう少し人数が増えても大丈夫そうなのです。
さらに前述のとおり、おさらいを丁寧にしていく予定ですので、途中参加でもご安心くださいね。

次回の講座は6月10日(水)に行われます。
ご興味のある方は藤原公民館0288-76-1200までお問い合わせください。
ちなみに、藤原地区以外にお住まいの方でもご参加いただけます

ワークショップ天国

2009-06-04 23:06:27 | ダンス話&スタジオM
一昨日の記事でも少しご紹介した、白樺湖ハワイアンフェスティバルでのワークショップのお話です。

「ワークショップ」とは、一回限り(または回数限定)で開催されるスペシャルレッスンのことです。
今回の白樺湖では、ゲストとして招聘されたお二人の先生のワークショップが開催されました。
画像はそのうちのお一人、レイ・フォンセカさんです。

レイ・フォンセカさんといえば、人間国宝ジョージ・ナオペ師のお弟子さんで、メリーモナークにも初期から幾度となく出場しているベテランのクムフラです。
とりわけアウアナは昔から曲も衣装もエレガントなセンスをお持ちで、マミちゃんにとって是非一度師事したい先生の一人でした。

今回レイ・フォンセカさんに教えていただいた曲は、20世紀の希代のダンサーと言われるイオラニ・ルアヒネさんと縁の深い曲でした。
そしてそのイオラニさん、何を隠そう我々のフラの系図とも深い繋がりのある方なのです!!!

イオラニ・ルアヒネというダンサーは、マミちゃんのクム・ルカ&ルイス・カレイキの師であるヘンリー・パさんと同窓生に当たります。
つまり血縁関係に例えるなら、マミちゃんから見ると大叔母さんにあたるというわけです。
ワークショップで「イオラニ・ルアヒネ」の名を聞いた瞬間、「どっかで聞いた絶対聞いた!!」と思ったら、たんに有名なダンサーだからではなく、フラの系図でお見かけしていたんですねぇ。

ちなみにこの系図はフラレアが出してる「フラ事典2」に載っています。哀しいことに日本人フラダンサーのほとんどが知らない「ルカ・カレイキ」の名をようやく見つけることが出来た嬉しさで、彼女の属する系図を舐めるように読んでおいたのです。
それによるとアンティ・ルカは単なるクムではなく「フラ・マスター」(前述のジョージ・ナオペ師など特に優れたクムにのみ与えられる称号)の一人であり、「イララオレ系図」と呼ばれるラインに属しているのだとか。
実はジョージ・ナオペ師もこのイララオレ系図に含まれているのですが、師は他の系図とも交わっているため(フラの系図は必ずしも直系とは限りません)、我々とはだいぶ異なるスタイルになっていったわけですね。

むぅ、図とか書かないで説明するともの凄くややこしいぞ。
ともかく、レイ・フォンセカさんと我々は、遥か遠いところで共通のルーツを持っていると結論づけることが出来ます。


そんな我々にとって縁深い曲を習えたことは、もちろん非常に有意義で貴重な経験だったのですが。
それでも敢えて言いたい。ワークショップの真髄は振り付けを覚えることにあらずと。

我々はなかなかこういう一回限りのワークショップに参加する機会が少ないのですが、その少ない経験を顧みても、「明らかに振り付け目当てで来ている人」がおそろしく多いのです。
きょくたんな例で言うと、今回のワークショップをマミちゃんの隣で受けていた人など、ほぼ一切踊らずにひたすら振り付けをメモに取ることだけを続けていました。

...そういう人って何なのだろう。どこかの先生なんでしょうか。
もし、そうやってメモだけ取ってきた振り付けを右から左に教えているんだとしたら、それは料理も出来ない人が電子レンジでチンした料理を出すレストランをやっているようなものです。
しかし悲しむべきことに、料理のうまいまずいを解する人に比べ、ダンスのうまいまずいが分る人は世の中にあまりにも少ない。だからこそそういうおそろしい人も先生などをやっていられるのでしょう....ゾ~~~~~。

怪談はさておき、振り付けをメモるだけではワークショップの醍醐味は味わえません。
ハッキリ言って振り付けなど右から入って左から抜けてしまっていいのです。珍しい先生に習える貴重な機会に、その先生の踊り方の魅力や、教え方の違いなどを堪能するのが正しいワークショップの活用法です。

流石勉強好きの主宰者のもとに集まった皆さんなだけあって、うちの生徒さん達も今回のワークショップをそういう方向で非常に楽しんでくださったようです。
「皆で受けるワークショップって楽しいね!」という声も聞きました。

また是非生徒さん達と一緒にワークショップを受けてみたいものですな

メレフラ@白樺湖

2009-06-03 02:16:07 | ダンス話&スタジオM
白樺湖ハワイアンフェスティバルでは、一日目のショー終了後にメレフラタイムもありました。
ショーの後ってことは要するに9時半とか10時頃からの話です。メレフラはそこから11時まで行われ、お昼から始まったイベントだというのに、決して少なくない方達が最後まで参加し続けていたのですから、皆さんのフラ愛の強さを感じます。
我らがスタジオMのメンバーもほとんど全員が最後まで付き合ってくださいました

そんなメレフラの模様がこちらの画像です。生徒さんが持って来てくださった写真を携帯カメラで撮ったものなので不鮮明になっちゃいましたが、うちのメンバーがけっこう楽しそうにステージ上で踊ってる様子をお伝えできると思います。

つーか、背後の看板、いい味出し過ぎ。

...写真を見れば見るほど、なにもよりによってそんな演歌歌手が地方巡業で健康ランドに来た時みたいなベタな看板提げなくても.....と突っ込みたい思いが強く沸き上がってまいりますが、まぁこの過剰に分りやすい看板のおかげで数年後にこの写真を見てもいつのイベントだったか一目瞭然なわけですから、いちがいにダサイと斬り捨てることもありませんね。

ともかく、メレフラタイムは参加者が思い思いにリクエスト曲の音源を持ち寄ってかけてもらいます。
わりかしメジャーな曲がかかった時は、ほとんどの参加者が踊りに参加したりして、そうすると当然のことですが各教室によって踊りが違うのがよく分ります。
踊りが違うと言っても、フラはあくまでも歌詞に合わせて踊るものですので、表現方法は違えどだいたい同じ意味を同じタイミングで示していることが多く、そこらへんを見比べるのもまた一興でした。
ここがうちのイベントでのメレフラタイムとの大きな違いですね。皆で同じ振りを踊り、知らない人同士が一体化できる内輪のメレフラも楽しいですが、いろんな人がいろんなことをやってるメレフラもまた別の楽しさがありました。

宴もたけなわになってくると、偶然「ひとつのグループしか踊れない曲」がチラホラ混ざり始めます。
そういう時は俄にプチ発表会となり、後のグループは観客に回って歓声を贈ります。

我々も当初は「あんましマニアックなのじゃ悪いし...」とベタ曲ばかりリクエストしていたのですが、最後に我々も一曲は好きなのを踊らせてもらいたいと思い、こないだの骨髄バンクで踊ったそうとうマイナーな曲をかけていただきました。
すると他のグループの皆さんがなんと手拍子で見守ってくださり、踊り終わったら喝采を贈っていただいて、そんな方達の心の広さと和気藹々とした雰囲気に癒されたのでした

白樺湖ハワイアンフェスティバル

2009-06-02 02:25:13 | ダンス話&スタジオM
昨日深夜(日付の上ではもう一昨日ですが)、長野県は白樺湖より無事戻ってまいりました~

今回我々が参加したのは「白樺湖ハワイアンフェスティバル」。全国津々浦々から愛好家の皆さんが集結し、発表会ありワークショップありの盛り沢山なイベントです。

実は初めてこのイベントのお誘いが来たのはもうずいぶん前でした。
しかし、いつも骨髄バンクなど他の大イベントと重なってしまい、なかなか参加の機会が巡ってこなかったのです。
今回は珍しく骨髄バンク終了の翌週が開催日だったので、とりあえずお試しということで、我々二人およびスケジュールの合ったスタジオの生徒さんたち総勢13人で参加することとなりました。

13人はこのイベントにおいて決して大所帯ではありませんが、非常に特異と思われる点がひとつあります。
それはオプションのワークショップに全員参加したことです。
しかも、普通だったら1クラスしか受けないところを、これまた自主的に2クラス掛け持ち受講しちゃったんですねぇ。

これは決して強制参加にしたわけではありません(そもそもうちのスタジオの辞書に「強制」って文字とか無いから)。生徒さん達に希望を聞いていったら、フト気づくと全員参加になってたのです。
おそらくは主宰者の尋常ならざるレッスン好きに起因する出席率だったんだと思います。

というよりね。世の中の皆さん、レッスンを受けなさすぎです!!
1,000人近い参加者と聞いていたわりに、オプションのレッスンに参加した人の数は本当に少ないように感じられました。
勿体ないなぁ。せっかくハワイの先生のワークショップが受けられる貴重なチャンスなのに。
もしかしてワークショップは振り付けを仕入れるためのものに過ぎないと思っている人が多いのかな...?

少なくとも我々はそういう目的で誰かのレッスンを受けたことはここ何十年もありません。
振り付けなどその場で忘れたっていいのです。その先生のフィーリングとか、自分に無いエッセンスを学び、なおかつ自らの見る目を鍛えることが大切なのです。

もちろん、生徒さん達の踊りに責任をもつ身として、迂闊な先生のレッスンを勧めるわけにはいきません。
その点、今回のワークショップの先生は、長いキャリアと確りした系統をお持ちの方(人間国宝アンクル・ジョージ・ナオペの直弟子さんです)なので、我々のフラツリーと系統こそ違えどきっと学ぶものがあると思い、安心して生徒さん達におすすめすることが出来ました。
流石レッスンフェチの主宰者の生徒さんだけあって、うちの皆さんは今回のワークショップを楽しんでいただけたようで、とてもうれしかったです。

もうひとつうれしかったのが、発表タイムの我々の踊りを他の参加者の方達がもの凄く褒めてくださったことです!!!
確かに、壇上で踊っている間から、客席の皆さんが(知らない方ばかりなのに)とても熱心に観てくださっているのが伝わり、終わった時に盛大な拍手をいただいたのも分りました。
でも、まさか別の格好に着替えてからも多くの方に「とても良かったわ!!」などと声をかけていただくとは思わなんだ!!!
つーか、なんで服装が違うのに分るの!? やっぱり顔が濃いから!?!?
しかも、声をかけていただいたのは我々だけではなく、うちの生徒さん達もいろんなところでお褒めにあずかったそうです。

いやぁ、恐悦至極に存じまするな。なんたって今回の発表は、いくら骨髄バンクで踊ったとはいえ今回の白樺湖イベント用のリハーサルが出来たのはたったの一回だけで、それも全員が集まることは出来なかったため、フルメンバーで踊るのはぶっつけ本番だったのです。
それでも人様に恥じない演技が出来たのは、うれしいとしかいいようがありません。

ちなみにこのイベント、晴天なら外の特設ステージで踊る予定だったようですが、当時はあいにくの雨で急遽室内のステージで踊ることになりました。
でも、室内の方が照明効果が上がるし、何より私個人的には繊細な動きまで見える近距離のステージの方が好きなので、却って雨になってくれてよかったです


今回のイベントはなかなか充実した内容で面白かったため、スケジュールの調整がついて生徒さん達の賛同が得られれば、今回出られなかった方や、もっと多くのクラスの生徒さん達も一緒に参加できたら良いなと思います。
おっと、その前に9月のスタジオM発表会も、これに負けないくらい楽しい企画にしなくちゃですよね。


ところで今回の心残りが二つあります。
ひとつは温泉に入れなかったこと。露天風呂に入りたい一心で水着まで持参したけれど、あんのじょう温泉に入る暇など皆無でした。なんたってお土産屋さんを覗く暇すらなかったからなぁ。

そして、やっぱり暇に見放されていたため、ホテルのわきにあった展望台行きのリフトに乗れなかったことが、二つ目にして最大の心残りでした。
これがスキー場にある脚がブラブラするリフトをさらにちっちゃく(ちゃっちく?)したような代物で、そのオモチャっぽさが強く私の心を掴み、どうしても乗りたいと思いつめながらついに叶いませんでした。

がっかり......。むぅ、温泉とリフトのためだけに、いつかもう一回白樺湖に行こうかしら。
バスの運転手さんが道を間違えたりすると、往復で12時間以上かかるけどなっ。ま、次は道を間違えない運転手さんであることを祈りましょう(笑)。

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